筒井時正玩具花火製造所に花火を買いに行く。
情熱大陸の番組を見て知った。
最近花火をすることはなくなったが、
この夏の時期、小さい頃はよく手持ち花火で遊んだものだ。
この手持ち花火のほとんどは中国産のようで、
ここ「筒井時正玩具花火製造所」は国産の花火を扱っている。
良い国産のお肉を食べるように、
良い国産の花火を楽しんでみたくなった。
そんな気持ちで花火を買いに出かけた。
外観
モダンな感じ。
花火を取り扱っているとは思えない。
(ちなみに周りは葡萄畑が広がっている。)
店内
これまたモダンな感じ。
手持ち花火や噴火花火、また高級な花火などいろいろあり、奥の棚には中国産のよく見かける花火も扱っている。
カゴを持って1本ずつ花火を選ぶ。
安いものでは1本15円から数100円のものまである。
駄菓子屋のようなスタイルで花火を選ぶ。
これがまた楽しい。
線香花火
その中でも特におすすめされていた線香花火。
いろんな種類の花火が入ったセット売りみたいなのに、その付属でついているようなものではない。
線香花火 15本 600円である。
お高いとは思うが国産花火、東と西でそれぞれ種類があるようだ。
箱の裏にはこんなことが書かれている。
東の線香花火 長手牡丹
昔懐かしい線香花火。線香花火はワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが始まりだと言われています。米作りが少なく、紙すきが盛んな関東地方でワラの代用品として紙で火薬を包んで作られたことから、この長手牡丹は関東地方を中心に親しまれています。
西の線香花火 スボ手牡丹
三百年変わらない線香花火の原型。線香花火はワラスボの先に火薬を付け、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが始まりだと言われています。米作りが盛んな関西地方には、ワラが豊富にあったため、このスボ手牡丹は関西地方を中心に親しまれています。
米作りが盛んかどうか、ワラが豊富にあったかどうかでこうも形が変わるものなのか。私が住んでいる地域で馴染みが深いのは東の線香花火だ。
これが国産線香花火の威力
近所迷惑になるとは思ったので2~3本だけ家の前でやってみた。
結構、長持ちする気がする。
火薬の匂いもまた良い。
風流だ。
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