Pain Points List
本記事では、
- Pain Points Listを作成する目的は何か?
- Pain Points Listとは何か?
- Pain Points Listをどのように作成していくのか?
- Pain Points Listをどのように共有していくのか?
について説明していきたい。
Pain Points Listを作成する目的は何か?
Pain Points Listを作成する目的は、"日本の本質的な課題" と "新たに事業を始める起業家"とのマッチングを加速させて、効果的かつ効率的に社会が良くなる仕掛けを提供したい、ということである。
労働人口が減っていて、経済が上向く見通しが立たない日本は、現時点でもそうであるが、今後、さらに課題が増えていく。一方で、起業家は、常に課題を見つけている。新たに事業を始めるにあたり、重要なことは没頭できる課題を見つけることである。大抵の場合、起業家は身の回りで見聞きしたことや体験したことから、その課題を見出す。つまり、日本にとって重要な課題に、日頃から起業家が触れていれば、日本の課題解決と起業家の事業創造が一致する可能性が高まるのだ。
以前、このような記事も書いたので、読んでもらえると、より理解が深まると思う。
Pain Points Listとは?
Pain Points Listとは、新たに事業を始める起業家にとって有用な、"日本の本質的な課題"のリストのことである。
Pain Points Listをどのように作成していくのか?
"Pain Points List"の進め方としては、
1. 作成チームで業界を決め、簡易的に調べ、議論しながら、テーマを絞る
2. さらに調査・議論を深めて、記事としてまとめる
3. 四半期ごとに、1と2を繰り返す
ことをイメージしている。つまり、四半期ごとにPain Pointを1つ積み上げ、Listを作成していく。なお、作成チームのメンバーとして、日仏拠点でスタートアップ・エコシステムに特化したシンクタンクRouteX Inc.を経営する大森君が加わってくれている。
Pain Points Listをどのように共有していくのか?
共有方法としては、先ほど作成した記事を、このnoteに四半期ごとに掲載していくことを想定している。客観的かつ完璧な調査結果というより、起業家が新たな課題に触れるキッカケの1つになれば嬉しい。