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自作VOCALOID曲・MV制作話[たのしい地獄]


5作目のボカロオリジナル曲+MVを公開しました。

http://youtu.be/USP5fWcuiSk
nhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm41577891

今回のテーマは言ってしまえば何かしらを創作することそのものに対して私が持っているクソデカ執念です

私はそんなに大したものは作れないクソクリエイター(と名乗るのも正直恥ずかしい笑)ではありますが、
それでも制作ってしんどいですよね。

動画では今回は映像とか音楽について特に描写してますが、多分イラスト物書き撮影工作etc何かしらにのめりこむ人ならみんなそうだと思います
側からみると笑顔で足を進めているようですが足元を見ると不安の中綱渡りだったりします。それとフリーランスになったせいでまあまあ発生した期待させられて落とされて の数々よ・・・

うまく作れなくてもしんどいし、いざできてみたら評価されない&自分の理想への届かなさでしんどいし、かといって創作するのをやめてしまうとなにも作れなくなった自分への失望や、できる人への嫉妬や焦りで液状化しそうになるのは多くの人が感じていることなのではないかと思います。

つまりやっても地獄、やらなくても地獄!
これについてはこの両極のウエイトの振り分けの違いこそあれど、いろんな人が私の人生において言及してきました。
お金と時間を払ってわざわざ苦しみに行っているようなものですからね。
時に親からの叱責として、時に同居人からのたしなめとして、時にバンドメンバー同士のシニカルな自虐ネタとして、時に自分から自分自身へと「こんなのもはや呪いだ」と

それでもやめられないし戻って来ちゃう。
だってなんといっても自分を定義してくれるこの活動でしか救われないしたのしいから

みたいな所です。

またもちろん中には純粋な創作意欲のみで推進できる光のクリエイターの方もいらっしゃるとは思うのですが、私のように自分に自信がなく、付加価値をなんとかして自身に見出したいと思い、スキルをガリガリ刻みこむことで自分を納得させている人もいるのではないのかと思います。みんな俺と同じはずだ。

とまあこのへんを動画にけっこう詰め込めた気がするので、よかったらなにとぞのたうち回る底辺クリエイターを見てみてください・・!ちょっとだけでいいので・・!!

今回の新しい試みとしては実写MIXを取り入れたことと、ベーシストとして復帰したことです

動画素材がないのなら己が素材になればええやんの開き直りで撮影を行いました 一眼楽しい。広角単焦点のレンズ欲しい。またどうしてせっかくの自作Vtuberモデルをこんなクソ地味に作っていたのかの答え合わせもこれです。以前Twでも書いたのですが、最初からVtuberと中の人というより、雑に扱える分身として作っていました。同一人物のリアル空間版とCG空間版みたいな。
それを表現するには、リアルの自分と同一人物とわかってもらえそうなデザインにしておく必要がありました。この卑屈そうで美人とは言い難いキャラクターの意味はこれです。気持ちがコンピューターの中と外を行き来するのを表現したかった。でも伝わってんのかなこれ。
まあ自作したミクさんモデルにもご登場いただき楽しかったです。今後はむしろこっちのほうが出てくるかも。かわいいし。

表現として私のモデルは今回で殻が破れてしまった感があります。撮影の知見が深まったことですし、自分にカメラを回す気恥ずかしさも吹っ切れた感があるので今年から私は顔出しアリでやるのもありかなと思っております。省力化。CGじゃないと表現できない場面はそれはそれで使ったりも。

個人的に数多の楽器で一番ベースが楽しいので、今作は基本ダウナーな人間の作った音楽としてはまあまあテンション高いです。まあこれについてはひたすら楽しかった。育児中(終わったわけではないですが)さわれなくてつらかった。でも復活。スキルはすみませんこれからなんとかします。場所によってはめっちゃ走ってたりするよね。でも楽器は1日休むと3日戻ると洗脳されて育ったので、5年ぶりにしては思ったほどは終わってなかったなとも思いました。

長くなりましたがとりあえずこんなところです
ここまで読んでくださった方、もしいらっしゃったらマジでありがとうございます・・・

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