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『わたしは金正男[キム・ジョンナム]を殺してない』(ASSASSINS)

貧困による事件であり、
格差社会による事件であり、
不平等な社会による事件であった。

虚しさを感じ、「暗殺」というものが現実(リアル)にある!と思えた作品でした。

しっかりと時系列でつくられており、今までの報道では知り得なかった真実を知ることが出来た。
特に2人(実行犯)を勧誘した人物の証言も取れており、リアルに感じることが出来たし、弁護士の地道な活動が実を結んだ事も知ることが出来た。

改めて、某国の恐ろしさ・怖さを感じるドキュメンタリー映画でした。
ただ、某国だけではなく、どの国家でも起こり得る恐ろしさを感じたし、自分にも起こり得る、身近な事のようにも思えた。

世界が抱える問題がこのような事件の加害者(被害者)を創り出してしまったのだと思う。

改めて、「知る」ことの大切さを考えさせられる作品でした。

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