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拾った春は必然。


今年の桜は八分咲き、咲いては散ってを繰り返す。

同じ時期に咲き生きることなく、互いに出会わず終わりを告げる花々がいる。


何故か今日、私は桜を見下ろしていた。



私は出会った。
手に取り触れた小さな春は微かに笑っているように見えた。
見上げるとまだ、八分咲きの桜は踊っている。



今日こうして小さい春と過ごした少しの時間も
きっと必然的なことだったのだと思う。

少し特別な 月初め日曜のこと。


2019.4.7

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