見出し画像

ぬるいくらいがちょうど良かった


110円のミルクティー
財布に貯まった10円玉を消費したかったのに
1枚だけ足りなかった

休日の大学



平日の五月蝿さも、土曜日になると消える
気に入っているトレンチコートも邪魔だなと思ってしまう季節になった


考えれば考えるほどわからなくて
見れば見るほど鬱陶しい
私の残してきたものは、たくさんありつつも
足すか掛けるかしてしまえば圧縮されてしまう気がする

中途半端だった。



そんな半端なぬるさが、私にとっては心地よくて
そのぬるい境地をふわふわと行ったり来たりして
気づけば時代も私も境を完全に超えなければいけないところまできてしまっていた


この丁度良い温度のままではもう息ができなくなる


らしい。


2019.4.20

#写真 #コラム #エッセイ #小説 #日記 #平成カウントダウン