見出し画像

【遊戯王】M∀LICE 構築・展開ルート考察メモ

こんにちは!はじめまして!
神魔ポトフと申します!
この度はnoteをご覧頂き、ありがとうございます!

今回は8/24に発売された新弾『デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ』に収録される新テーマ『M∀LICE』についての考察記事となります。
良ければ最後まで読んでいって下さい!

※あくまで個人的な考察メモとしての側面が強いため、ご了承ください。


◎新テーマ『M∀LICE』

『M∀LICE』は、新しく追加された闇属性サイバース族のテーマであり、除外を駆使して展開を行うのが特徴となっています。

レベル3で統一された3体の下級モンスターは共通効果として、除外された場合に300LPを払ってssできる効果を持っています。
これによって『M∀LICE』は、サイバース族テーマでありながらアトラクター等を採用できるという珍しいテーマとなっています。

また、3種類存在するLモンスターは、8/24の実装時点でリンク3のみとなっています。
Lモンスターも下級と同様に除外された場合にssできる効果を持っていますが、払うLPが900に増えている代わりに追加で固有効果が発動するようになっています。
『M∀LICE』モンスターはいずれも召喚条件や効果に種族の縛りが付かないので、リトルナイトを用いて除外することで展開を伸ばしたり、アポロウーサでニビルケアを行う等、サイバース族テーマであるにも関わらず比較的自由度の高い展開を行うことが可能です。

また、もう1つ特徴的なのが『M∀LICE』罠カードです。
3枚存在する罠カードは共通効果として、コストとして『M∀LICE』モンスターを除外することでセットしたターンに発動できる効果を持っています。
上述の通り、『M∀LICE』は除外することでssされるため、能動的にモンスターの共通効果を起動しつつ更に罠の効果で展開を伸ばすことができるようになっています。

このように、『M∀LICE』は他のサイバース族テーマにはない独自の強みを持ちつつ、サイバース汎用を利用して展開を行うこともできるポテンシャルの高いデッキだと言えると思います。
今後、カードプールが増えることによる更なる強化も期待できるテーマなので、今のうちから触る価値のあるテーマかなと考えています!

◎『M∀LICE』カード解説

次に、『デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ』に収録されるカードをそれぞれ解説していきたいと思います。

◇下級モンスター

M∀LICE<P>Dormouse

現状一番強い1枚初動のカードです。
語る必要がないぐらい分かりやすい初動なので、問答無用で3枚必須なカードだと思います。

①は起動効果で、デッキから『M∀LICE』モンスターを除外することができ、そのまま除外したモンスターを共通効果でssすることが可能です。
基本的にはこの効果でホワイトラビットをssし、罠をセットすることで展開を伸ばしていきます。
また、おまけで付いている攻撃力を600アップする効果も強く、この効果が適用されることによってワンキルが簡単になるのは勿論、クリプターの攻撃力を最大で6200まで底上げすることも可能となります。

※9/12追記:上記の場合、クリプターの攻撃力は5600になるみたいです…(ドーマウスの効果はフィールドで適用する効果だから、攻撃力を倍の5000にしてssされた後に追加で600上がるのだと思われます)。
上の情報は間違っているため、訂正させていただきます。

②の効果は『M∀LICE』Lモンスターに効果破壊耐性を付与することができますが、現状この効果のために下級を残す必要性を感じないため、意識して起動するほどの効果でもないかなと思ってます。
クリプターのリンクマーカーが横に向いてたら変わってたかもしれないんですが…。

③の効果は共通効果で、除外された場合に300LPを払うことで除外からssする効果です。
上記にも示した通り、展開の起点となる優秀な効果で、この効果のおかげで封印の黄金櫃が初動札兼貫通札として使えたり、アトラクター下でも展開を行うことが可能となっています。

・M∀LICE<P>WhiteRabbit

1枚初動その2です。
ただし、ドーマウスに比べると展開が伸ばしづらく、誘発の貫通もしづらくなっている点には注意が必要です。
後述する通り、相手ターンにも展開するカードであるため、基本は3枚採用するカードだと思います。

①の効果はns、ss時にデッキから『M∀LICE』罠をセットすることが出来る効果で、主にTB11やGWC06をセットすることで展開を伸ばすことができます。
またそれだけではなく、相手ターンにこのカードをssすることで、妨害札となるMTP07をセットすることも可能であるため、非常に強力なカードといえます。

②の効果は『M∀LICE』Lモンスターの戦闘で受けるダメージを0にするというものですが、ドーマウス以上に使える場面が限られるためあまり意識する必要は無いかなと思っています。

③は共通効果です。
この効果を用いることで相手ターンにもssできるので、対象に取らない除外という強力な除去効果を比較的簡単に用意することができます。

・M∀LICE<P>CheshireCat

他の下級2枚と違い、単体では初動になれません。
そのため、1〜2枚の採用で分かれるかなと思います。
最低限1枚は展開で使用するため必要であり、できればデッキからリクルートしたいカードなため、個人的には2枚採用したいのですが、マイニングで墓地に落とす等素引きした場合のケア手段も一応あるので、1枚でもなんとかなるかもしれません。

①は起動効果で、手札から『M∀LICE』カードを除外することで2ドローすることができる効果となっています。
初動で通れば非常に強力なのですが、うららも泡影も効く効果である他、無効にされてしまうと手札から『M∀LICE』カードを除外することすらできないため、完全に止まってしまう危険性が高いです。
展開途中で余った『M∀LICE』カードを除外して2ドローを行う動きの方が非常に強力なため、そちらのプランを取った方が良いかと思います。

②の効果は『M∀LICE』Lモンスターが戦闘で破壊した相手モンスターが除外されるようになる効果を付与するものです。
他の2つに比べると、墓地に送りたくないモンスターを除外して効果の起動を妨げることができたりするので有用な効果だと思います。
ただ、最も火力を出せる、攻撃力が倍になったクリプターのリンク先にチェシャキャットを出すのはほぼ不可能なため、イマイチ噛み合ってない効果でもあります…。

③は共通効果です。
余談ですが、後述するTB11でリクルートしたこのカードは効果を発動できなくなっているため、1度リンク素材として墓地に送って、その後③効果でssすることによって効果を使えるようにする必要があります。

◇Lモンスター

・M∀LICE<Q>RED RANSOM

『M∀LICE』におけるエンジン的役割を果たすカードです。
このモンスターを経由するだけでかなりのアドが取れるため基本的に一番最初に出しにいきます。
また、サーチできるカードの対象が『魔法カード』となっているため、今後魔法カードが出る度に間接的に強化を受けることになり、将来性も高いです。

①の効果はss時に『M∀LICE』魔法カードを手札に加える効果です。
ls時ではなくss時にサーチできるため、相手ターンにssされてもサーチで次ターンのリソースを確保することができます。
『M∀LICE』の展開でサーチを挟むのはこの一度だけであり、現在サーチできる唯一のカードであるフィールド魔法を素引きした時点でこの効果が止まっても全く問題にならなくなるため、テーマ全体としてドロール&ロックバードに強いという特徴があります。
また、この特徴を逆手に取り、Gやフワロスといった致命的な誘発を受けた際にドロバで無理矢理突破するといった動きを取ることが可能となっていて、これもこのテーマの強いポイントだと思います。

②の効果は相手モンスターの攻守を入れ替える効果となっています。
デッキによっては非常に刺さる効果となるため悪くない効果だと思うのですが、ワンキルを決めてくる対面として主に考えられる天盃に対してあまり刺さらないのが残念かなという印象です。

③の効果は除外された場合にLP900を払ってssし、その後デッキからサイバース族モンスターを1枚除外する効果です。
ドットスケーパーをデッキから除外して展開を更に伸ばすのが主となります。
このカードを除外することでサイバース族モンスターを2体盤面に供給できることから、ニビルを受けた後でも後述のフィールド魔法を使ってこのカードを除外し、サイバース族2体でメイジを作ることによって貫通することが可能だったりします。

・M∀LICE<Q>WHITE BINDER

後から発表された1枚であるこのカードも上に同じく、『M∀LICE』におけるエンジン的役割を果たしているカードです。
このカードの登場により構築が根本から変わったというレベルで、便利な効果を複数持っています。
基本的な展開では、このカードの効果で上記のランサム等を除外し、展開を伸ばすのが強いです。
展開札、相手ターン蘇生による妨害及び妨害の追加、リソースの確保及び回収等、様々な役割をこなすことのできるキーカードの1枚です。

①の効果はss時にお互いの墓地のカードを3枚まで対象に取って除外する効果です。
これも先程と同じようにss時に発動する効果であるため、蘇生したり除外から帰還した場合でも発動します。
相手の墓地に触って妨害することは勿論、自分の墓地に存在する『M∀LICE』モンスターを除外することで共通効果を起動することができるため痒いところに手が届く効果となっています。

②の効果はデッキ・墓地から『M∀LICE』罠をセットする効果であり、この効果でGWCをセットしておき、相手ターンにバインダーを蘇生する動きが一番簡単かつ妨害を立てやすいという点で強いです。
また、墓地からセットできる点も強力で、先攻展開である程度エクストラを使ってしまうテーマであるにも関わらず、数ターン程度ならテーマ内ギミックでリソースを回して戦うことができるようになっています。

③の効果は上に同じく、除外された場合に900LPを払ってssした後、更に1ドローが付いてくるというものになります。
『M∀LICE』は自由枠が多く、手札誘発を多く積めるデッキであることからドローの価値が高いため、シンプルですが非常に強力な効果だと思います。

・M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER

一番最初にイラストが公開された『M∀LICE』カードであり、パッケージにも書かれているこのテーマのエースモンスターです。
他のLモンスターと違い、モンスター3体を素材に要求するため少々出しづらいですが、効果は他のテーマの除去効果と比べても最強クラスのものを持っています。

①の効果はフリチェでフィールドのカードを対象に取らずに除外することのできる効果です。
対象に取らずに除外する効果というだけで既に強力ですがこの効果はクリプターのリンク先にモンスターが存在する場合、発動と効果が無効化されなくなります。
また、この効果は自分フィールドのカードも除外することができるため、自身を除外することで②の効果を起動する等、色々な使い道が存在します。

②の効果は除外された場合に900LP払ってssした後、自身の攻撃力を倍にする効果です。
ライフカットに使えるのは勿論、ドーマウスの攻撃力を600上げる効果が起動した後に②の効果でssすると、攻撃力が6200となり、攻撃力が倍になったトライデントドラギオン等よりも攻撃力が高くなり、生き残る可能性が上がります。

※9/12追記:ドーマウスの解説にも記載しましたが、クリプターの攻撃力は最大で5600となります。
そのため、天盃はこれだけじゃ止まりません…
また、この効果の発動後に泡影などの無効系誘発を撃たれた場合、攻撃力は元の数値に戻るそうです。
エルドリッチみたいに無効になっても維持されたらよかったんですけどね…

そのため、後述するフィールド魔法の攻撃誘導も含めると、壁としては優秀なカードでしょう。

◇魔法カード

M∀LICE IN UNDERGROUND

現状唯一の魔法カードです。
ランサムの効果でサーチする先であり、かつ1枚初動となっています。
このカードが素引きできていれば誘発の貫通等も行えるため、3枚の採用が必須であると考えています。

①の効果は、発動時の効果処理で、手札・デッキ・墓地から『M∀LICE』モンスターを除外することができる効果です。
このカードが初動札にも、貫通札にも、展開札にもなる非常に重要な効果で、このカードの役目はこの効果を発動した時点でほぼ終了します…。

②の効果は起動できれば一気にライフを取れるでしょうが、かかる手間と消えるリソースに効果が釣り合ってないのでわざわざ狙う必要は無いかなと思っています。

③の効果は攻撃誘導効果で、これは比較的実用性があります。
戦闘から他カード(アポロウーサ、リトルナイト等)を守ることができるため相手はバトルで妨害を削るという手段が取りづらくなります。
なおこのカード、サーチによってほぼ毎ターン貼られる上に墓地→除外→デッキと経由してランサムでサーチして…という形で無限に回せるため破壊してもほとんど意味がありません。

◇罠カード

・M∀LICE<C>TB-11

テーマ解説でも紹介した通り、『M∀LICE』罠カードはフィールド上の『M∀LICE』モンスターを除外するのをコストとして、セットしたターンにも発動することができます。
これは下記に紹介する残り2つの罠にも共通の効果があり、この効果を利用することでヴェーラー泡影等を避けながら展開することも可能です。
また、これら罠カードの存在によって魔法罠ゾーンへのカードのセットが全てブラフになる点も強みといえるでしょう。

①の効果は、デッキから『M∀LICE』モンスター1体をssする効果です。
大体の展開で使用するため必須カードです。
この効果でssしたモンスターは効果が発動できませんが、一度墓地や除外を経由して再度ssすることで問題なく効果を使用することができます。
条件を満たしている場合『M∀LICE』Lモンスターをssする事もできるようになりますが、蘇生制限も満たせず効果も無効になってssされるため、使い所はあまり無いと思います…。

・M∀LICE<C>GWC-06

2枚目の『M∀LICE』罠カードです。
他のカードと違い、初動に対する泡影等の誘発をケアするカードにはなれません。
しかし、相手ターンにこのカードの効果でバインダーを蘇生することで妨害を増やす関係上、必須カードとなっています。

①の効果は墓地・除外から『M∀LICE』モンスター1体をssする効果です。
対象に取らず、効果も無効にせず、リンクモンスターも蘇生できるため汎用性が非常に高いです。
また、この効果を発動した後に『M∀LICE』Lモンスターがフィールドに存在する場合、ssしたモンスターの攻撃力分LPを回復する効果も付属しています。
LPをゴリゴリ削って展開する『M∀LICE』にとって、1000〜2000程度回復できるこの効果はありがたいです。

・M∀LICE<C>MTP-07

3枚目の『M∀LICE』罠カードです。
このカードは展開に使うことはあまりありませんが、妨害として使用するためこれも必須カードとなります。

①の効果はデッキから『M∀LICE』モンスターをサーチする効果です。
主に後ろに付随する効果のおまけとしてサーチがついてくると思った方がいいです。
この効果のせいでうららで止まるようになってしまっているのが残念ですが、リソースを回復しながら後続を確保できるとも言えるため一長一短だと思います。
後ろに付随する効果とは、発動時、『M∀LICE』Lモンスターがフィールド上に存在する場合、フィールドのカード1枚を対象に取らず除外する効果です。
非常に強い除去効果であり、なおかつディメンション・アトラクター下であっても簡単に用意できる妨害となります。
自分フィールドのカードも除外できることは、一応覚えておくといいかもしれません。

◎相性のいいカード

◇各種サイバース汎用

『M∀LICE』はサイバース族で統一されたテーマであるため、当然ながらサイバース汎用カードの恩恵を受けることができます。
中でも『ドットスケーパー』はほぼ必須なカードとなっており、展開に不可欠なものとなっています。
他にも、展開や妨害に使用できる『コード・オブ・ソウル』や『パラレルエクシード』、サイバースの展開で多様される『スプラッシュ・メイジ』等リンクモンスター、着地点として使用される各種『ファイアウォール・ドラゴン』等、様々なカードが採用されます。
また、『プロテクトコード・トーカー』を採用している場合『GWC-06』以外に『M∀LICE』Lモンスターを除外する手段が確保できます。
ただ、出した場合妨害数が減る可能性が高い点には注意が必要です。

◇深淵の獣

墓地の『M∀LICE』モンスターの除外することで展開をアシストすることができます。
『M∀LICE』モンスター+『深淵の獣』でニビルを貫通して展開することができ、対面次第では手札誘発としても機能するため採用の価値は高めだと思っています。

◇次元の裂け目、ディメンション・アトラクター

対面次第では1枚でゲームエンド級の強さがあります。
サイバース族テーマは基本的にディメンション・アトラクターが重いのですが、『M∀LICE』は除外されるとssされるためある程度展開することが可能です。
ただし、ディメンション・アトラクター適用下では妥協展開になってしまうため、サイドデッキに入れるくらいが良いのではないかと考えています。

◇S:Pリトルナイト

汎用カードとしてほとんどのでデッキ入っていますが、ま『M∀LICE』においては展開札としても活躍してくれます。
ls時の効果を使い、墓地に存在する『M∀LICE』モンスターを除外することで『M∀LICE』Lモンスターに繋げることが可能なためです。
そこそこの頻度で使用するため、覚えておくといいでしょう。

◇群雄割拠、スキルドレイン

『M∀LICE』にはドローする効果が多く存在し、また自由枠も多いため、群雄割拠やスキルドレインのような永続罠を採用することが可能となります。
特にスキルドレインは、クリプターが『オルターガイスト・プロトコル』と同様の効果外テキストを持っているため、スキルドレイン適用下でも無効化されずに除外効果を発動することができ、相性が良いです。

◇闇の誘惑(9/4追記)

手札のM∀LICEを除外してssしつつ、2ドローできるカードです。
手札によっては展開ルートが歪んでしまう場合があるため、慣れないうちは扱いが難しいかもしれませんが、慣れてくると誘発や貫通札を引き込みつつ展開を通しにいける点が強く感じました。
また、このカードを採用する場合は、被った手札誘発をnsして展開に繋げられるように転生炎獣アルミラージを採用するのも良いかと思います。

◎デッキ解説

◇マッチ戦(9/19追記)

9/2時点で考えている『M∀LICE』の構築です。

1枚初動がマイニング等のサーチ札含めて15枚、手札誘発を深淵の獣含めて18枚確保してあり、なおかつコード・オブ・ソウルor深淵の獣を合わせ引きすることによってニビルを貫通して展開できるようにしています。
なお、パラレルエクシードを採用した場合ニビルを貫通できるようにしながら最大限の妨害を立てることが可能となり、個人的は結構評価が高いのですが、今回は抜いて初動率や誘発の枚数を優先しています。
 
またG、フワロス受けのためにドロバを採用しています。
展開の通してサーチするカードがアンダーグラウンドのみなので、ドロバ適用下でも『M∀LICE』は問題なく展開することが可能なため、十分実用的なラインだと考えています。

エクストラについては、後述する展開ルートで使用するカードの他、泡影ケアや汎用的に使えるリンク1としてリングリボー、Gを貫通するためのリンク・スパイダー、Gの止まりどころとしてマスカレーナ、返しのターンでキルを取りにいきやすくするためのトランスコード・トーカー、アクセスコード・トーカーを採用しました。

サイドデッキは、対面次第でゲームエンド級のパワーがあるアトラクターと4枚目以降のGになるマルチャミー・フワロス、先攻で開くと強いスキルドレインがほぼ確定で、残りが自由枠という形で考えています。


9/18に開催されていた公認で2連続全勝した構築です。
以前の構築と比べて大きく異なる点は、霊王の波動がメインから抜けて代わりにパラレルエクシードが投入されている点です。

M∀LICE対策としてアーティファクト-ロンギヌスやカオスハンターのサイド採用が増加しており、これらを貫通して最低限妨害を残すにはパラエクが必要であるため、メインデッキの構築を大幅に変更する必要がありました。
霊王の波動については、刺さる対面には強いものの環境トップのライゼオルにあまり刺さらないという弱点があるため、サイドからの採用に変更しています。

また、もう1つ異なる点として、スモール・ワールドの採用が挙げられます。
全てのカードがほぼ全てのカードに変換可能になるように構築しているため、ある程度柔軟な動きが可能となりました。
マイニングや誘惑に比べて手札にモンスターが必要となる点は重いですが、深淵の獣やうらら、ドロバといった、他カードではサーチできないカードをサーチできるのが強みです。

エクストラについては以前の構築と変化はありません。
最近ではトランスコード・トーカーを採用しない構築が増えていましたが、パラエクを採用した場合トランスコードが必要となる場面が多くなるため採用しています。
自由枠は変わらずリンク・スパイダーを採用しています。
実際にリンク・スパイダーがあることでニビルを貫通できた試合もあるため僕はこのままでいいと思っています。
他の採用候補はメレオロジック・アグリゲーター、転生炎獣アルミラージあたりになるかと思います。
コード・オブ・ソウルを抜く場合は、クリプターが抜けて代わりにアグリゲーターがほぼ必須になります。
アルミラージは誘発を召喚してサイバースに変換できますが、欲しい場面が限定的なため不採用としています。

スモワのサーチルートやサイドプラン等、詳しい解説をするとかなり長くなる予感がしたため、後日改めて別の記事に書くことを予定しています。
気になった方は是非そちらもご覧下さい!

◇シングル戦(9/4追記)

9/4に開催された公認(1デュエル戦)にて使用したデッキレシピです。
マッチ戦に比べるとニビルを受ける可能性が低くなっていると思うので、リンクスパイダーを抜いてゼロヴォロスを入れた形となっています。
ただ、アルミラージの採用等、まだ調整は必要かなと感じました。

メインデッキについてはかなり感触が良かったです。
環境が進みライゼオルがかなり増えてきた中で、インパルスがあまり刺さらないという場面が増えてきたように感じたので1枚減らして闇の誘惑に変更してみています。
闇の誘惑の触り心地がかなり良く、初動として展開に関与してくれながら誘発を引き込めるのが便利でした。

◎展開ルート解説

ここからは、『M∀LICE』で使う展開ルートを基本編、応用編に分けて解説します。

※長くなってしまうためここからは伝わる範囲で略称を多用して説明します。ご了承ください。

◇基本編

・ドーマウス1枚初動

ドーマウスns、efホワイトラビットを除外
→ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss
→ホワイトラビットef、TB11をセット
→ドーマウスを除外してTB11発動、デッキからチェシャキャットss
→ドーマウスef、LPを300払い除外からss
→ホワイトラビット1体でデコーダーls
→ドーマウス、チェシャキャット、デコーダーの3体でランサムls
→ランサムef、アンダーグラウンドサーチ、デコーダーef墓地から蘇生
→ランサムとデコーダーの2体でウーサls
→アンダーグラウンド発動、ランサムを除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパーを除外
→スケーパーef、除外からss
→ランサムとスケーパーの2体でメイジls
→メイジefチェシャキャットを蘇生
→メイジとチェシャキャットの2体でバインダーls、efチェシャキャットを除外
→チェシャキャットef、LPを300払い、除外からss
→バインダーef、GWC06をセット
→バインダーとチェシャキャットの2体でファイアウォールls
:相手ターン
GWC06発動、バインダーを蘇生、efランサムとホワイトラビットを除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、『M∀LICE』モンスターを除外、ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efMTP07をセット

上記の展開で、2ウーサ+ファイアウォール+MTP07の計3妨害(ウーサ算で4妨害)となります。
使うタイミングを調整すればバインダーで相手の墓地に触ることも可能なので4妨害(5妨害)ともいえます。
ネオテン+ファイアウォールを構える展開もあるのですが、無効系誘発を受けた際に完全に止まってしまう可能性があるため基本はこの展開を使うつもりです。

・ホワイトラビット1枚初動

ホワイトラビットns、efTB11セット
→ホワイトラビット除外してTB11発動、ドーマウスss
→ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss
→ホワイトラビット1体でリングリボーls
→リングリボーとドーマウスの2体でリトルナイトls、efドーマウスを除外
→ドーマウスef、LPを300払い除外からss
→ドーマウスef、チェシャキャットを除外
→チェシャキャットef、LPを300払い除外からss
→リトルナイトとドーマウスの2体でランサムls、efアンダーグラウンドサーチ
→ランサムとチェシャキャットの2体でメイジls
→メイジef、チェシャキャットを蘇生
→メイジとチェシャキャットでバインダーls、efランサムを除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパー除外
→スケーパーef、除外からss
→バインダーef、GWC06セット
→スケーパー1体でデコーダーls
→バインダーとデコーダーでファイアウォールls
→デコーダーef、墓地から蘇生
→アンダーグラウンド発動、バインダーを除外
→バインダーef、LPを900払い除外からssし1ドロー
→バインダー、ランサム、デコーダーでネオテンls
→ネオテンef、ディセーブルム墓地に送る
:相手ターン
GWC06発動、バインダーを蘇生、efランサムとホワイトラビットを除外→ランサムef、LPを900払い除外からssし、『M∀LICE』モンスターを除外、ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efMTP07をセット

ドーマウスの展開から変わり、ネオテン+ファイアウォール+MTP07+ディセーブルムの計4妨害となります。
ネオテンから落とす候補は主にコードオブソウルで、クリプターをlsして対象にとらない除外を増やすことができます。
モンスター効果を止められない代わりに魔法・罠などの捲り札への耐性は向上しています。
しかし、初動に対する誘発がかなり重いためドーマウス初動以上に展開を通すのが難しいのが難点です。

・アンダーグラウンド1枚初動

アンダーグラウンド発動、ドーマウスを除外
→ドーマウスef、LP300を払い除外からss
→ドーマウスef、ホワイトラビットを除外
→ホワイトラビットef、LP300を払い除外からss、efTB11セット
→ドーマウスとホワイトラビットの2体でメイジls
→メイジef、ドーマウス蘇生
→メイジとドーマウスの2体でランサムls、efアンダーグラウンドサーチ
→ランサム除外してTB11発動、チェシャキャットss
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパー除外
→スケーパーef、除外からss
→チェシャキャットef、アンダーグラウンドを除外して2ドロー
→スケーパー1体でデコーダーls
→チェシャキャット、ランサム、デコーダーの3体でバインダーls
→バインダーefチェシャキャットを除外、デコーダーef墓地から蘇生
→チェシャキャットef、LP300を払い除外からss
→バインダーef、GWC06セット
→バインダーとチェシャキャットとデコーダーでネオテンls
→ネオテンefディセーブルムを墓地に送る
:相手ターンGWC06発動、バインダーを蘇生、efランサムとホワイトラビットを除外→ランサムef、LPを900払い除外からssし、『M∀LICE』モンスターを除外、ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efMTP07をセット

今度はフィールド魔法1枚からの初動ですが、用意できる妨害はネオテン+MTP07+ディセーブルムの計3妨害(+2ドロー)と、他の展開に比べて盤面が弱くなります。
また、基本的にこのデッキにおける誘発の貫通手段がアンダーグラウンドや黄金櫃のような除外するカードなため、相対的に手数自体も少なくなってしまっています。
したがって、あくまで妥協展開として使用することになるかと思います。

なお、今回は分かりやすくアンダーグラウンドで説明しましたが、黄金櫃の場合も1枚初動でできる動きは変わりません。
ただし、手札からnsできるカードを持っている場合、ランサムでサーチしたアンダーグラウンドを使用して墓地のバインダーを除外すれば1ドロー分は減りますが追加でファイアウォールを立てることが可能となります。

◇応用編

ここからは2枚初動による応用展開を紹介していきます。
2枚初動の展開をするメリットは主に誘発受け、特にニビルに対する強さにあります。
どの展開も5回目のssまでにランサム+デコーダーという盤面を作ることができ、この状態でニビルを受けたとしてもランサムでサーチしたアンダーグラウンドを使用することで貫通することができます。
ニビルが飛んでこなかった場合はそのまま2体でアポロウーサを作れるため、以降の展開ではニビルをケアできるというわけです。

・チェシャキャット+ドーマウス初動

チェシャキャットns、efドーマウス除外して2ドロー
→ドーマウスef、LP300を払い除外からss
→ドーマウスef、ホワイトラビット除外
→ホワイトラビットef、LP300を払い除外からss、efGWC06セット
→ホワイトラビット1体でデコーダーls
→チェシャキャット、ドーマウス、デコーダーの3体でランサムls
---この時点で5回目の召喚---
→ランサムef、アンダーグラウンドサーチ、デコーダーef墓地から蘇生
→ランサムとデコーダーの2体でウーサls
→アンダーグラウンド発動、ランサムを除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパー除外
→スケーパーef、除外からss
→ランサムとスケーパーの2体でメイジls
→メイジef、ドーマウス蘇生
→メイジとドーマウスの2体でバインダーls、efチェシャキャットを除外
→チェシャキャットef、LP300を払い除外からss
→バインダーを除外してGWC06発動、ドーマウスを蘇生
→バインダーef、LPを900払い除外からssし1ドロー
→バインダーef、GWC06セット
→チェシャキャット、バインダー、ドーマウスの3体でネオテンls
→ネオテンef、ディセーブルムを墓地に送る
:相手ターンGWC06発動、バインダーを蘇生、efランサムとホワイトラビットを除外→ランサムef、LPを900払い除外からssし、『M∀LICE』モンスターを除外、ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efMTP07をセット

(ランサム+デコーダーの盤面でニビルを受けた場合)
→アンダーグラウンド発動、ランサム除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパー除外
→スケーパーef、除外からss
→トークン1体でリンクスパイダーls
→ランサムとスケーパーの2体でメイジls
→メイジef、ドーマウス蘇生
→メイジとドーマウスの2体でバインダーls、efチェシャキャットを除外
→チェシャキャットef、LP300を払い除外からss
→バインダーを除外してGWC06発動、ドーマウスを蘇生
→バインダーef、LPを900払い除外からssし1ドロー→バインダーef、GWC06セット
→チェシャキャット、バインダー、リンクスパイダーの3体でネオテンls
→ネオテンef、ディセーブルムを墓地に送る
→ドーマウス1体でリングリボーls
※相手ターンは同じ動き

まずはテーマ内のカードで完結する展開です。
用意できる妨害は2ウーサ+ネオテン+ディセーブルム+MTP07の計4妨害(ウーサ算で5妨害)となります。
これに2ドローが付属していると考えると結構強いと思います。
ちなみにドーマウスではなくホワイトラビット初動だった場合は展開がまた変わってしまい、少々盤面が弱くなってしまいます。

ニビルを踏んだ場合の展開では、ウーサが立たない代わりにリングリボーで相手ターンにおけるバインダーへの泡影等をケアできるようにしています。
ssできるモンスターを手札に抱えていた場合は、マスカレーナを出すのもいいと思います。

なお、この展開はニビルこそ踏まないものの、チェシャキャットに対する誘発が死ぬほど重いので、できれば他に貫通札を握っている場合等に使いたい展開ルートかなと思っています。

・『M∀LICE』モンスター+深淵の獣

今回は例としてチェシャキャット+ドルイドヴルムで考えていきます。

チェシャキャットns(ef使っても良いが、除外したのがモンスターの場合ssしない点に注意)
→チェシャキャット1体でデコーダーls
→ドルイドヴルムef、チェシャキャットを除外してss
→チェシャキャットef、LPを300払い除外からss
→チェシャキャット、ドルイドヴルム、デコーダーの3体でランサムls
---この時点で5回目の召喚---
→ランサムefアンダーグラウンドサーチ、デコーダーef墓地から蘇生
→ランサムとデコーダーの2体でウーサls
→アンダーグラウンド発動、ドーマウスを除外
→ドーマウスef、LPを300払い除外からss
→ドーマウスef、ホワイトラビットを除外
→ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efGWC06セット
→ドーマウスとホワイトラビットでメイジls
→メイジef、ドーマウス蘇生
→メイジとドーマウスの2体でバインダーls、efランサム除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパー除外
→スケーパーef、除外からss
→バインダーを除外してGWC発動、ドーマウスss
→バインダーef、LPを900払い除外からssし1ドロー→バインダーef、GWC06セット
→ランサムとスケーパーでファイアウォールls
→ファイアウォールef墓地のメイジ回収or手札誘発等回収
→バインダー、チェシャキャット、ファイアウォールの3体でネオテンls
→ネオテンef、ディセーブルムを墓地に送る
:相手ターンGWC06発動、バインダーを蘇生、efランサムとホワイトラビットを除外→ランサムef、LPを900払い除外からssし、『M∀LICE』モンスターを除外、ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efMTP07をセット

2ウーサ、ネオテン、ディセーブルム、MTP07の計4妨害(ウーサ算で5妨害)と、先程の展開と同じように見えますが、リソースを回復しながら展開できて、誘発耐性も上の展開に比べて高くなっています。

ドーマウス+深淵の獣の場合は、ホワイトラビットのssまでした上でホワイトラビットを素材にデコーダーを出してランサムまで繋ぐといいと思います。
ホワイトラビット+深淵の獣の場合は、チェシャキャットの展開とほぼ変わらず、ドーマウスの効果で除外するカードをチェシャキャットにすれば問題ないです。

この展開、効果が起動できる場合チェシャキャット初動が一番強いです。
うららはクリティカルに通る場面が一度もなく、泡影も最初のチェシャキャットに使わなければ2ドロー、使ったらある程度展開が通る、という択を押し付けることが可能となるためです。

どの初動でも共通してインパルスは刺さってしまうので注意が必要ですが、手札が揃っているなら現状一番安牌な展開ルートだと考えています。

なお、ニビルを踏んだ場合の展開はどの初動でも変わらないので上の展開ルートを参考にしてください。

また余談になりますが、深淵の獣の他に『混沌のヴァルキュリア』を採用することにより、同じ展開をしつつバインダーでヴァルキュリアを除外して効果を起動し、墓地にシラユキを送ることもできます。
シラユキを墓地に用意できれば、GWC06への依存度が減少しおまけに妨害も増えるためギミックとしての相性は良いです。
しかし、インパルスとの噛み合いが悪い点や、シラユキを素引きした場合マイニングで墓地に送るぐらいしかできない点が辛く、現状だとあくまで玩具の範囲を出ないかなと思います…w

まぁ、環境の変動によって深淵の獣やインパルスの刺さりが悪くなった場合は、もしかすると採用候補になるかもしれません…。

・ドーマウス+パラレルエクシード

ドーマウスns、efホワイトラビットを除外
→ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efTB11セット
→ドーマウスを除外してTB11発動、チェシャキャットss
→ドーマウスef、LPを300払い除外からss
→チェシャキャット1体でデコーダーls
---この時点で5回目の召喚---
→ドーマウス、ホワイトラビット、デコーダーの3体でランサムls
→ランサムef、アンダーグラウンドサーチ、デコーダーef墓地から蘇生
→ランサムとデコーダーの2体でウーサls
→パラレルエクシードef、手札からss
→パラレルエクシードef、デッキからss
→パラレルエクシード2体でメイジls
→メイジef、ドーマウス蘇生
→メイジとドーマウスの2体でバインダーls、efランサム、チェシャキャットを除外
→ランサムef、LPを900払い除外からssし、スケーパー除外、チェシャキャットef、LPを300払い除外からss
→スケーパーef、除外からss
→バインダーef、GWC06をセット
→バインダーとスケーパーの2体でファイアウォールls
→アンダーグラウンド発動、バインダー除外
→バインダーef、LPを900払い除外からssし1ドロー
→バインダー、ランサム、チェシャキャットの3体でネオテンls
→ネオテンef、ディセーブルムを墓地に送る
:相手ターンGWC06発動、バインダーを蘇生、efランサムとホワイトラビットを除外→ランサムef、LPを900払い除外からssし、『M∀LICE』モンスターを除外、ホワイトラビットef、LPを300払い除外からss、efMTP07をセット

2ウーサ+ファイアウォール+ネオテン+ディセーブルム+MTP07の計5妨害(ウーサ算で6妨害)立てる展開です。
この展開では5回目の召喚をした時点でランサムが出せていませんが、パラエクを持っていればリンクスパイダーをlsすることでサイバース展開を続行することができます。
なんならリトルナイト経由で展開すればウーサを出すことも可能です。

ただ、ホワイトラビット初動の展開とはあまり相性が良くなくて、パラエクのデッキからssする効果を破棄して召喚回数をわざと減らすか、ニビルを踏む覚悟で無理矢理展開を伸ばすかの選択肢しかありません。

ドーマウスのパワーが上がり、その他の初動の価値が相対的に下がってしまうのが嫌なので今は採用を見送っていますが、ロンギヌスやカオスハンター等の除外ギミック対策が増えた場合、それらを貫通して最低限サイバースの展開ができるようになるパラエクの価値が上がる可能性もあると考えています。

◎終わりに

いかがでしたでしょうか。
『M∀LICE』発表当時はどうなるかと思っていましたが、蓋を開けてみれば環境レベルで活躍を見せてくれて嬉しい限りです。
自由枠も多く種族も恵まれていることからまだまだ開拓の余地が残されているテーマだと思っているため、これからも考察は続けていきます。
主にXで構築や展開ルート等を考察しているので、良ければフォローしてくださいっ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回の記事が参考になったと思いましたら、ハートマークやオススメの方を頂けると嬉しいです(´°v°)/んぴッ

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?