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一番いいBB弾を探す 9社を比較した結果おすすめはこれ!

2021年秋、サバゲー業界に衝撃が走った。

BB弾メーカー、プレシジョンマックスの廃盤が決まったのだ。

SNSで情報が出回ると、我先にと在庫を買い集めるユーザーが増え、あっという間にネットショップでは在庫切れ、実店舗でも都心部から次々と姿を消していった。


私の手元にも残り1,500発ほどとなった。

BB弾ごときでどうしてここまでの騒動になったのか?

それはプレシジョンマックスが圧倒的に性能のいいBB弾だったからである。

一度使えばはっきりと違いが判る。
大金出してカスタムしたかのような性能をBB弾を変えるだけで発揮してくれる。

そんなBB弾だった。


かくいう私もその性能を信頼してカスタムの指定弾としてプレシジョンマックスを使ってください。と指定していた。

そんなBB弾はもう2度と手に入らない。


BB弾選びはとても大事でメーカーを変えるだけでいい銃が当たらないポンコツ銃になってしまうこともある。

というわけで、今手に入るメーカーで一番いいメーカーを探すことにした。


今回探すBB弾は0.28gのバイオBB弾にする。

0.28gという重さはサバゲーにおいてスナイパー用、カスタムエアガン用とされている重さだ。


一般的によく使われる0.2g、0.25gBB弾と比べ重量があるので
精度が出やすくある程度の遠距離も狙えるようになる。

その反面BB弾の性能差が大きく出やすいのも特徴だ。


今回比べるBB弾

今回比べるBB弾はもともと持っていたプレシジョンマックスに加えて8メーカーの物を取り寄せた。

HITCALLの0.28gはまだ発売されてないが、先日HITCALLのTwitterで発売予定という告知を見たので連絡したところサンプルを送ってもらえた。

これにプレシジョンマックスを加えて9メーカーとなる。

プレシジョンマックス、HITCALL以外はすべて新品で購入した。
確か15000円くらい。


これから各社性能を見ていくわけだが、
記事を書くにあたってBB弾の選び方というものもまとめていこうと思う。


BB弾を選ぶ要素

BB弾を選ぶうえで考えなくてはいけない要素はこれだけある。

重さ
成分
値段(一発当たり)

硬さ
外径のばらつき
重さのばらつき
表面処理
一袋の内容量
いつ作られたか

これらの要素から、精度がいいもの、コスパのいいもの、使いやすいものを選んでいくことになる。

それそれの項目を簡単に説明すると

重さ
世界中で0.12gから0.5gのBB弾が売られている。
重さは重ければ重いほど精度、飛距離ともに優れる。
レギュ、銃の性能に合わせて使える一番重いものを選ぶのが吉。

今回は0.28g

成分
バイオ、プラ、蓄光、蓄光バイオなどがある。
使いシーンに合わせて選ぶ。

今回はバイオ

値段(一発当たり)
安けりゃ安いほどいいが、基本的に性能、重さとトレードオフ
後ほど9メーカーの一覧を載せる。


白っぽいのが基本だが、茶色や緑、黒、ピンクなんかもある
一般的には白からわずかに茶色がかったものが多い。
白いほど視認しやすく、初弾を外した後の弾道の修正もしやすい。
一方、敵にも弾道が見えるので位置ばれしているときは避けられることも多い。
色が茶色く暗くなると見えにくいが、敵にも見えにくいので好んで黒球を使う人もいる。

私はスナイパーなのでできる限り白い弾を使うようにしている。
撃ち合いより、敵にバレない位置からの狙撃が多いので、万が一初弾を外した時に自分に見やすく修正しやすさを優先している。
あとはカメラ映りがいい。

硬さ
硬いほどいいと聞いたことがあるが、正直これに関しては私自身気にしたことがない。
ある程度粘りがあった方がBB弾が割れにくくいいとも思う。
ガスブロを好む人はBB弾が変形しにくい硬い弾を選ぶと聞いたことがあるのを思い出したので記載したが、私は気にしたことがない。
申し訳ないが説明は省かせていただく。

外径のばらつき
言わずもがなばらつきはない方がいい。
球体のBB弾は外径(平均)と真球度を気にする必要がある。
真球度に関しては、現在の加工技術では完全な球体を作ることができない。
必ず外径が小さいところと大きなところが出たり、楕円、卵型、円盤型とわずかに歪んでしまう。

どんな平面も、円柱も、球もミリ単位、マイクロ単位でゆがむので、公差±XXという数値で許容される歪みの範囲を決める。

BB弾においては5.95±0.01mmとされるので、長いところで5.56mm,短いところで5.54mmという歪みは許されていることになる。

外径はメーカーによって全体的に大きい、全体的に小さいとかあり、
同じ重さの場合大きい方が初速が速くなる。

重さのばらつき
これもばらつきがない方がいい。

内部に気泡があると軽くなるし、外径のばらつきや、成分の混ざり具合(樹脂の密度)にも影響される。
BB弾メーカーによって重めだったり軽めだったりする。
軽いと初速が速くなる。

表面処理
表面はワックスでコーティングされてるもの、研磨されたままの物などがある。
つるつるだったり、わずかにざらついていたり。
摩擦が変わるのでマガジンからの弾上りが悪くなるとか、ホップがきく効かないなどとよく言われる。
しかし、どちらがいいか、表面の質感で弾道に影響が出るかはわからない。

弾上りは表面処理だけでなく、外径、BB弾の硬さにもよるので、同一メーカーの同ロットをワックスありなしで比べるまで優劣はつけがたい。

ただ、ワックスがあるとインナーバレルの内側、特にホップ窓の下に付着物がつきやすいのでメンテナンス頻度は増える。

一袋の内容量
バイオBB弾は開けた瞬間から劣化が始まる。
バイオBB弾に使われるPLA(Palestine Liberation Army
パレスチナ解放軍)は、1964年、ナセルなどの支援で結成された、イスラエルによって占領されているパレスチナのアラブ人の解放を目ざす武装組織。 70~80年代、アラファト議長に指導され、盛んにゲリラ活動を行った。

というのは冗談で
PLA(polylactic acid/ポリ乳酸)は吸湿しやすく、熱に弱いという特徴がある。
なので大概のパッケージには乾燥剤が入っている。

しかし、それでも開けた瞬間からわずかながら吸湿され、BB弾は劣化していく。
劣化という表現が正しいか分からないが、性能の悪化につながる要因が増えていく。

スナイパーだと一日100~200発しか使わないし、なるべく早く使いきれるように選べるなら小袋パックも選択肢に入る。


一旦話はそれるが、
BB弾を直接触る、BB弾の袋に手をつっこむはご法度である。
手汗、油分、汚れがBB弾に付着し性能悪化の原因となる。
袋からローダーに、ローダーからマガジンに、余計なものに触れないように移し変えることを勧める。

いつ作られたか
ユーザー側で製造年月日を知ることはできない。
しかし、BB弾の劣化を考えると新しく作られたものの方がいい。

パッケージに入っているからと言って、長期保存ができる保証はなく
メーカーによって「パッケージ破裂防止のため小さい穴を開けてます。と記載/CYC」「袋にホチキス/マルイ」など密閉させてないものや、そのそもビニールパッケージで湿気の侵入を防ぐことはできなかったりする。

この点においてG&Gのパッケージは金属っぽい膜が一枚入ってる上に、中の空気も抜かれているので長期保存には向くのかもしれない。
確かではない。

すぐ、どうこうなるというわけでもないが、古すぎるもの、在庫が余ってそうなものは危ないかもしれない。

プレシジョンマックスも今回の廃盤を見越して在庫を集めても、
来年は持つかもしれないが、数年でその性能は失われていくと思われる。


一通り話したところで早速BB弾の性能、性質についてみていこうと思う。

値段

性能と言っておきながら、まずは値段から
2021年12月のアマゾンでの販売価格をまとめた。

CYC            4000発 1358円 ・0.34円
アクリビス      4000発 1680円 ・0.42円
BLS            3571発 1850円 ・0.52円
ZERO EX       3200発 1670円 ・0.52円
ギャロップ        3571発 2400円 ・0.67円
G&G         3571発 3289円 ・0.92円
プレシジョンマックス  1000発 1515円 ・1.52円
同              3571発 3874円 ・1.08円
マルイスペリオール     500発 1100円 ・2.20円

HITCALL(発売前なので予想)
            2857発 1408円 ・0.49円
(追記訂正 HITCALL  2700発入り 1408円 ・0.52円
     これはアクリビスとZERO EXの間に入る)

色、表面処理

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写真と見た目は微妙に違うので、明るさ、ライトを変えて撮影してみた。

マルイスペリオール、ZEROEX、プレシジョンマックスが暗め、CYC、アクリビス、Hitcallが白となる。

マルイスペリオール

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プレシジョンマックス

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ギャロップ

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G&G

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CYC

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Hitcall

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ZERO EX

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BLS

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アクリビス

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ざらつきのあるメーカー、光沢があるメーカーそれぞれある。
先に言った通りこの表面処理が性能にどのような影響を及ぼすかは不明である。
ゴルフボールやサメ肌のように表面に凹凸、模様があった方が空気抵抗に対して有利になることもあるので一概にどれがいいとは言えないのである。

現状こういうものがあると、あくまで知識としっておく程度で十分だろう。


外径のばらつき

BB弾の外径をマイクロメーターで測ってばらつきを調べる。

数値を出す前に実験条件を整理する。

使うマイクロメーターはアマゾンで6,000円のノーブランド品
測定誤差±0.002mm

25回データを測るごとに紙を挟んで測定面の清掃及び0合わせをする。

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今回の実験を通して0がズレることは無かった。

測定圧力はダイヤルを回して2クリックの位置で統一。

BB弾は丸く柔らかいのでわずかな圧力でも変形してしまう。
外径の計測は圧力を一定に、変形量を含めた値で測定する。

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例として5.957で挟めるが、2クリックすると5.944になる。

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そのため測定値は指定値の5.95より小さくなり、5.93~5.94台が多くなる。

測定値が実際の数値ではないが、ばらつきを見る参考数値として扱う。

各50発測定し、グラフにまとめた実際の測定結果がこれだ

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スプレッドシートのリンク

左の結果はマイクロメーターの精度を見るために金属板の同じ個所を測った結果。
記載してる数値は。5.9XXmmの最後の2桁のみを記載。
テスト測定は8.5XXmm
45とあった場合、5.945mmだったといういみ。

このままでは数値の羅列で意味を持たないので標準偏差を調べる。

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まず、テスト測定が0.82といい数値を出しているので、このマイクロメーターは割と信用できることがわかる。

各メーカーの数値は
プレシジョンマックス 2.70
Hitcall 3.87
CYC 4.10
マルイスペリオール 5.37
ZERO EX 6.17
ギャロップ 6.32

と続く。
数値が小さいほどまとまっていると判断できるのがこの標準偏差という数値であるので、この順に大きさ、真球度ともにまとまっていると言える。

グラフ全体を見ると一桁台や、60を超える数値が入っている。
5.907や5.962といった測定値が出たわけだが、
これについてBB弾を避けておいて後ほど測る位置を変えて測定すると他のデータに近い数値が出た。(同一BB弾の2度目の測定値は記録しない。)
つまり測定する位置によって外径が違うということでもあり
部分的に指定範囲を超えた卵型、円盤型のBB弾が混ざっているということになる。

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ヒストグラムというグラフを作ってみた。
範囲内に何個データが入っているか。というグラフで

例えば
1,2,1,1,5,3,1,4,2,1,1
という数があったとき
1が6回
2が2回
3,4,5が1回となる

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グラフは0~100までを1刻みでカウントしている。
グラフはさっきのシートにあるものなので細かな数値はそちらで見てほしい。

スプレッドシートのリンク

より集まって、同じ数値が何回も出ている(グラフが高い)ものがよりばらつきも少なくなると考えてみると、

プレシジョンマックスが筆頭に、Hitcall、CYC、マルイといい感じにまとまっているように見える。

一方で低く、散らばっているものは数値もばらばらなので外径がばらついているBB弾ということになってしまう。


また、外径ではなく、外径に一定の圧力をかけた際の距離なので
大きいものは大きいか、硬いか
小さいものは小さいか、柔らかいかとなる。


重さのばらつき

BB弾の重さをマイクロスケールを使って測る。

数値を出す前に実験条件を整理する。

使うスケールはカスタムというところの精密スケール
0.001g単位で測れて、公差±0.003gとのこと。

もう一桁(0.0001gまで)細かく図るには10万円以上のスペックが必要となり今回は断念。
それでも今回使うスケールも15000円とそれなりに高いスケールではある。
なるべく数値を正確に出せるように工夫する。

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実際に0.28gのBB弾を測ってみる。
0.284,0.283,0.283と数値が出る。
公差が+0.003というだけあって、数値は±0.002くらいでまとまる。
しかしある時から全体的に大きな数値が記録され始めた。
0に戻すと0.006と出ている。

どうやら繰り返し図っているうちに0がズレてしまったようだ。

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0付近の数値は反応が悪く、小さなスポンジを載せても反応されない。
0.005g以下が0とひとくくりにされている感じ。

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何かを載せてから同じスポンジを載せると+0.003gの違いを表示できる。

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あらかじめ0.200gの重りをのせ、そこにbb弾を置く。
すると0.200+0.280となるわけだが、測っているうちに0がズレて、重りだけの時に0.204gや0.196gといった数値になる。
その場合ズレを差し引いた値を記録する。

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同じBB弾を50回測った結果がこれだ。
0.280付近が出るので0.2XXとして最後の2桁を記録している。
表示範囲は70~90なので0.270g~0.290gを表示している。

公差内で収まっているし、標準偏差は0.95
この方法で各メーカーを記録していっていいだろう。

というわけで、記録したシートがこれだ

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重さを記録したスプレッドシート

標準偏差を調べると

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プレシジョンマックス 1.25
G&G 1.61
マルイ 1.75
アクリビス 1.81
ZERO EX 1.83
HITCALL 1.88
ギャロップ 1.90

と続く。

こちらもヒストグラムを見てみると

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ちょっと画像が荒いのが申し訳ないが、
纏まっていて、高く突き抜けているのが優秀なBB弾ということになる。

HITCALL、CYCを測定しているとき、異様に軽いBB弾が混ざっていた。

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ピックアップして割ってみたが、気泡のようなものは確認できず。
この考察は憶測にすぎないが、どちらも外径のばらつきは少ないメーカーなので樹脂の密度が少ないとかになるだろうか?

また、ヒストグラムの分布をみるとG&Gが軽め、BLS、CYCが重めに作られていることがわかる。



精度の計測

最後に実際に使ってどのような性能が出るか調べてみた。

計測方法は30m先の紙に10発撃ち込み
一番離れた弾痕の距離を測定(CTCというらしい)
3セット行い、平均を計測結果とする。

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使うエアガンはVSR-10Gスペック
バリ取り、グリスアップなどの調整をしたノーマルを使う。

BB弾についてはプレシジョンマックス以外は全て新品で入手したものを使うが、
今回精密射撃をするのではなく、BB弾の性能テストをすると言うことで、全ての袋を1週間前に開封し再度チャックで閉じた状態で持ってきた。
サバゲーでは余った弾を次に持ち越すことが多い上、スナイパーをやってると弾の消費が少なく開封直後を使うことの方が少ない。
なるべくサバゲーで使う環境に近づけるためである。

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プローンや座撃ち、依託もバイポット、土嚢などためし、胡坐をかいて、クーラーボックスにバイポットが一番安定したのでそれでやった。

ほぼ半日使い9メーカー×3セット終えた結果がこれ

CTC 30m VSR

プレシジョンマックス 134.7mm
マルイスペリオール 143.7mm
HITCALL 148mm
Gallop 165.7mm
アクリビス 166.7mm
G&G 169.3mm
BLS 169.3mm
ZERO EX 174mm
CYC 230mm

知ってはいたがプレシジョンマックスはやはり良い。

上位3メーカーが段々と並び、それ以外のメーカーは横並びとなった。

上位のメーカーの弾痕を見ると

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マルイ、HITCALLは120~140にまとまりそうなところをフライヤーが出て記録を悪くしている。


今度はこの3メーカーに絞って50mの的当てをやってみる。

50m先に紙(A3/297mm×420mm)を設置
30発で何発当たるかを調べる。

結果がこれ

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プレシジョンマックス 27発
マルイスペリオール 23発
HITCALL 24発

ちなみに参考までにCYCでやったところ

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14発となってしまった。

記録ではマルイよりHITCALLの方が上だが、
HITCALLの50m試験で30発中3発がフライヤーとなって的を外した。
フライヤーで外したと言っても紙を固定してる黒いネットが縦1.8m横1mでそれの範囲には収まってる。
フライヤーで言うとマルイスペリオールも30mで、最後の3セット目で右上にそれたのがフライヤー気味の弾だった。

冒頭でHITCALLに関しては発売前のサンプルを提供してもらったわけだが、
その際に結果を教えてくれと言われたので計測結果と共にフライヤーが出たことは報告済み


総評

まず分かったのが、やはりプレシジョンマックスが頭一つ抜けて優秀だったこと
それから、やっぱり良いのはマルイ、
新メーカーのHITCALLがマルイに並ぶ割といい結果となった。

外型のバラツキ、重量のバラツキを評価するために
1〜9位を1点から9点と評価づけると
プレシジョンマックスがどちらも1位なので2点
次にマルイスペリオールが4位と3位で7点
ヒットコールが8点
g&g、zero exが10点となる
上位3位までは点数とCTCの順位が同じなところは予想通りというか、納得という感じがする。

その後はCTCの記録が50歩100歩のところがあるので評価しにくいが精度について、重さのブレは、大きさのブレともに良くないと精度は上がらないようだ。

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この結果で見るとG&G(10点)、ZERO EX(10点)はもう少し順位が上になる可能性もあるのではないかと思う。
CTCは10発3セットしかやってないのでもう何セットかやるとまた違った結果になるかもしれない。

プレシジョンマックスがなくなる今、結果から見るとHITCALLかマルイスペリオールを選ぶかというところだろう。

色は一番濃い茶色と一番真っ白な白と対局となる。
発売前なので確かではないが、値段はおそらくHITCALLの方が安くなるだろう。
(追記 ヒットコールの値段は2800発入り1408円だったのでヒットコールの方が安い,マルイ1発2円 ヒットコール1発0.5円)

しかし、HITCALLは数値的には良かっただけに50m的当てで、30発中3発フライヤーになった点はどうしても気がかりとなる。

HITCALLは重さ計測で軽い弾が何発か出ている。
気泡は確認できなかったが、それがフライヤーとして出たのかもしれない。
重さを測った際のヒストグラムも末広がりだが、高さはしっかり出てるので中心に纏まる確率が高いのは納得。

価格を考えずサバゲー使用前提の精度でランクをつけるなら
プレシジョンマックスが1位
マルイスペリオールとヒットコールが同率2位

2位のランク付けについてはヒットコールがフライヤーで評価を下げたが、中心に集まってる率はヒットコールの方が高く同率とした。

値段も考慮するなら低価格帯ながら上位に食い込んだHITCALLが一つ抜けた感じだろう。

HITCALLはまだ新しいメーカーらしいのでロットごとの安定感も未知数なところである。
ひとまず実験結果は良好、色も白く動画の映り込みも良さそうなのでしばらくはHITCALLを使ってみようと思う。


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