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3億円事件(爆笑
10月の新作になります。
今回のデザインは3億円事件のモンタージュと
私が青春時代にみた某裏原ブランドの隠れた名作、モンタージュ作品を、サンプリングして作成致しました。
ヒーローってなんだっけ?そんなことを思う日々がsnsをやっていると来ることが増えてきたように思います。
もとより私はヒーローより、ライバルや闇落ちしたヒーロー、俗に言うアンチヒーロー(ダーティーヒーロー)と呼ばれる自分の中に芯がありそれを貫き善悪の概念を持つ者を好むことが多くありました。
すべての人から祝福され、すべての人を救い、綺麗な笑顔を浮かべる人には嫌悪感をすら抱くこともあり、好きにはなれませんでした。
そして、ここ数年snsではよくヒーローイズムのようなもの見るようになったのと同時に疑問を持つようになりました。
『通りすがりのおじさんにあんなことこんなことで誹謗中傷された!けど、俺は言ってやったんだ!ここで負けたら俺以外の人も負けになってしまうんじゃないのか!って』(本文を特定されないように変えてます)
『すごい!!素敵です!!』
『カッコよすぎる!!』
こんなことが2週間おきに特定の企業から発信されているのをみました。
治安が悪いわけでもない、この町で果たして毎週誰かに絡まれて、戦い、それをsnsに発信する日々することはあるのだろうか....
捻くれてるのも、これは宣伝であり、sns戦略の一つであることも、知ってはいます。
実際は、ちょっと心配してくれた人を盛って話していたり、全くの嘘かも、全くの作り話かも、色々な可能性があることもわかります。
だからこそ、snsに蔓延りだしたこの実態実績の無いヒーローイズムというもの、嘘で作り上げフォロワーで固めた虚像に対してのカウンターカルチャーであり、アンチテーゼとして今回は意味も持たせてみました。
フロントには、顔の無いモンタージュ、「憎しみのない強盗」と呼ばれた犯人のモンタージュから顔が消えたら、Choice for Antihero、我々は何を選択するのか。
もし、"あーいう良いことをぺらぺら喋るやつ"がヒーローなのであれば、我々はアンチヒーローを選ぶ。
バックにはThe Choice is Yours
ブランドをはじめて約9年言い続けていること。
自分自身で、みて、判断し、選ばなくてはならない。この嘘で嘘を固め本物のように扱うモノが世に蔓延る中で。