34インチスケールと34.5インチスケールの比較音源

最新入手のベース弦は34.5インチスケールのベースに張る予定ですが、まずは現状で録音しました。3本の5弦ベースのうち、2本が34、1本が34.5インチになります。まずは音源のリンクを貼っていきます。

ずっとメインに使っているCrews Maniac Sound のBe Bottom' 21になります。PUはNordstrand NJ4SVに交換され、プリアンプはJohn EastのBTB01を入れています。今回はパッシブで使用しています。両PU、トーンもフルで、Weed BeePeeというアウトボードプリアンプに入れて、アクティブにしています。EQは全てセンターです。この後Dragonflyのベースを紹介しますが、それに積まれているオンボードプリアンプと同じものです。特性を揃えるために、今回はこれを通して録音しました。

これも34インチで、ボディ形状はシングルカットになります。Häussel Bassbarが二基載っており、それぞれがシリーズ、パラレル、シングルコイルに切り替えられます。両方を同じセッティングで3種類を載せます。

こちらがパラレルに切り替えたハムバッカーのサウンドです。

こちらがシングルコイルにした時のサウンドです。その場合もスプリットコイルのハムキャンセルが生きており、単体でもノイズは乗りません。Bassbarはクワッドコイル構成になっています。

ボディはダブルカット仕様です。ハムバッカーが載っていますがシリーズ接続されています。パンチがあり抜けも良いという、なかなかの良品と思います。この楽器が34.5インチです。スケールが長いメリットはローB弦のクリアさで優位が認められます。ただ、これで満足かと問われれば、不十分としか言いようがありません。35インチならばもう少し向上するでしょうが、この辺りが良い妥協点かと思います。

独立したタップのスイッチが備わり、シングルコイルにすることができます。その場合、ジャズベース同様、片側に寄せればノイズが乗ります。

というように、とりあえずピックアップのセッティングを変えながら録音してみましたが、実際にはネック側のみやブリッジ側のみも録っています。今回の趣旨はスケールですので、そこまでアップロードする必要はないと考えました。

Dragonflyのベースに積まれているプリアンプはスルーのパッシブ状態で、アウトボードの方でアクティブにしています。同じ製品ですが、オンボードで利用した方が音が良いです。当然パッシブで出してケーブルを介してプリアンプに入るので、その分の劣化が起きていることが、非常に微細ですが確認できました。今日のところはここまでになります。

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