センター試験を6回も受けた僕から共通テスト直前の君へ
僕は6回もセンター試験を受けた。
そんなやつは探してもそうはいないと思う。最近はYouTubeに9浪だのはまいだのあらにゃんただのがでてきて僕の立場が怪しくなってきている気もするが。
(はまいさんあらにゃんたさんごめんなさい。)
そんな僕が、よくわからない新種のウィルスのせいで混乱した時代に、これまたよくわからない未知の「共通テスト」というやっかいなテストに挑む受験生の方々に何を言えるのか考えてみた。まあよかったら読んでほしい。短めに済ますから。
(これから書くことは僕が読んだいろんな文章に書いてあったことの寄せ集めです)
テストの前日は基本的に不安なものだ。僕自身6回目ですら前日寝れず、気が狂いそうになったくらいだ。「失敗したら人生どうなっちゃうんだろう」「浪人したくないな」「これ以上浪人して親に迷惑はかけられない」などなど。いろんな不安が頭の中で膨らみ、まとわりついてくる。
本当はその不安を打ち消す方法を教えてあげられたらいいのだがそんな方法はない。6年間かかっても全く見つからなかった。だからないんだと思う。
しかしその不安を引き連れて、もしくは引きずり回しながら、できるだけ力を発揮する方法ならおぼろげにわかるような気がしなくもない。
それは「どうせ失敗するんだから思いっきり失敗してやるぜクソッタレ」と思うことである。
「自分はポジティブだ」と言い張る成功者たちは往往にして
「「「俺はできる!!」」」と言い聞かせてきた、と言う。
それで力が出る人もいるだろう。しかし我々ネガティブ族、後ろ向き人間にはそんなことはできない。そんなふうに思えるなら最初から不安で頭がいっぱいになったりはしない。ポジティブの国に帰ってほしい。
話が逸れた。
人間には思考の傾向で分類すると「アクセル型」と「ブレーキ型」がいるらしい。アクセル型は「絶対にできる!!」と希望に目を向ける人のこと、ブレーキ型は「失敗したらどうしよう」と考えてしまう人のことだ。
ここまで読んできたらわかると思うが僕はブレーキ型の人にアクセル型になれ、ポジティブになれなんて言うつもりはない。それが無理なのは僕が一番わかっている。
ここでやるべきなのは「俺はどうせネガティブなんだからもうどうしようもない」と思うことだ。ポジティブには多分なれない。だからこそ、そこで開き直って
「俺はどうせ失敗する!だから思いっきり、ぐちゃぐちゃに失敗してやる!!」
と思いっきり玉砕するつもりで突っ込むのだ。どうせ不安なら勢いよく突っ込んで行った方がいい。
僕自身今言ったようなメンタルでやったほうがうまくいくことが多い。大学の部活の練習で怒られすぎて鬱になりかけていた時も、「うるせえなテメエ年下だろ殺すぞ」「いきなりできるわけねえだろ」「失敗しても俺のせいじゃねえよ。練習無茶苦茶にしてやる」という気持ちでやった方がうまくいった。さっきまで殺そうと思っていた先輩に褒められて「うるせえ」と言いそうになったりはしたが。
まあそんな感じで「できる!!」と思うより「思いっきり失敗してやる!!」と思った方がうまくいく場合もあるという話だ。参考になったら嬉しい。
みなさんが存分に試験会場で自分の不安を振り回しながら暴れまわれることを願っています。ぶちかましちゃってください。
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