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2024 Hawaii Memo-2:HA458便編

狭い。2-4-2の4の二席。ただのエコノミー。とにかく狭い。それでもはじめてのハワイアンエアラインを楽しむ。機内安全ビデオがハワイらしくてよかった。CAさんもいろんな人がいる。アメリカの航空会社だ(なぜ日本は若い女性が多いんでしょうね?)。定刻で出発。

すぐにドリンクサービス。ビキニブロンドをいただく。美味い。機内の気温、噂ほどには寒くない。Tシャツ、裏起毛のパーカー、デニム生地のゆったりパンツ、厚手靴下、ビーチサンダルで丁度いい。 (でも後半はやはりじわじわきたかな。寒い、まではいかないけど、パーカーのフードかぶって、マスクかけるとホッとする感じ)

液晶がボロい。イヤホン端子の接触が悪い。エンタテイメントはほぼ楽しめなかった。ノイキャンのヘッドホンで音楽を聞きながら、すぐに寝る。寝る。寝る。寝たい。狭い。なんとか体勢を見つける努力。少し寝る。すぐに目が覚める。ミールサービスはじまる。うるさい。寝てられない。ちょっと観察。後ろのカップルが小声で何か話してはくすくす笑ってる。微笑ましいなあ。我々にもああいう時期があったのだろうか。斜め前のアメリカ人。狭そう。かわいそう。我慢して乗っている。ミールサービスをあっという間に平らげてた。

スキップするつもりだったけど、起きてしまったのでミールを受け取る。ロコモコ。匂いを嗅ぐだけでやばい。気持ち悪い。毎回思うけど、この餌感はなんとかならない? すぐに蓋閉めて、マカロニサラダを少しだけ。付いてたクッキーはあとのお楽しみにとっておく。

片付けが終わったら本格的に就寝体勢。なんとか2時間くらいは寝た。妻の座席の液晶が電源オフにしてもすぐに点く。ボロ。真ん中のトイレを使ったけど、外で待つスペースが無い。このあたりの席の人はつねに人が横に立ってる感じ。エアバスの古い機材でこのあたりの座席はNGと記憶しておく。

でもね、アメリカの航空会社のフランクな感じが自分は好き。「狭いところで悪いけどさ、みんなで頑張っていいフライトにしようぜ」の感じが好き。ドリンクサービスで「RUMある?」って聞いたら、「走りたいのか(RUN)?」って発音の悪さをいじってくれるようなユーモアが好き。就寝時間、一番うしろのギャレーあたりに集まってギャーギャー騒いでるのが微笑ましい。片ひじついて「ほいっ」って感じでワイプを渡してくるの、自分は不快じゃない。この物価高、ハワイまで12万円で連れていってくれるんですよ(そりゃ昔は5万円の時代もあったけど)。ただただ荷物として運んでもらう感じ、嫌いじゃないです。日本のエアラインの若いおねいさんがニコニコ笑ってサービスしてくれるのより、自分には快適です。口コミサイトでボロクソに書いてる人がいるけど、エコノミーに何を期待しているんでしょうね。「肉が品切れだった」って、仕方ないでしょ。「寒すぎ」って、飛行機は寒くて乾燥してるものです。冬です。「CAの態度が悪い」って、あなたに問題があるんだと思うよ。

さて、2回目のミールサービスはサンドイッチ。温かくないのでありがたい。半分食べる。コーヒーもらってクッキーも食べる。ホノルルクッキーカンパニーは美味しいなあ。ヘッドホンで音楽を聴きながら再びうとうと。ちなみに今回はブルーノ・マーズとテイラー・スウィフトを聴いておりました。

で、ついに着陸。すぐにWiFiの電源入れる。スマホを機内モードのまま再起動して接続。時計の設定のオンオフでハワイタイム開始。今回は初めてMPCで入ります。日本で設定していた画面を呼び出し、続きの入力と顔の撮影をして送信。すんなり終わる。もう少し何かあるのではと思っていたので拍子抜け。CAさんに挨拶をして、ゲートに入り、燃料とかエアコンとかいろんな匂いが混ざった空気を吸い込む。また来ました。嬉しい。空港の匂い、大好き。

いつものように延々と歩き入国審査。ここから入れというおばさんに「MPCです」と伝えて、一番奥のレーンへ。CAさんたちの隣。他のレーンは全部3〜40人くらいいたけど、MPCレーンは誰もいない。すぐに係員に呼ばれる。腕が入れ墨だらけ。ハワイアンのものではなく、やんちゃ系のやつ。すげーなー、アメリカ。顔の写真を再度撮られて(たぶん確認?)すぐに通過。過去最速。MPCすごい。みなさん、これは使うべきですよ。

バゲージクレームに行くと、すでに出はじめている。が、チェックインが早かったということは、荷物は遅い。仕方ない。ゆっくりトイレを済ませて、パーカー脱いで、靴下脱いで、しばらく待つ。荷物をひきずり下ろし(俺のホイール付きダッフルバッグはいつもひっくり返って出てくる)、空いてるスペースにパーカーとか靴下を放り込み、個人出口から出る。着いた。風が気持いい。

今回はワイキキまでLYFTを使う。ターミナル2のピックアップ場所まで行き手配。5分で到着。25ドルくらい。uberと比較したけど、少しだけLYFTのほうが安い印象。なんとかタクシーだとワイキキまで35ドルくらいかな。でもってシェラトンとかモアナサーフだと「ワイキキの奥だから(お金もあるでしょ?)」で余計にとられることもあるので、RIDE APPをオススメします。イタリア系の名前のドライバーの車はトヨタのカムリ。誰か乗ってたなあ、懐かしいなあ、でワイキキまで20分。ずっと下道。LYFTさんが決めた道なので文句言わない。ニコスの横を通り、アロハタワーを眺め、運河を渡ってレッドロブスターを右へ。LYFTさん、偉い。これが正解だと俺も思います。ホテル到着。飛行機をおりて1時間くらいで到着したと思う。過去最速。再度書きますが、MPC使うべし。