7/21 マーキュリーカップ 予想
「マーキュリー」という単語を目にすると、「見よ栄光のマーキュリー」という履正社高校の校歌を思い出します。高校野球ファンの方であれば、共感していただけるのではないか…と期待してしまいますが、いかがでしょうか。
さて、今回はタイトルの通り、マーキュリーカップの検討をしていきます。
蛇神聞掲載レースで3戦2勝、回収率264%だった昨日の好調をどうにか維持していきたいところですが、正直言って、三連単をしっかり当てるのは意外と難しいのではないかと考えています。
まずは中央馬から
③ マスターフェンサー
前走のスレイプニルSは、勝ったエルデュクラージュのルメール騎手に上手く乗られてしまった印象です。(ただ、前々走のブリリアントSもサトノティターン共々、同じ相手に同じ負け方をしているのはどうなのか…。)
調教であまり動けていないのは気になりますが、相手は弱くなっているので、ひとまず複勝圏内は堅いかなと考えています。
斤量も54kgと手頃で、好位の内から前を捌ければ圧勝してもおかしくありません。
⑦ アポロテネシー
前走は仁川Sでヒストリーメイカーの3着。作田厩舎の引退で大ヤリも大ヤリだってであろう相手なので仕方なし。また、2着も当時初ダートのクリンチャーで、そこからの戦歴を考えると、十分に価値ある戦績と考えています。
今回は横山武史騎手へ乗り替わり。主張すればハナが取れるメンバー構成で、逃げなかったとしてもリンノレジェンドの2番手。一長一短ある相手なので、圏内に残ることも考えるべきでしょう。
⑧ ヒストリーメイカー
恐らくこのレースを難しくしているのがこの馬…というか騎手。前走の平安Sは、オメガパフューム、ヴェンジェンス、ゴールドドリームに続く4着と、充実ぶりを見せました。ただどうしても、畑端騎手に信頼を置くことが出来ません。ここで重賞初制覇を決めるのであれば、OP入りを決めた摩耶Sと、大ヤリの仁川Sで起用された藤岡佑介騎手の方が…と考えてしまいます。
ただ、未勝利で金沢へ移籍し実績を積んだ馬と、16年にわたって年間3桁騎乗のない苦労人コンビの一撃にはロマンがあります。殊に、馬の能力は申し分ないだけに期待しています。
⑨ デルマルーヴル
前走はフェブラリーS。明らかに適性外のレースだったので必然ともいえる惨敗です。この馬はケイティブレイブの3〜4歳時にそっくりな戦績で、ゆくゆくはJpnⅠ戦線へと殴り込みをかけようというところなのではないでしょうか。
特徴としては、いい脚が長く使えるところとズブさ。多頭数を捌き切れないので、交流重賞をメインに使っているものと考えられ、やや広い盛岡もこの馬にとってはプラス。そして、名古屋グランプリで好騎乗を見せた岡部騎手が乗れるのも見逃せません。
とはいえ、スローペース濃厚のメンバーで、1頭だけ3kg増の57kg、そして休み明け。これだけのマイナス材料が揃うと、勝ち切るのは難しいのではないでしょうか。
⑫ ヨシオ
4年前の2着馬も、さすがに先行力に陰りが見えています。函館で2戦してからの連闘となるのも状態的にプラスとは思えず、山本聡哉騎手騎乗が唯一の強みでしょうか…。
続いて地方馬です。
① ランガディア
岩手に移籍して3戦3勝。とはいえ、移籍前の総武Sでの大敗を見ると、さすがに中央OPのダート馬には敵わないのでは…。真価が問われる1戦ですがここは静観です。
② ディグニファイド
シアンモア記念でランガディアに大敗。中央でも準OPで頭打ちになっており、さすがに力の差が。
④ ヤマショウブラック
3歳時の走りが出来ておらず、ランガディアに3連敗。一変あっても掲示板に載れたら上出来でしょう。
⑤ リンノレジェンド
年明け不振も徐々に良化。前で可愛がってもらえれば残る可能性は少なくありません。
岡部騎手が乗れればベストでしたが、高額賞金のレースに滅法強い吉原騎手も当然に名手。地方馬ならこの馬でしょう。
⑥ センティグレード
こちらもランガディアに負けている組。前走は激走したが、さすがにここは。
⑩ キタノイットウセイ
自己条件でも大敗続き。ナラに歯が立たない現状。
⑪ アリオンダンス
笠松で頑張っているが、さすがに敷居が高すぎる。
⑫ ナラ
(ほぼ)毎週会えるみんなのアイドル。今週も手当を貰って帰ります。
自己条件ではけっこう強い。
⑬ アドマイヤメテオ
他の岩手勢同様にランガディアに勝てない組。
毎度の事ですが、蛇神聞(@jyashinbun)で印を公開し、レースまでにTwitter(@shinigami_keiba)に買い目をUPします。仕事中に余裕があればこちらにも…。