日記

Tidalを導入した主たる動機はVarijashree Venugopalのソロアルバム"Vari"と、彼女のパフォーマンスが際立つ"Oceania"が収録されたHamilton de Holandaの"Samurai"が聴きたかったからでした。Amazonで検索すると、前者はUnlimitedで聴くかMP3のダウンロード販売、後者は出てきませんでした。もはやCDは生産されないのでしょうか。製造と流通のコストを考えれば賢明かもしれませんが、フィジカルで持っておきたい気持ちが消せません。またCDからのリッピングがとりあえず最高音質だと、いまだ信じてます。

Tidalを使用し始めて、家庭内の潜在的な最高音質ではまだ再生できていないものの、リビングオーディオで満足いくクォリティで鳴らせています。聴きたい曲をブックマークし、曲単位のプレイリストを組んでいけば、結局のところAudirvanaでローカルファイルを再生していたのと使い勝手は変わりありません。ストリーミングの際にプレイバックまでのタイムラグを少々感じるけれど、HDからの読み込みと大差ないくらい。

これを書いている現在はShaktiの"This Moment"を聴いています。先端でグローバルなインド音楽は飽きることがない。ヴァリジャシュリーの歌唱は驚異的でありながらコージーで、ずっと聴いていたくなります。

書きソロのユニゾンから即興に入っても淀みなく紡がれるノートは、背景に一筆加えて完成をもたらす最善の響きを生み出していると感じます。

Tidalでは同じHolandaの"Chasing the Horizon"のビデオが上がっていました。これもYoutubeで見られます。

Victor Wootenの名前が挙がっているのに驚きました。沢山のファンの方を敵に回すつもりはありませんが、彼の演奏を聴いて、あまり良いと思った記憶がなくて(巧さで言えばベラボーに上手いけれど)、単に好みの音楽じゃないだけなんですが、これを聴いて見直しました。さすがのいい演奏をしています。そして、Varijashereeのファーストソロも、これらの作品もプロデュースしているのがMichael Leagueなのですが、私は長く鎖国を続けていたために、彼の名前ほどしか存じておらず、音楽的な力量についてはこれから紐解いていければと願うばかりです。過去に少し聴いた限りでは、やはり強い関心は持てませんでしたが、今となっては異なります。

さすがにサブスクの門を開ければ、知見の広がり方は別格です。Creditに間違いが散見されるので、情報性には疑問符が与えられますが、ちょっと聴いてみて良ければじっくり聴く、という繰り返しが大海を渡るようにスリリングな体験となっています。本当に、今さらなのですが。

さて、今日は火曜で、朝からの2(ふた)仕事を終え、本格的な課題にはこれから取り組みことになります。夜が明ける前に終えたい。多忙を極める覚悟で7月に入るや、想像の上を行く猛暑に襲われ、体調はすでに下降気味。鼻水が止まらない、という症状は、今また流行しているコロナではないと思っていますが、それでも厳しい。というか、体が重く、やる気を出すのに苦労しています。

先週の資生堂でも間近に見て精彩を欠く印象だった川崎春花選手が、その翌週ぶっちぎりの優勝を飾ったミネベアミツミ・レディス。また長く表彰台へ上ることすら稀になったメルセデスのルイス・ハミルトン選手が久々の優勝するなど、私の関心があるスポーツ界ではイモーショナルな展開が目立ちました。スポーツ選手の奮闘と、その暁に得られた報酬、それぞれのストーリーが少しは刺激となって、重い腰を上げ、やらねば、という気持ちを奮い立たせてくれます。

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