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ラフ描くのは好きだけど清書するのは苦手な人〜!ドット絵やってみよう!

突然ですが皆さんこちらをご覧ください

いわゆるラフ画と言いますか、ガリガリとたくさん線を引いて落書きをしたものです
よーしいい感じだな!このままペン入れするぞ! 









うーん?
君なんか写真と違くない?

みたいなことありますよね
これはデジタルイラストやったことある人だと
あるある中のあるあるだと思います
よく言われるのはラフ画のように線がたくさん引かれていると絵を見た人は正解の線を脳内で補正するため上手く見えるけれど、一本の線で引くとちゃんと正解に引けてないと下手くそに見えちゃうとかなんとか…

本来であれば正解の線が引けるようになるまで練習するというのが正しい努力の方向だとは思います…
思ってはいるんですが僕は完全にイラストにおいてここで挫折しました
挫折というか落書きしてるだけの方が楽しくね?と思っていてその先のステップに進めずにずっと落書きだけしていたわけです
多分僕みたいな人、たくさんいると思います
そんな方に朗報です

ドット絵やりましょう

ドット絵やりましょう!!!!

ドット絵やりましょう!!!!!!!!

OK、説明します。
まず先ほどの落書きラフ画を用意します!

アナログで描いて写真に撮るとかでもいいです
そしてこの落書きの解像度を下げます
今回は88×88サイズまで下げてみます


するとこんな感じになりました

ただのぼやっとした画像になっただけじゃん!
と思うかもしれませんがよく見てください。
雑な線がほとんどまとまった気がしませんか?
もっとわかりやすくこちらをドット絵を描くソフトにキャンバスサイズを88×88で取り込んでみましょう!

これを下書きとした時になぞるべき線があきらかにわかりやすいような気がしませんか?
雑に引いた線もここまで解像度が下がるとほとんど1本に収束するため雑なラフ画もドット絵に対してはなかなか優秀な下書きとなるわけです。

というわけでこれをなぞっていきます

こんなところですかね?
線の修正も通常のイラストと比べるとラクなのでバランスを見ながら修正しつつ線画を描いていきます。

デジタルイラストにおいてラフ→線画の工程で
行き詰まってしまった人はマジで1回ラフの解像度下げてドット絵のソフトに取り込んでみてください。
なんか線引けちゃいます、ほんまに。

僕がここで書きたかったのはラフから線画おこすのがドット絵だととてもやりやすかったよ〜!
っていう事なので僕と同じような落書き大好き!清書大嫌い!でデジタルイラスト挫折経験者の方は是非ドット絵を試してみてください

ここから先はおまけの着色編です
線画が用意できればこっちのもの!
せっかくなのでいくつかの方法で色をつけてみます


1.シンプルに塗り絵

先ほどの線画に各色とその影色を入れただけの塗り方です
ちなみに僕はこの塗り方をすることが多いです。
パキッとしてて好きなんですよね
この塗り方、僕は好きなんですけど手抜きだと思われてるんじゃ無いかと常に心配してます


2.中間色を入れる

線画、明色、影色の間にその中間くらいの色を差し込む塗り方です

拡大するとわかりやすいですね!
このように中間に色をいれることで境界がぼやけた感じになり少しやわらかい印象になります


3.線にも色をつける

黒で引いていた線を各箇所の色に合わせて変えていく方法です

先ほどよりさらにやわらかな印象になるかなと思いますし手が込んでる感が増すので手が込んでる感出したい時はこういった塗り方をしたりします

これの外側だけ黒い線にするっていうのもよくある手法ですが好きです。


4.線とか無くしちゃおう!

線らしい線を無くしてしまう描き方です。
個人的にはこの描き方が1番やわらかさみたいな表現には強いのではないかなと思っています
黒背景に映えやすい!


いかがだったでしょうか?
僕のようにデジタルイラスト描きたかったけどずっと落書きで止まってしまっている人の参考になれば幸いです!
ドット絵とても楽しいです!
ここまでご覧いただきありがとうございました!

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