ダブル・オー・セブンの新作が封切られて4日目、わがYoutubeアカウントに現れるお勧め動画は、早速鑑賞を終えたレビュアーのものが溢れています。
ちょいちょい覗いてみると、どれだったか忘れたのでリンクは貼れませんが、同意できる方が1名、ほかはあまり感心できませんでした。Youtubeが勝手に推してくるものの中でクリックさせるだけの興味がサムネイルから伝わるものに限り、それだって全部見たわけではありませんが。
もう一回私の初見での感想を振り返れば、一番好きだった『女王陛下の007』の音楽が、これは確認を要しますが、まんま使われていたというポイント、サッチモの挿入歌だけではなくて劇伴のほうでの話です。これについて触れている方がいません。公式には6作目のジョージ版と本作は密接な繋がりがあると思うのだけど、私よりずっと詳しいはずの方々からコメントが出ていないことが不満です。
というのは、やはりレビュアーの方々がお若いので、きっとダニエル版より前を観ていないのだろうという推論が立ちます。ジャマイカが舞台であるのは初作と結びついていますし、グライダーが潜水艇に変貌するメカはロジャーの時代を思い起こさせます。などなど、もっと本当はその辺を調べ尽くしてこそ、〇〇チャンネルなどと謳う資格があるのじゃないかと、ダニエルよりも年上の私は、ついつい思ってしまいます。考えてみりゃ、自分より若いボンドなんて、想像したこともなかったです。
動画では、サブタイトル無しのUK発信のものも散見され、やはり役者が生で喋ってるのを聞くのは楽しいです。ワールドプレミア・イベントの中継など、キラキラの頂点を極めていて、ため息が出ます。やばいよ、これと言いたくなる。
まぁこれ、日記なんで、今この瞬間に脳内にある言語化できる象形を文字にしているのですが、ずっとボンド映画のことばかり頭にある日々になってしまいました。明日は2度目のワクチン接種に参ります。明後日・明明後日の仕事が、いかにヘビーなものになるか戦々恐々としながら、暇な時間、ちょいちょいクレイグ・ボンドをアマゾン・プライムで見返しているというこの頃でした。今、『スカイフォール』の途中です。
あ、そうそう、ひとりレビュアーの方が言っていました。IMAXで観た方で私と同じですが、音響効果がすごかったと。で、思い出しました。擬似的に、耳鳴りで難聴になったりするんですよ。爆発音の後とかに。映画のエクスペリエンスは、色々試みていた3Dとかを、もはや凌駕して凄いことになっています。さすがにサブスクでは無理ですね〜。