2020年の買い物ベスト3とか5とか
2020年に買ったものの中で本当に良かったものが何か、自分の記憶のためにそれを記しておきます。というのも、本日ですが象印の布団乾燥機を買いまして、ここへ住むようになって1年が経ちますが、その間布団を一度も干していない、という恐ろしい状況を打破すべく、只今絶賛乾燥中です。これは当然2021年のベストへエントリーするわけですが、昨年は何が一番か、これは明白にトップ画像に写るベッドに他なりません。
Sertaのベッドです。引っ越したのは3/10のことでした。恐らく一週間くらいは米国にいたときに来客用に買った空気を入れて膨らませる簡易ベッドを使用していました。候補は色々あって、一番に欲しかったのは、IWATAの人類進化ベッドでした。是非検索してみてください。クレイドルになっていて、チンパンジーの樹上ベッドを模したものです。ショウルームへ体験しに行きました。それでわかりましたが、手足がベッドに収まらず、大の字に寝ると周辺に垂れ下がる形になります。当然掛け布団からも出ますので冬は寒いと思います。すると、対策のためのグローブとかブーツが別売で用意されていました。おそらく通年これだけで睡眠を取るのはきついでしょう。
それから数件を見て回り、結局大型家具店にSertaの出物があったので決めました。というより木目ですよ。樹種の名前は忘れました。ベースに使われたことがあれば知っていますが、知らない材でした。でもとにかく広い売り場で、この一台が目に留まったのです。ベース弾きのサガです。
そしてセミダブルサイズです。これは本当に念願でした。寝返りを打っても布団が落ちない。シングルベッドだと自分が落ちる場合もあります。さして寝相が悪いわけではありませんが、前の家ではありました。それらは捨ててきましたので、やっとここで人生初の妥協無きベッド選びができました。スプリングは固く、当たりの柔らかさはありながら体が沈みません。理想としか言えない、素晴らしい買い物になりました。これが2020年ベスト1です。
商品入れ替えのための処分価格になっており、ベッドフレームとマットレスが12万ほど。それで済むかと思いきや、パッドとシーツを専用に揃えてプラス3万円。ベッドだけ見て安いと思ったけど、お支払いは意外に重かったです。
2位は以前も書きましたがDelonghi Magnificaというエスプレッソマシンです。すでにこれは廃番になっていて、直系の後継が見当たりません。というのも購入価格はアマゾンで5万円台でしたが、今そのレンジで買えるものが簡易なものしかないようで、うちのと似た形状だと10万円より上になってしまいます。もしかするとモデル末期の特価設定だったのでしょうか。だとしたらこれもまた買い物としては最高です。あの時、10万円でコーヒーを淹れる機械を買おうとは考えませんでした。コロナ禍、ゴールデンウィークの頃です。以来毎日使っています。使いすぎないよう、1日1杯に制限しています。これが無い生活へは戻れません。
3位は防音室です。Avitecsを中古で買いました。3畳タイプで防音性能は3段階の真ん中。ただしこれに床面を増強するオプションが付いていました。1日の大半をこの狭い空間で過ごしています（ドアを閉めないで使用する時間を含みます）。PCはここに置いていますので、今も防音室の中です。国道に面したこの部屋は、防音室の戸を閉めた時にも、大型トラックの走行音が聞こえます。ということは録音ができる環境では無いし、逆にそれだけ内部の音が漏れている可能性もあります。というわけでベースアンプをチェックするなどの爆音は夜出さないようにしています。深夜は静かに音楽を聴く、しかしそこは気兼ねなくできる、という意味で最高です。というか、これだけのものが75万円で買えたことがラッキーです。運が良かった。
4位はBMW MINIにしようかな。Cooper Sの3door、屋根が白で車体はブレイジング・レッドという名のメタリックの赤です。それ以来Candy Apple Redのベースが欲しいです。ピックガードは白で。クルマについては散々語っているので今日はやめておいて、何故4位かといえば、このミニについては多少の不満もありますし、時々イタリアのクルマに乗りたくなるので、絶対的な魅力ポイントが少しだけ減点されています。でもこの車体に巡り会えたことは幸せです。中古車ですから出会いが全てです。
5位をどうするか。iPad Airにするか、F's Ukeにするか、はたまたTDL Studio Oneにするか。ここは大差がないです。同率でも良いのですが、敢えて順位を付けてみます。となればTDLが5位でしょうか。
この話もnoteで少ししました。今は無き英国のスピーカーブランドで、私は好きすぎて4機種持っています。全てebayで英国から取り寄せました。Studio Oneは、最後に入手したフロア型で素晴らしいです。これは防音室内ではなくリビングに置いて、主としてAmazon Fire TVなどで配信を見るのに再生装置として使っています。例えばAbemaの将棋中継で、将棋会館の外を救急車が通る音が微かに聞こえたときなど、表の国道を通過したのかと思ってしまいます。中継スタッフ達のささやき声も丸聞こえです。
6位をF's Ukeにします。オーダーで作って頂いた最高の品です。楽器としての鳴りを理想にしたくてサテン仕上げにしたら、すべすべし過ぎてホールドが難しく、それだけは後悔しています。それ以外、パーフェクトです。この順位まで後退するのは、単純に使用頻度です。毎日必ず弾く、というわけではないので。
7位をiPad Airにします。私にとって、初めてのApple Pencilが使えるタブレットです。このサイズに慣れると、もうiPad miniへ戻れません。ただ、これを買ったことによってどこまで生活が変わったかと言えば、何も変わっていないので、単なるガジェットの進化に過ぎず、この順位です。
以下はもう順位付けを放棄します。本当はベスト3の紹介に留めるつもりでした。でもあとひとつ、買ってないので除外ですが、今住んでるこのアパート（マンション？）に入れたことが、恐らく一番です。この一部屋、買い取れるなら買いたいです。と、以上のようなラッキーなことばかり続いた2020年でした。と思うことにします。