サバゲー動画の撮り方
自称日本一サバゲー動画の撮影に命を懸けてる私です。
今回はサバゲー動画の撮影について、
カメラ選び
固定方法
カメラの設定
見やすさが変わるちょっとしたコツ
その他いろいろ
について書いていきます。
普段スナイパー動画をYouTubeに上げている私ですが。ありがたいことにチャンネル登録を5万人の方にしていただいてます。
なぜ5万人もいるのかと考えると、スピードシューティングの世界大会で優勝したわけでもなく、実銃やミリタリーに詳しいわけではなく、トークが面白いわけではないし、彼女とのやり取りが見れるわけでもない、長く豊富なサバゲー経験があるわけでもなく、マガジンを投げてもないし、かっこいい装備をきて、美人メンバーがいて、カメラマンを引き連れてるわけでもありません。
(↑誰のことでしょうね)
スナイパーだからでは?というのも実は伸びていないスナイパー専門の方はたくさんいます。
ではなぜか?
思うに、動画の見やすさだと思います。
ブレの少ない1人称
弾道がきれいに映るスコープカメラ
シーンをつなぐ自撮りカメラ
これらを組み合わせてストレスなく動画を見ることができることが動画が評価されて登録者が増えているのではないか、と思います。
というわけで、そんな私が撮影をするときに使っているカメラ、撮影方法など、サバゲー動画の撮影に関することを書いてみました。
それでは早速使っているカメラについて紹介します。
使っているカメラ
Gopro 7 ブラック
Runcam2
Gopro Hero 4 session
主にこの3つです。
この他にもテスト的に使っているカメラもあるので使い方が定まってきたら追加で紹介します。
カメラを選んだ理由について
ヘッドカメラ Gopro 7 ブラック
このカメラを選んだ理由は、レンズが交換できる、手振れ補正が優秀、この2点です。
同サイズのカメラはたくさんありますが、この2点がすごく重要でした。
まず手振れ補正について
手振れ補正が優秀なカメラは他にもあります。
ソニーhdr-as300
Gopro 7,8,9
これらなら動いてもストレスない映像が取れます。
レンズについて
サバゲーにおいて被弾対策は必須です。
その点Goproの7黒、9黒はレンズを外すことができるのでもし被弾しても2000円くらいでレンズを交換して直すことができます。
ちなみに8は交換できません。
こうなると7か9で選ぶところですが、7はフレームを使って固定することができます。
9は本体にカメラマウントがついているのでそのまま使うのが前提で、フレーム固定はあるんですけど一回り大きくなります。
幅が1㎝、重さが34g違います。
被弾対策はレンズだけでなく、液晶にもしなくてはいけないのでフレームにポリカ板を貼り付けることはできる7にしました。
ハードクリアケースや、専用レンズカバーを使えばいいのでは?という話もありますが
熱暴走のリスクが上がる
湿度が高いと内側から曇る
音が悪くなる
大きい
レンズカバーは傷が入りやすい
いろんなデメリットがあるので、7にフレームタイプの固定具を使うという結論に至りました。
もしマイクモジュールを使いたいとなれば9でもいいかもしれませんね
ガンカメラ Runcom2
今持っている機種は
Runcom2 airsoft 35mm
Runcom ScopeCam 40mm
Runcom ScopeCam 25mm です。
映像だけで言うと25㎜の物が一番いいです。
しかし狙撃距離が50m近くになると小さすぎる気もします。
40㎜はズームが効きすぎている感じがします。
50mでも条件が良ければ着弾が映ります。
(敵が黒装備、晴天、逆光でないなど)
ScopeCamとairsoftのちがいは本体の大きさです。
高さが違うので低く取り付けたいときは35㎜、余裕があるときは40,25㎜で使っています。
選んだ理由はこの大きさでズームが効いたカメラの選択肢が少ないので自然とこれになりました。
固定方法で使い分けています。
自撮りカメラ Gopro Hero 4 session
選んだ理由は小ささと頑丈さと画角の広さです。
あとでも話しますが取り付け位置の都合上小ささと頑丈さの両立が必須でした。
同シリーズに5も出ているんですが、たまたま中古で10,000円くらいで売っていたので買いました。
自撮りについては他にも選択肢はあると思います。
カメラの固定方法について
サバゲーは自分でプレーしながら撮影をするので
動きやすさや、プレーの邪魔をしないかを考慮しつつ
映像がきれいに取れるかを考えなくてはいけません。
私の場合多少プレーに支障が出ても、カメラの固定位置を優先したりしますが、あくまでも撮影者がどっちを優先するかの問題です。
ヘッドカメラの固定
理想は目の間です。
かなりリアルな映像になります。
しかし目に被るのでプレーに大きく支障をきたします。
この映像はOpkixを使っています。
理想的な位置ですが、目と目の間にカメラが来るのでゲームに支障をきたします。
私は今おでこの前にレンズが来るようにしていますが、悪くない位置です。
他の取り付け位置の角度はこんな感じになります。
左上から、腕を伸ばした構えでカメラの固定位置を頭の前、おでこの前、目の間
下段は顔の近くで構えたときのもの
一番右は目の横(ゴーグルの側面)からの角度
なるべく目線の高さに近い位置にカメラのレンズがあった方がいいです。
頭の前につけると、遠くを映す分には問題ないですが、
手もとが映らなかったり、ハンドガンの構えが見えにくくなったりします。
カメラの固定する高さが目線から離れれば離れるほど見える角度と映る角度が変わることを気にした方がいいです。
固定するには頭の前が一番簡単なのでほとんどの人がこの位置なはずです。
しかし、ほかの位置と比較すると何とか工夫しておでこの前に持ってこれた方がいいはずです。
こんな風にアタッチメントを使っておでこの前にカメラを持ってきています。
ただこの方法にもデメリットがあって、口との距離が近いので鼻息がよく入ります。
ずいぶん苦しめられましたが、外部マイクを使ったりと固定方法の見直しでよくなりました。
ガンカメラの固定
レールにつけるか、マウントを使って付けるかの2択です。
理想の固定位置は
バレルの上、なるべく低め、銃口側です。
バレルのした、よこ、うえ、どこにつけても弾道を映すことはできますが
やはりバレルの上につけたときの弾道が一番自然です。
高さについてはバレルとの距離が離れて高くなってしまうと手前の弾道が映りません。
昔の動画ですが、カメラを高い位置につけているので弾が下からひょこっと出てきています。
ここは低くつけることでより真っすぐな弾道を映すことができます。
最近の動画はすべて低くしています。
銃口側につけるというのは、草が映り込んだり、持っている指が映り込んだりを避けることが目的です。
また、ガンカメラの固定方法はサイトと被るかどうかを考慮しなくてはいけません。
ScopeCamの方は高さがあるのでサイトに被りやすいです。
Airsoftの方は低いマウントを自作したのでサイトの視野を妨げずに使えます。
参考までに取り付け例です。
マウントはBaseかDMMで売ってます
自撮りカメラの固定
マウントは自作しています。
一応探せは市販品でも取る付けれますが、無駄にごつくなったりするので、ホームセンターに行ってステーを買ってきて本体に取り付けるのがいいと思います。
一応私のやり方はこんな感じです。
固定位置については左右どちらかになると思います。
背中に背負ったときにカメラが背中に刺さらないように右にしました。
距離は離れていた方がよくて、少し高い位置がいいですね。
あまり近いと、画面内の銃が占める割合が高くなり圧迫感を感じます。
カメラの設定について
ヘッドカメラ Goproの設定
まず、逆さ固定なので画面を上下逆さまに取っています。
画質は1080(フルHD)の60fpsです。
画角の広さについては、
森では魚眼無効(狭い)
市街地で広角
CQBで広角orスーパービューでやってます。
森は動きが少なく、遠くをじっと見ることが多いので離れた敵を少しでも見やすくなるように画角を狭く設定しています。
市街地は動きが激しく、首もよく動かします。
また周りに味方が映り込むシーンも多いし、交戦距離も近くなるので広角にしています。
CQBも同様に広角にしてて、スーパービューはスピード感が出るかもしれないと思い実験中です。画面がゆがむので嫌いな人は嫌いかもしれません。
ガンカメラの設定
明るさ調節を中心付近に設定、
鮮やかさをちょっと上げています。
鮮やかさを上げる理由はGoproに合わせるためです。
Goproが比較的鮮やかに映るのでガンカメラもそれに合わせないとしょぼい映像になってしまいます。
自撮りカメラの設定
画角はめいいっぱいの広角
手振れ補正をオフにしています。
銃に取り付けているため、手振れ補正なんて関係なくガンガン角度が動きます。
なので中途半端に補正が掛かっていると画面全体が大きく動きます。
一方で手振れ補正をオフにすると、銃は固定されているのでこの方が視点が固定されて見やすくなります。
昔の動画ですが、手振れ補正を付けています。
見やすさが変わるコツについて
ガンカメラのゼロイン
これやってる人いますか?
意外といないと思います。
BB弾が映像の中心に飛んでいくようにカメラの向きを調整してやります。
調整なしの映像
調整済みの映像
映像のレベルが違うのもありますが、真ん中に飛んでいかないと気持ちが悪いです。
余談ですが、この記事を書くにあたって、自分の過去動画を漁りました。
なんだか編集が拙くて、懐かしい気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
ガンカメラのゼロインのやり方については、マウントとレールの間にテープを張ってカメラの角度を少しづつ変えてやります。
上げたい方に貼るようにしています。
例えばBB弾が上の方に飛ぶ場合、マウントの前の方にテープを張って前側を上げます。
逆の場合は後ろにテープを張って前を下げます。
実際はどこに着弾してるかわからないと思うので、
まずはサイトをゼロイン
アプリでランカムの映像を出しつつ
的を決めてサイトで狙う
サイトで狙った的がランカムの中央に来るように調整します。
するとサイトのゼロインが合ってればカメラにもサイトと同じように真ん中に飛んでいく弾道が録画されるはずです。
この内容は今まで秘密にしてきましたが、この際暴露してみます。
これを気を付けるだけでガンカメラ映像のクオリティが爆上がりします。
ぜひやってみてください。
Gopro 外部マイクについて
付けた方がいい理由は二つ
頭の前につけるなら別になくてもいいかもしれませんが、デコの前につけるなら必要です。
マイクを口から離れた位置に持っていくことで鼻息を入りづらくします。
二つ目は風切り音対策です。
走ったり、風が吹くとぼーーとノイズが入ります。
私の動画はこのノイズが少ないはずです。
マイクにファーを付けることができるので、Gopro内臓マイクを使っているときと比べて大幅に風切り音を防ぐことができます。
熱暴走対策
長時間の使用はどうにもなりませんが、休憩のある夏のサバゲーならこれを使えば熱暴走が防げるよってアイテムがあります。
ペルチェ素子を使った冷却ガジェットです。
私はスマフォ用を使ってます。
オンラインゲームをしても、ライブ配信をしてもスマフォは熱くなりません。
これを使って使用後のあっついカメラに冷却板を直接当てて無理やり冷やします。
熱暴走するくらい熱くなる時は周りの気温も暑いので風を送ったり、休ませてもそこまで温度が下がりません。
この機械は10度くらいまで冷たくなるので、カメラの熱を一気に奪ってくれます。
熱をためず、休憩のたびに軽く冷やせば15分くらいのゲームなら問題なく使えます。
以上です。
いい動画を撮影してきてください。
ぜひいいねとしぇあ、コメントお願いします。
Noteなのでスキですかね。今後の励みになります。
追記
ガンカメラの上蓋部分を加工しました
ネジを外して、0.5㎜のステンレス板を加工
再びねじ固定するのは穴加工が大変なのでゴム製の接着剤でくっつけています。
各ボタンは、電源ネジを鑢でひたすら削り、サブボタンは裏表ひっくり返してニッパーでちょん切りました
およそ2~3mmほど視界を確保できました。