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その先ってなんだろうか
今日は初めて、書類に「令和」と書いた。
携帯で打つ文字の変換予測には、まだすぐ「令和」の文字は出てこない。
令和って書く前に、たくさん平成を書いておこうと思う。
何も無い日だった。
何気なくSNSを見ていた今日
ひとつの訃報を目にした。
平成が終わると分かってからか
数々の同じような情報を目にした気がする。
桜を見ながら、
ああ、また来年も君たちは生きるんだよな、なんて思った。
儚くてもまた生まれ、周りに美しいと言われている
永遠なんてないはずなのに、途切れても生まれ変わりや向こうの世界、来世のことを考えたりする。
こうして新たな時代になるのも生まれ変わりなのだろうか。
令和になった瞬間も、その時何かが騒ぎ上がるだけで、きっと何も無かったかのように日々はすぎていく
もうストレートに言ってしまえば、
死にたくないよなあ。
時々沸きあがる恐怖、今日は心の奥底のずーっと見えない暗い部分に抑えしまっておこう。
死のその先ってなんだろうか。
せめて平成のうちは精一杯生きような、自分。
2019.4.8