音楽教室の、とあるクラスの方とはゴルフ観戦の話題に触れたことがあって、今日はその報告をしました。60分レッスンの途中で、少しインターバルをとるようにしていて、皆さんの話を伺ったり、こちらから近況を話したりするのです。私の手首から手の甲へかけて真っ赤に焼けているのは、さすが女性達、初めから気付かれていました。
金曜日行ったんですよ、と口火を切るだけで、思った以上に生徒さん達が盛り上がってしまい、19とハタチで優勝争いしたんだって、とか上位の人は今回は出てないんでしょ、とかおそらくはニュースで触れている程度のことでしょうが、ちゃんと世の中の出来事の一つとしてチェックされているのに驚きました。
男子はどうなんでしょうね、とか私以上にゴルフ競技界に詳しくて教わることが多いですが、中でも、女子は海外でも戦えるよね、といったところで、サッカーやスケートなどでも世界の頂点に行ける日本人女性が各界にいらっしゃることは凄いことだと認識しました。人類のトップということですからね。
昨年プロになった台湾の大学生、ウー・チャイェンさんが金曜日、上がりの18番ホール、パー4の2打目でアプローチショットを直接カップに沈めてイーグル、トータル3オーバーから一気に2打稼いで決勝への切符を土壇場で手に入れたのを目の前で見ました。最終日にも4つ伸ばして16位タイは立派なものです。
私は、本当に、たった一回、コースで試合を見ただけで、それも4日試合の2日目、決勝へ進むか競技を終えるかといった分水嶺ではあるものの、あの感動的なファイナルラウンドでもないのに、完全に気持ちが持って行かれてしまい、どうしようもない衝動に駆られてゴルフ教室の体験レッスンを予約しました。今週金曜日に行ってきます。
やってみて、自分には無理で、見てるだけでよかろう、と判断が付けばそれでいいと思いますし、単なる健康維持としてでもやる価値が見いだせるなら習ってみたいと思います。私がやれるようになるなら、叔父達が手ぐすね引いて待っています。と、何も知らないうちは夢想も自由です。
楽器が弾けるようになったら楽しかろうと、憧れを抱いて教室にお越しになる方は、最近とみに増えてきました。これまで一度も、その楽器に触れたことすらない、という方も、少なからず私のレッスンにお通い頂いています。その逆をやろうということは、もちろん学びも多かろうと思います。
一昨年の夏、ある曜日のレッスン会場にカルチャースクールが併設されており、将棋教室があることに気付き、しかもその開催時間帯だけ、すっぽりレッスンが空いていたので、これはと思い入会しました。その途端、コロナに感染し欠席を余儀なくされ、体調が戻った時には、その枠に新規レッスンが入ってしまい、退会を余儀なくされました。将棋教室は、そのようなわけで4回しか顔を出せずに終わりましたけれど、ゴルフの方は果たしてどうなるでしょうか。先週の今頃には、まるで想像しなかった自分がここにいて、それは活力そのものであり、嬉しい限りです。