しょっぱなはベースアンプへの外付けツイーターについての話

つい先日、Twitterでフォローしている方が、最近取得されたであろうAguilar製プリアンプを画像で紹介されておりましたが、そこに写り込んでいる小さなスピーカーボックスに関して、他の方からの「私も持っています」という返信があるのを見て、たまらず私も会話に加わってしまいました。

それというのは、HUMPBACK engineeringさんが製造・販売している"MOBATUI"と称する持ち運べる外付けツイーターのことです。アクリルの1辺13cmくらいの立方体にホーンツイーターとネットワーク(信号を低音と高音に分けるもの)が内蔵されています。

私も持っています。今使っているのは2台目で、初代はそれを入手するときに、たまたま仕事仲間の方が興味津々で尋ねてくるのでお譲りしてしまいました。2台目は改良型で少し値が張りましたので、本当は残しておきたかったのですが、資金調達には渡りに船といった具合で、助かったのは事実です。

総計何台が世にあるのかわかりませんが、私の一台は、このnoteのクリエイターページに貼ったトップ画像に写るアンプヘッド右側に鎮座しているそのものです。

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私が本格的にエレキベースを弾き始めた時代には、普通ベースアンプにはウーハーのみが搭載されており、とにかく余裕を持って低域を鳴らすことしか考えられていないようでした。そもそもエレキベースは、大量生産に適したソリッド(箱状ではなくて板きれのボディ)のエレキギターが開発され、それをヒントにWベースを同様の構造へと落とし込んで産声を上げた楽器ですから、十分な音量を稼ぐために必須なアンプも、ギター用のものから派生し最適化されたものに過ぎません。

楽器の音域を鳴らせる低域の限界再生周波数をクリアし、効率よく音量を稼げるスピーカーユニットは口径15インチ、というのが一般的で、高域側はせいぜい3000Hz程度までしか伸びていません。当時は案外それで良しとされていたのです。

なぜなら、ギターアンプそのものもそうですが、その楽器らしさを演出するためにアンプの側で美味しい成分を強調するように味付けがしてあるからで、ベースアンプの場合にも、高音域を若干強く出すような工夫がしてあって、その電気的な音造りの成果としてちゃんと聞こえる高音域が(ある程度は)鳴っていたわけです。

ちょっとそれじゃ良くないんじゃない?と独自な発想で再生装置を再考したのが1970年代にアレンビック社を起ち上げる前のロン・ウィッカーシャムさんだったと思います。資料を精査したわけではないのでぼかした言い回しですが…。

ボーカルに使うような、音源再生の忠実度が高い装置(聞き馴染みのある「ハイファイ」という語の元々の意味)、今で言うPAシステムにおける可聴周波数帯域をくまなく鳴らせるように、高音・中音・低音などに分離したスピーカーを、エレキギター・エレキベースにも使ってみることを試しました。

余談ですがスライ&ファミリー・ストーン時代のラリー・グラハムが使っていたアコースティック社のベースアンプにも、上にでっかいホーンスピーカーが積まれていたような、いなかったような、朧気な記憶があります。

エレキベースがWベースの代替品、あるいは低い音域に特化されたエレキギター亜種のどちらでもなく、独立したひとつの楽器として認知されるようになった頃、その弾き手達は高音域が再生できないスピーカーから、電気的な強調を経た原音忠実度の低いサウンドが発声されるのに我慢できなくなりました。おそらくレコーディングされた音との乖離が激しいと思ったのでしょう。

むろんアンプキャビネットの目前にマイクを立てて拾った音がレコードに刻まれますが、そのミックスの過程で音楽に馴染むように調整された音色は、アンプから出ていた元の音とは異なるものになるのが自然な成り行きです。

そんなこんなで、1980年代の後半くらいから、ベースアンプ用のスピーカーキャビネットにツイーターが搭載されるようになります。

私が初めて買った本格的なベース用のスピーカーキャビネットは、ディーン・マークレー社(今は弦のみを扱うブランドになっていますが)の15インチユニットと10インチユニットを1つずつ搭載したものでした。ライブハウスやリハーサルスタジオで、15インチユニットのみ搭載の、ピービーとかアコースティックとかヤマハとかのアンプではブライトスイッチを入れて使うのが常識でしたが、その固有な耳障りな音色をなんとしても避けたかったのが選んだ理由です。

しかしながら10インチと言ったってウーハーですので、中音域が分厚くなるだけで、高音域まですっきりと伸びるようなことは起きませんでした。この選択ミスは若気の至りです。

スピーカーの名門、エレクトロボイス社がエレキベース用エンクロージャーの究極を狙って15インチ2個(1個のモデルもあった)に6インチを追加し、ちゃんとネットワークで高音域のみ担当させてフルレンジ再生を狙ったモデルが出てきました。ベース界の諸先輩方が、そのエレボの2発載ってる奴を史上最高だとおっしゃっていましたし、実際彼等の演奏を聴かせて頂くと同様に感じました。

でもそれでは十分ではなかったのです。私はそれより20数年後に、安く1発入りの方を入手し、あるライブハウスの備品に貸し出していた時期がありますが、そこを訪れたあるプロプレイヤーの方は「このツイーター壊れてない?」とおっしゃっていました。実際はちゃんと稼働しておりましたが、現代のような鋭い響きをもたらすものではなかったのです。

ツイーターや小口径のドライバーもそうですが、エレキベースの強い信号が入ってくるのに耐えられるものがほとんどありません。一発で飛んでしまいます。私は自作用に販売されている口径13cmのフルレンジスピーカーを2発、バッフル板を作り、バグエンド社の木製ラックケース(オイルフィニッシュのバーチでした!)に組み込みました。パワーアンプの前でちゃんとローカット信号を作って鳴らしていましたが、ある日自宅での練習中にスピーカーのコーンが燃えました。今でもその瞬間のことをありありと覚えています。

80年代半ばにさしかかり、いくつかのメーカーは日本のフォステクス社が作るメタル製のホーンスピーカーを搭載して手の届きやすい市販品を送り出しました。それを行った米国のSWR社、エデン社などが全世界の市場を席巻し、完全に新しいトレンドを生みます。以後ベースアンプからチャカチャカした金属音が巻き散らされるようになるのです。

面白いことに、同時期、エレキベース本体の方へも同様の要求に対する対応策が施されます。先にアレンビックという名を出しましたが、彼等はベースの中にアンプ回路を内蔵し、外部から電源を取り込んで、弦振動をなるべく広帯域な音声信号へ変換し伝達する工夫を行いました。だからこそ音の出口たるスピーカーシステムにもワイドレンジであることを求めたのです。しかしそこまで大袈裟でなくても、より簡易的に同様の効果が得られると、電源を要するピックアップ(楽器に固定されるマイクのこと=エレキ楽器の心臓部)あるいは回路が世に出現します。

EMG社、あるいはバルトリーニ社、それ等はともにアレンビックとも関係のある人物達が興しています。彼等は一般に多く流通する楽器への交換・取り付け可能なアフターパーツとして提供しました。そして従来の大量生産品では表現のための楽器として満足がいかない顧客のために手工で製作するベースビルダーがあちこちに出現し、彼等は当初から電池内蔵=プリアンプ回路内蔵の楽器を世に送り出しました。新世代のそれらは「ハイファイ」な楽器と言われることもあります。いわゆるアクティブタイプです。

弦が振動し、時にフレットへぶつかる金属音さえも音声信号へ乗せてアンプに届き、それらはメタルホーンの金属質な高音域として再生されるシステムが一般的になります。その新しいサウンドを気持ちが良いとして、時流に乗った音楽へ投入するミュージシャンが増えます。ヒット曲で聞こえるみんなが大好きな音が世に溢れるようになります。メーカーがこぞって、その再現が可能な商品を市場に出します。その結果が今のスタンダードとなっています。

おそらく、電池内蔵のアクティブ系のベースはベースアンプの音をマイクで拾う録音方法を嫌い、楽器からの信号を空間で鳴らさないまま直接レコーダーへ取り込む方法を好ましく考え、その対処法として推進したのだと思います。現在のエレキベースを録音する主流となっているやり方は、このような「ライン録音」です。そしてそのような録音によって顕わになるエレキベースの音を演奏現場で再現するためにも、広帯域に対応するスピーカーキャビネットが必要とされる循環を形成します。

さて時を戻して、アレンビックの製品をヤマハが輸入していた頃、そのカタログ・パンフレットには、アンプとしてアレンビック社のプリアンプ(今も作り続けられるF-2Bという機種=フェンダー社のギターアンプの回路を元としたもの)、パワーアンプにヤマハのPA用のもの、スピーカーにバグエンドのものが組み合わされて撮影された画像が使われていました。1980年前後のことだったと思います。

バグエンドは、当時ユニットまでは製造しておらず、レコーディングスタジオ御用達のJBL社やガウス社のものを搭載していました。しかし、そのキャビネット設計としっかりした製造によって、まぁ簡単に言って世界最高の楽器を鳴らす最高のアンプを構成する一員となっていたわけです。バーチ材をオイル仕上げした無骨な外観は、ほぼ真似をされることなくアイコニックなデザインとして確立され、今でも主力商品に受け継がれています。

最近惜しくも廃番となってしまったようですが、バグエンドには10インチと15インチのユニットへ、そのセンター部分にツイーターを重ねて搭載する「同軸型」と呼ばれるものが存在し、人気でした。一方12インチに関しては同軸型の2ウェイは作られておらず、本当はとても潜在需要が高いと思われますが、フルレンジ1発という構成になっています(今後は10インチも15インチも同様でしょう)。

私は同軸型でない10インチを2発搭載し、キャビネットの奥行きが短い、同社によればギター用とされたモデルを1990年代に使っていました。低音が不足気味と思われる用途ではエピファニ社というところの15インチを一つのみ搭載したキャビネットとスタックしていました。それ以前にアコースティック社の15インチ1発キャビネットの上に10インチ2発キャビネットを重ねてアイドル歌手のお仕事などさせて頂いておりましたが、あまりに大きく重いために手放し、少しの時を経てバグエンド&エピファニという、やや小振りかつ、よりハイクラスな組みあわせに替えました。軽くなったと言っても、たぶん両者ともに30kg程度あった気がします。

10インチと15インチじゃ上が伸びない、という経験談をお話ししましたが、懲りずに同様のことをやり続けているのですね。駄目な人間です。でも10インチが2発だと、全然いいんですよ、ツイーター無くても。たぶん。レンジごとの密度感が変わるんでしょうね。

私、本当に売ったり買ったりを繰り返しており、何を探求しているのか自分でもよくわかりませんが、悩みを解決できるコンセプトを見いだすと実戦で使わずにはおられない性分なんですね。それで、なんやかやがあり、年齢も重ねて重量物の運搬に苦慮する場面も多くなるにつれ、15インチを諦め、12インチへ移行しようと考えるようになります。

それで一時、バグエンドのS12という、singleの12インチを搭載したオイルフィニッシュ・バーチ外装のモデルを買いました。先に告白しますが、バーチでないものも一度買っており、バーチですがアンプ内蔵のものも一度買っております。専用のツアーケースも持っていました。ですが今はひとつも残していません。駄目人間です。それらにすら重さに目をつぶることができない時期があり、その結果です。

さて、ようやく長過ぎる余談を経てツイーターボックスの話を再開します。バグエンドのS12を所有していた頃(カーペット仕様の方です)S15Xという同軸ツイーター搭載型のsingle15インチも持っていて、この2台をスタックしたときに、この世で最高のベース再生装置が組めました。鳴らすアンプヘッドは西ドイツ時代から存在するグロッケンクラング社という、今後また連呼することになるであろう優れた音響機器メーカーのトランジスタアンプで、もう本当に素晴らしかったです。どんな相手にも負ける気がしません。

重さに負けてS12だけ使うというケースにおいて、ローエンドの不足を我慢することができても、ハイエンドの抜けはもっと欲しいという希望から、持ち運びできる外付けツイーターを作ろうと思いました。今度は燃えない奴がいいです。

ホーンとはラッパの朝顔のことを指しますので、スピーカーの奥行きは長くなる傾向があるのですが、運搬を考えて小型のもので、かつ耐入力を100Wくらいは確保したかったです。それともう一つ、受け持つ周波数帯が、(ツイーターにしては)ある程度低い方まで鳴らせないと意味が無くなってしまいますので、ベースアンプとしての使用目的を考えると2500Hzをカバーできれば理想的です。

すぐには見つかりませんでしたが、結果的にブラジルかどこかで、JBLのOEMをやってるとかの見知らぬメーカーから、行けるんじゃないか?という一品を探し当てました。これなら12cm四方くらいの箱に収まりそう…。

ちなみにスウェーデンのEBS社のスピーカーキャビネットの上級機にはツイーターにJBLのロゴが入っています。もしかするとそれとは姉妹関係かなと思ったり。

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というわけで、日頃からお世話になっているHUMPBACK engineering主催の戸田さんに相談し、ネットワークを内蔵したツイーターボックスを、そのユニットを使用して試作して頂く運びとなりました。条件として、スピコン/フォンを兼ねるコンボジャックの入出力(出力はハイカットした信号をウーハーに渡すためのもの)とアッテネータの装備。クロスオーバーは可能なら切り替え可能に。

試作機の段階ではHartke社の115XLと併用して様々なセッティングで実戦運用を行いました。アッテネーターは必須でしたが、クロスは3500Hz固定でOKでした。そうして生まれたのが"MOBATSUI"の初号機です。ご利用の方々の多くがそうされているであろう、バグエンドS12をよりハイファイにするための装置です。

アンプの出力をパラレルに繫いで、S12側をフルレンジにして鳴らすことももちろん可能ですが、私の耳にはS12はハイカットしたウーハーとして、ローカット信号をmobatuiで鳴らす通常の2way接続の方が、確実に音はいいと思います。

先述のグロッケンクラング社から、私の思う理想のベースアンプキャビネットが出ていて、数年にわたって使っていました(が結局重量案件により手放しています)。Bass Art Classic と名乗る製品で、スイッチによって15インチスピーカーをフルレンジとして使うのか、ツイーターと帯域を分けたウーハーとして使うのか選択できるようになっています。前者を"stage"、後者を"studio"と呼ぶ粋っぷりです。わかっています。様々な状況でチェックして、私の耳には常に"studio"モードが優位でした。

世間一般にはツイーターのみ足しました的なキャビネットが相当多く出回っておりますが、適切な周波数で上下を切り分けて、ちゃんとした2wayにしている機種以外は、所有したいと思えません。アッテネーターがあればチェックできますが、絞りきったときにウーハーの音がこもれば、上が切ってあります。そこそこ固めの音である場合、入力信号スルーのフルレンジ駆動されているケースが疑われます(もちろん、それをもって批判をしているわけではなく、好みの問題です)。

SWRについて、先に触れましたが、そこの大ヒット作10インチ4発にフォステクスホーンを装備したGoliathという人気商品から派生した10インチ2発のGoliath Jr.という機種を持っていたことがあります。こちらもアッテネーターを全閉すると、楽器のトーンをカットしたような鼻づまりっぽい音になり、帯域を分けていることが窺われます。ところがフォステクスのキャラクターが強すぎて、こもりを解消しようとほんの少しツイーターを鳴らすだけでギラギラした音になってしまい苦手でした。以後、ツイーター装備の場合、その音色傾向に神経を使って選ぶように変わりました。

ホーンツイーターは、ウーハーやミッドレンジ用などのコーンスピーカー(紙のお皿が貼ってあるような)に較べて、能率がとても高く(電流を通したときの鳴りへ変換する効率が良い=大きな音を得られやすい)耐入力も高くできます。また高域は広がりにくい特性がありますが、ホーンの形状によって、聞こえるエリアを広めることができます。今はもう使っていませんが自宅のリスニング用オーディオのスピーカーにもミッドレンジとツイーターにホーン形式を選んでいました。全てJBLの古いユニットで構成し、真空管アンプで実にリアルな音が鳴っていました。

エレキベースからのトレブルを受け止めて再生できる小型ユニットということでやっと探し出したPRV audio社のツイーターでしたが、初号機のできに満足していた反面、すぐにソフトドームはどうなんだろう、という興味が湧いてきました。多少大きくなってしまいましたが、やがて使えそうなユニットを見つけることとなり、そうなれば自分を抑えることができません。さっそく戸田さんに投げます。

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返信をいただいたのは、まずエンクロージャーについて。アクリルボックスは、落下で壊れる可能性が高いので木製で作りたい、とのこと。ユニットの形状によって、これまでの回路を同サイズには組み込めないので大型になってしまうということ。むろん承諾しました。大きな問題ではありません。

使用しているユニットはTangBand 28-1582Sというものです。2500HZが推奨カットオフ、能率は94dBとホーンよりは低め、最大瞬間入力100W(定格は12W)口径は28mmです。製作価格を極力抑えたかったため集積材を採用しています。戸田さんがCADで設計し、NCルーターで高精度に切り出した部材で組む、しっかりとしたエンクロージャーです。

完成された状態では、集積材の模様がかまぼこの板に見えてしまい、バーチのS12とは合うのでしょうが、黒系の機材との見映えのマッチングが悪く、アクリルよりも幾分大きくなったせいで片手で掴んで運ぶことができずに、落下の危険性が増えました。そこで、自力でハンドルと足の装備、外壁用の塗料を使った黒への塗色を行い、前面に保護キャップを付けて現在の姿としました。

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勝手にそう呼んでいる「ソフト・モバツイ」ですが、やはり金属的な響きを押さえることに成功し、音色という点で期待通りのものとなっております。ホーンを使用した初号機に較べると、高域再生の力強さとサービスエリアの広さという点で目に見えて劣っています。しかしこれは織り込み済みで、座って弾くことが殆どの、私の仕事形態では広いエリアに音を飛ばす必要がありませんので、課題は理想の音がセットアップできるかどうかに尽きます。月日が流れて、私の手元にS12はもう無くて、大口径と言えば115XLがあるだけです。これとの組み合わせで、自分には大満足の音が作れましたが、15インチスピーカーを外の仕事に運び出して使うことは、体力・気力から言って今後無さそうな気がしますので、それは即ちソフト・モバツイの出番も無くなるということですが、ここまでやって理想の音が見えていますので、本当にやって良かったと評価しています。

外付けツイーターの試作を打診したメールを戸田さん宛に送ったのが2015年4月のことでした。ソフトモバツイは2018年4月に完成品を送って頂きました。常用期間はトータルで20ヵ月ほどですが、音楽に没頭できるモニター環境を構築する上で、無くてはならない機材でした。依頼して良かったです。戸田さん、感謝しています。

おわり

さて。気軽に書くとこうなる、という悪い見本のような長文になってしまいました。ごく間近なTwitterでのやり取りをきっかけに、頭に浮かぶに任せてだらだら語りました。こういう日もあります。元旦だからかもしれません。

そして、おそらく私が直接教えている生徒さんもご覧になることを想定して、専門的な用語をできるだけ噛み砕いて表現するよう努めました。まだ扉を開けたばかりの方が多くいらっしゃるためです。

あと、実体験に基づいて書いているのは当然ですが、裏取りまでは行っておらず、固有名詞を出している割に、情報としてはいい加減なテキストになっております。記憶違いは多々あると思いますし、表現を間違えて事実と異なる内容をお伝えしてしまっている可能性もあります。人と人との世間話のような気楽さで受け止めて頂ければ幸いです。悪しからずご了解ください。

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