夏フェスとNumber_i
これは、私が2024/8/17(土)のサマソニTOKYOに行った記録です。フェス経験ゼロの虚弱体質かついい歳の女ですので、今後「真夏のフェスに行ってみたい」という気持ちになったフェス経験ゼロの虚弱体質なご婦人にとりまして参考になることがあれば嬉しいですが、たぶんないです。
開演までの話
開場が9:00のサマソニ。会場着は8:30頃。すでに開場を待つ列ができていて、1DAYの特にプラチナでも朝イチでもなんでもない紙チケを握りしめて列に並びました。もうここで心折れそうな私。だってコロナ前のカウコングッズ列くらい並んでる。ぱっと見7~8割がNumber_iファンのように見える(グッズで特定できるのは5割くらいだけど雰囲気的に)。ということはほとんどがZOZOマリンへ向かうわけで、全員入るの?という不安すらわいてくる(入ります)。
前日までの台風はすっかり過ぎ去り、ジリジリ気温が上がってきていて、Xやインスタに弱音を吐きまくるw たぶん、開場して列が進みはじめるまでの待機列が日向だったら命の危機感じて帰ってたね。たまたま街路樹でできた日陰でさ。あと「重い」という理由で何本持っていくか悩んだ水分だったけど、「重くても多め」を選んだことで「私にはお水がある」という安心感で、待てたよね。もし1〜2本しか持ってなかったら命の危機感じて帰ってたね(二度目)
でも開場してからはススッと列が進み、リストバンドをつけてもらって(楽しい!)スタジアムまではフードコーナーや放水してる陽キャスタッフのポップな雰囲気で足取りも軽く「きてよかった」という気持ちに(ちょろ)そしてスタジアム内に入ると、も〜さすが俺、伊達に何年もジャニオタしてない。ZOZOマリンを「狭い」と感じるんだもん。
アリーナに行くのは家族の許可がおりていなかったこと(虚弱体質なのでw)、もともとドームクラスの「スタンド席」が嫌いじゃないこと、音だけでも聞ければいいというゆるい意気込みでいたことで、「近いやん!!」とテンションぶち上がり。
事前の軽いリサーチで、全体を見渡せる真正面がいいけど機材やネットが邪魔なことは分かっていたから、ここらへんに座れたらいいな〜と目星をつけていたところに席を確保できて、その景色に「俺来年もくる!」という気持ちに(ちょろ)
9時開場でNumber_iは11時からなんて、2時間も待てないよ〜と思ってたけど(絶望的にマテができない大人)、席に着いて落ち着いたのはすでに10時頃だったのでもうすぐだ〜ってまた心の余裕が生まれる。隣のひとり参戦のお嬢さんとおしゃべりしてたらあっという間だった!!サマソニ、最高です!!!!!!!!!!(まだはじまってない)(ここまでで1000字)
MARINE STAGE
ベテランMCの方が出てきて注意事項を読み上げるわけだけど、「サマソニ初めての人〜?」で、アリーナに多くの手があがる。やっぱ、あれですか、Number_iですかとニヤニヤするお兄さん。そうっす。新規がたくさんっていいよね?(サマソニの心に直接呼びかけています)
我々の文化ではさ、ライブの登場っていうと、でかいセットがグワーンと開いたりやたら上から吊られてたりでなければ下からびっくり箱みたく飛び出してくるって登場が所謂「登場」じゃん。MCのお兄さんに「Number_i〜!」って呼ばれてGOAT MV映像流れてステージ脇から(Tシャツで)普通に歩いて「YO!サマソニ〜!」(平野)って出てくるの新鮮すぎて泣いちゃった。本当にかっこいい!これが見たかった!来年もまたくる!
1. GOAT
キャ〜!に加えフゥ〜〜〜〜〜!!!!!!!を浴びるNumber_iの皆さん。いやまじでiLYs臨機応変がすぎん?いままでどこにいた?さてはこの人らにチケット当ててなかったな?という気持ちになった当ててほしい。俺の中の神宮寺が「こんなオタクまだ見たことない」って歌ってる。実際おたくとそうでないフェス界隈の人の割合どのくらいだったんだろう?ほぼおたくにしては純粋に熱すぎて(おたくってもっとひねくれてると思うw)(偏見)、一般人にしては曲を捉えすぎてて、パラレルワールドかと思った。そしてGOATってやっぱり強い。つよつよ。秒で「俺ら歌えますよ踊れますよクレイジーですよ」って自己紹介しちゃうんだから。
(平野)間違いだらけの世界に
(神宮寺)満たされてくサイテーな世界を
(岸)〜もう踊らずにはいられない
で三角形一周したらもう、ああもうこのグループやべえなってなった(新規?)。生歌が力強く響く。すべてをさらけ出しにきてる。なぜならここはフェスだから、と思ったら泣けた。来年もまたくる……
2. SQUARE_ONE
もうね、GOATでZOZOマリンぜんぶ飲み込んだのがわかったよね。スクワンのイントロ流れた瞬間、完全にNumber_iの色に染まってた。はい、もうついてこれるよね?みたいなさ〜かっこよ〜〜〜〜なに〜〜〜。
GOATで「このグループやばい!」ってなったら、スクワンで「ええ!神宮寺くんやばい!平野くんやばい!岸くんやばい!」ってなった(ねえ新規?)これ自己紹介ソングだからさ、GOATほど3人のノリ合わせてないっていうか、ライブ感が強いというか、個のノリが感じられてちょーよかった。ここでそのテンションでくるんだ(すき)って。神宮寺くんがすべての空気をリードしてて(ガチで頼もしすぎ!!!!!!!!!)、岸くんは役者(歌詞がドラマみたいに聞こえる)で、平野さんはスター、エンタメ界の宝なの。3人合わさると、エンターテイメントショーだよね?ショーのなかの1曲みたい、って。ライブってよりショーなのよ、Number_iのステージは。
3. No-Yes
平野の愛情たっっっっぷりの「岸くん歌います!」からはじまった No-Yes。もうさ〜〜〜KCの「Stand By Me 君は僕を〜」× 客席の歓喜 × 真夏の青空 を感じた瞬間、涙腺崩壊。ダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜😭すべてが見たかった景色すぎて、嬉し涙で、もう、ダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜😭3人の優しい歌声のNo-Yes、本当に心が洗われすぎてぺっかんぺっかんのツルッツルになる。喜んでる客席見てNumber_iも喜んでる。ハピネスパワーでこのまま地球割れるかと思った。あとスクリーンに映る顔がいちいち良すぎる。フェスの会場で映る顔史上いちばんいいでしょ。サマソニのスクリーンもこんな可愛らしいお顔映していいんですか?って驚いてる俺横アリとかMステじゃないんですけどっつって。あの縦長スクリーンにひとりひとり映るんだけどまじ顔が綺麗すぎて全部漫画。綺麗に収まりすぎて全部恋だった。汗なのか湿気なのかいつもより3人ともすっぴん(素肌)っぽいんだけどね。それがより恋でしかなくて。
神宮寺の「ふ、ざ、けんなぁ♪」可愛かった。ふざけてごめん〜♪ってなった。この曲で上手下手移動したと思うんだけど、途中平野カメラにピースしてくれたのにスクリーンには映らなくて、おいおいフェスのノリってわッかんね〜なって不貞腐れたwそれは映すとこやろ!(ってとこ他にもあった気がする)けど、あと平野さんはね、あんなにスターなのに観客のひとりひとりに対して、対ひとりの人間として、歌ってる感じがここでもガッツリ出ていてまじですげーなって思った。人間の心鷲掴みにするバケモノの子なのかもしれない(褒めてます)。そしていちいち岸パートで泣けて泣けてしょうがなかった。歌い出しもそうだし、「もしも Yes だったら〜」もそうだし、「……ぜんぶ君のせい」もそうだし、「溢れる Stand By Me」も、ダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜😭この大地に岸くんがいてくれてありがと〜〜〜〜〜〜〜😭
MC
いつも通り?いつも通りのなんあいちゃんなんだけどwジモ宮寺がごきげんだったよね!w
4. Banana(Take It Lazy)
ダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜😭ってなってるのにまた「…Waking up」でダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜😭ってなったwもうむり
すごいよ、こんなに暑いのに「…あったかい」ってなったからね。太陽に熱せられた空気の暑さよりも、心のあったかさを感じるの。こわいでしょ。人の心をコントロールしすぎな。このときのZOZOマリンの空気感、言葉にするの難しいな。なんかね、風鈴みたいな曲だった。
5. Blow Your Cover
これ初めてドームで見たときもガッツリ踊りはじめてびっくりしたんだけど、本当にイントロの部分で、ハッとする。スタンドからでも、3人の息遣いまで同じなのがわかる。こわい。ひとりが歌ってるときに、もうふたりが本気で踊ってるから、どこ見ていいかわからん。スタンドからだから全体見えるはずなのに。わからん。完成度が高すぎる。
もう夏だし屋外だし、スタンドマイクver.でしっとり歌えばいいのに、結局スタンドからマイクばっ!ってとってハンドマイクでガッツリダンサーさんと踊りはじめてほらほらそういうことやぞ(いいぞもっとやれ)ってなった。
3人とも動きが綺麗。声が綺麗。あまりに美しすぎてまた涙出てきた。ぜんぜん枯れない。
6. FUJI
このへんからこの人たちは同じ人間なのだろうか?という疑問がわきはじめる。だってドームでこの曲はNumber_iの1曲目だったわけだけど、30℃以上の野外の6曲目で同じようにアゲにこれるのこわくない?ちょーこわくなったんだけどw客席もおかしくなってるから言われるがままにPut your hands upしすぎてて楽しすぎたぜんぜん暑くない!(しぬほど暑いです)
FUJIはさ、神宮寺の「まずは1バース」でもうすべてを委ねちゃうんだよね。あなたの好きにしてほしくなっちゃう。この暑さでも身一つでも安定感ハンパない。神宮寺が売る壺ならぜんぶ買う。平野が「いつまで経っても生まないLove」で腕時計を見る仕草をするんだけど、その瞬間太陽の光に晒されすぎてて、平野、太陽と同じくらい発光してるから彼まで陽の光になって消えちゃうかと思った。涙出た。すぐ「Put your hands up〜!」って言ったからああよかった平野紫耀だってなったけど。俺らが繋ぎ止めとかないと(なんか情緒おかしくなってない?)。岸のシャウトがぜんぶものすごく調子良かったけど(真夏の青空が喜んでた!)、「ぶっちぎってくぜ」が囁きver.でギャップぅうううう!ってなった。
もうブチ上げてくれて最高〜〜〜〜!ってなってたらさらに踊りはじめて本当にこの人たちおかしいwwwやめてwwwww(もっとしてwww)ってなった。
7. BON
膝付きからはじまるBONじゃなくて、ダンスブレイクからの勢いのままはじまる「王者が掻っ攫う〜」BON。おっそろし!どのBONも好きだけど、このBONも好きなんよ。俺のまわりは「We Make Bonsai〜♪ 3人の天才〜♪」をポップに歌っててそこ歌うんだ!って新鮮だったけど、よく考えたらBON以外でポップに歌えるとこここくらいだし俺も歌ってたw BONの手の上がり方も半端なかったよ。どんだけ花咲かせるねんってなったw私は「膨らんでくイメェージィ!!!!」でウワァ〜(ウワァ〜?)ってやるのちょう楽しかった。
8. GOAT
元気すぎだろwwwって言いたくなるこのタイミングでのGOAT w平野さんとかもうだいぶ暑そうなわけ。そりゃ暑いでしょと思うんだけど、「………暑い💢」の感情(かどうかは知らないw)が、FUJI BON GOATにハマってて最高だったな、最高。
たぶんここのGOATのラストあたりだったと思うんだけど、花道にゴッゴッ言いながら3人が出てきたら、観客がわ〜ってそっちに動いていったの。昔Jのコンサートでよく発生した現象なんだけど(今もあるのかな?w)、マナー云々じゃなくて(見てて危ない!ってほどでもなかったから)、やっぱイケメンがいると人って自然と吸い寄せられてくんだなってなった。スタンドから見てたから地上の温度感わかんないけど、ファンがってより、後ろのほうでゆるく見てた感じの老若男女がわ〜〜〜!ってなってておもろかった。
でさ、終盤に差し掛かったあたりから私、「今日、INZMを歌うはずでは」(俺の予想)ってなってたわけ。始まる前は3曲目くらいで、サプライズなんですけど〜昨日Mステで披露して〜いつ発売なんですけど〜ぜひチェックして〜みたいなMCの流れとかでくるのかと思ってたんですよ。でもどう考えても、もう時間的に終わりそうだしw、FUJI BON GOATの、ブチ上げのこの流れからの、INZM初披露は人類にとって無謀にしか思えないわけw1曲1曲ゆるく歌ってるとかもなく、全部ガチなんだもん。とか考えてたらGOATの尺伸ばして(※)「まだまだいけますか〜!?」とか言い出すしwおかしいだろwこっちがどこまで行くのか聞きたいよwだからあ〜歌うと見せかけただけでしっとり i 聞かせてくれるのかな?(ロッキンセトリより)それもそれでよきよきウェルカムよくらいな気持ちになってたわけ。だがしかし。
※伸ばしていたわけではないことがリスパで判明w
9. INZM
こわいでしょ。GOATやりきったーーー!ぶちかましたーーーー!!!フェスさいこ〜〜〜〜!みたいな空気で終わったのに、「次でラスト!俺たちの新曲です!」って、容赦なくズンドコはじまる。信じられない。冗談もやすみやすみ言ってほしい(暑い)。ていうか確認したいんだけど、後半怒涛の流れすぎて3人そんなに水飲んでないよね?観客ももう「ギャァアアアァアア!!!」って大歓喜だし、なにより「新曲やれる〜!やったーーーー!」みたいな顔してやりはじめたのがすごかった。観客も熱湯のなかに浸かってるんかってくらいビョンビョンZMZMしててアツすぎた。
GOAT BYC BONと比べたら、ダンスパートそんなに多くないと思うんだけど、「息があってる」というかバイブスあわないと歌えないであろう不思議な楽曲。今もINZM聞くと「もっと上×4」あたりからフェスの光景、あの熱が蘇ってきてしょうがないw
すべては彼らが見たい景色を「見にきた」んだと思った。こうしたらこうなる。いや、こうしなければこうならない。それがよくわかってる3人だと思った。エンタメには「ベストタイミング」ってもんがある。偶然ではなく必然。絶対に掴みに行くし、全員連れてく。それを具現化し、見せつけられたINZMだった。痺れた!
間違いなく、いままで見てきた3人でいちばんかっこよかった。私の感覚でいうと、この人たち常に誠実だし顔がいいので、いい意味で特別「ビジュがいい」こともなければ(いつもいいので)(悪いときがない)、「調子がいい」こともない(いつもいいので)(悪いときがない)と思っていて、おおよそどれが好き?って話になっても「いちばん」とかない(選べない)ってなることばかりだったんだけど、私にとって一生忘れられない景色になる、「ベストパフォーマンス」だったな。やっぱり負けなしで進んだ”決勝戦”でしか見れないドラマってあるじゃん。きてよかった。
最後に、神宮寺さんが爽やかに「水分補給してねー!」と去っていったあと(なぜここでまだ爽やかでいられるのか)(謎すぎる)、ベテランMCの方が出てきて「この気温であのパフォーマンスはすごい……」とおっしゃっておりました。それな〜〜〜!!!
夏フェスとNumber_i
ツキヨミを踊り切って5人揃って肩で息してたキンプリを思い出してた。あのとき、こういうアイドルってかっこいいなって思ったから。「やり切る、出し切る」ステージが今の彼らにもあってよかった、と。三浦大知先生が「歌って踊る(筋肉)は歌って踊らないと鍛えられない」とおっしゃっていたけど、その部分がメキメキと成長している。私は彼らがJで生まれ育った部分(感覚)を愛していて永遠に大事にしてほしい(というか消えるものではない)と思っているけど、「歌って踊る」ことに対してはいい意味でちゃんと区切りがついて、やりたいように、目指すところに向かってできてるんじゃないかなあと感じる。「素で勝負したい」という考えの平野に絶好のステージであったと思うし、コーチェラに出たり、地上波の音楽番組にまた出てきたりして、「3という(少ない)人数は僕らの個性、やりがい」「普段から3人のバイブスを合わせて、環境が整っていなくても、100%のパフォーマンスができる技術を」等々、彼らが生まれ変わってから向き合ってきたもの得たものを、このサマソニで実感することができた。
↑これは私がNumber_i 初期(初期)にこれまでとの「違い」(グループ名とかメンバー構成以外で)をはじめて感じた部分なんだけど、のちにMステのロケ(?)トークで平野が「自分が色々細かくいうのはウザくないか?」と確認していたベリーベリーキュートな話にも繋がると思う。グループっていうのは決まり事だけでも面白くないし(個性が見えなくなる)、逆に個に驕って戦おうとしてもうまくいかない。この辺りの塩梅をどうとるかが、グループの特徴にもなっていくわけで。Number_iはいいグループだと思う。
転換するセットもなければビャービャーするライティングもない、My Face Printうちわもなければペンラもない、花道はあるけど屋根もなければ空調もない、衣装替えもなければトロッコで移動するファンサ曲もない。…あるのもあったかもしれないけどw、ほぼなかった。そしてとにかく暑い。暑い。熱い。
そんななかでも、彼らの培っていた「3」で魅せる戦術がとても効いてるステージだった。私は彼らの素材そのもの(良すぎるビジュアルや空気感)を愛しているけど、スタンドから物理的な距離がある場合、素材そのものの良さはあまり見えない…いや私はおたくなのでどれだけ距離があろうと感じてしまうんですけど(妖怪?)、遠くても伝わるっていうのは、案外こういう戦術の部分なんだよな〜とも思ってる(だからスタンド嫌いじゃない)。
と、とにかく「歌って踊る」というパフォーマーとしての部分が素晴らしいという感想を抱いたけれど、それ以外に彼らがNumber_iを結成してこだわり続けている楽曲に対するクリエイティブな部分にも心奪われた。音はもちろん(もちろんと言っても俺にはよくわからん部分もあるが)(耳が悪い)、歌詞やコレオがいちいちキャッチーでドラマチック。それを誰がメインボーカルだとかラップ担当だとかもなく、3人それぞれの、ひとつじゃふたつじゃない数多の魅力…声色で表現するように作られてるから、自分たちで自分たちのギャップが生み出せるのよね。何言ってるかわかんなくなってきた。あらためて、フェスで聞いたらこの曲こんなに面白くて素敵なんだ!インパクトすげえ!って思ったのよ!
私、これまでの紆余曲折を経たことで「こうであってほしい」みたいな考えは抱いてないつもりで、ただ「元気に自由に夢のつづきを」って2グループに対して思ってるんだけど、明確な欲が生まれてしまった現場でもありました。
「トリで出てくるとこ、いつか見てみたい!」
あのさ、もともと、「トップバッター」がやたら似合う人たちじゃんwよく見てたし、今もよく見るじゃん。期待の若手ポジ担ってたり、(いま再び)デビュー年だったり、初出場初登場だったり、シンプルにトップバッターらしい〜ってのもあったけど、パブイメ的にもさわやかで、可愛らしくて、GQが「いまもっともビッグなポップ・アイコンだ」って言ってくれたときのまま、永遠にトップバッターができそうな色もってるのもすごいなって思ってて、それもとても気に入ってるんだけど。
ここまでタフさや揺るぎないもの見せつけられちゃったらさ。サマソニでなくても、なにか音楽や表現のステージで、「積み重ねた先にあるもの」が見てみたいなって思ったよ。それまでよろしくね!
夏フェスと平野紫耀
二次元ではあり得ないビジュアルの良さなので、その圧倒的な華に、生で見ると「カッケェ…」ってなって完全思考停止してしまうのはわかる、わかるんだけど、……まじでダンスが上手いw(新規?)(昨日からの新規?)ダンスが上手いといっても、リズム感だったり、センスや表現力だったり、色々種類や特徴があると思うんだけど、平野のダンスの上手さはそれらに加え天性の「異常な身体能力の高さからくるもの」だとずっと思っているので、遠くから見ても「あいつやべえな」って動きしてるのがわかる。「ダンス上手い界隈」の中でもおそらく唯一無二。って話は何度もしたいんだけど、この暑さでも正確に動けるってことはオリンピック出ても金メダル取れるタイプだなって。
ラップもかっこいい。Pecori氏が「一番格好いいラップができるのは平野」と言っていたように、あの平野にしかない声質(Babyface→リードシンガー、KREVA→ichibanにおける真ん中の声)で、どこまでも戦えることを証明してくれた。
ビジュアルからトータルして、存在がまるごと、すべてがエンタメの宝だとあらためて。平野がエンタメを選んだし、エンタメが平野を選んだ。主人公がいない物語なんてない。この人がいないとはじまらないし、この人がいないと終わらない世に俺らはいる。
平野が前の事務所を辞めた理由のひとつに、体力的・年齢的なこと(要はタイムリミット的なこと)を考えると、この環境で夢にチャレンジすることは難しい(不安でたまりませんでした、とまで言っている)ってのがあったと思うんだけど、……私が勝手にね、そのことを考えると「平野自身が思う、いま見せるべき平野紫耀」を出し切れない時間があったんじゃないか、と想像するわけ。かといってあれは本当の平野紫耀ではなかったとは全く思わないし、楽しさや喜びももちろんあるなかで、表現者として「不安」も抱いていた、焦燥感と共にあったのかな、と。でもそれって、自分の気持ちどうこうじゃなくて、曖昧でもなんでもない、果たさなきゃいけない明確な「約束」と「責任」があったから、それを背負ってたから、この状況ではもうだめだってわかってたんだよね頭のいい子だから(俺の解釈です!)。あのときの約束や責任については「目標届かなかった!」と謝っていてそのあとはもう、彼がそれらをどう捉えてるかわからないけど、今は「この3人で何ができるか」のなかに、平野紫耀がちゃんと生きてるな〜って思う。あの酷暑のなか、27歳の平野紫耀が、あの声で「もっと上へ」って、叫んでるの、まじカッコよかったよ。
個人的にはあの約束とともにあるKing & Princeを愛していたから、前と比べてどうだとか、単純に今のほうがいい!という思いもないけど、今の平野は「本当に戦うべき敵」と戦っているように思う。彼は主人公だからね。そうでなくちゃと思うよ。
(up!)夏フェスと岸優太
私は彼を初めて知ったときからずっと、岸優太を掴みきれないというか、「どんな人かいまいちわからない」っていう思いがあるんだけど、今回のサマソニでますますよくわからなくなっちゃった!へっ!なんだよ!見ても見ても、本当の岸優太はわからないし、岸優太のぜんぶがわかることもない。落ち込みながらのおわれない恋である。
おかしいな〜歌もダンスもクセ強いから、どこにいたって岸くん!ってことはわかるのに。一曲一曲のテンションや空気感が違いすぎて。どこまでも岸優太ってこと?(たぶんそう)スクリーンに映ってる間も、いちばん表情もコロコロ変わる気がする。雑誌の撮影中なんか?と思う表情するのが可愛い。わ!って笑ったり、べ!ってしたり。
って思いながら見てたんだけど、感覚的に、今回思ったのが「静かな人」だったんだよね。いままで(キンプリやNumber_iの)ライブでも、そういう印象を受けたことはなかった。どちらかというと、岸は生で見てもテレビからそのまま飛び出してきた!みたいな、裏表がないありのままの人だな〜って思うことのほうが多かったから。だからフェスってこともあっていちばん「テレビと、いままでのライブと、イメージ変わった!!!」って思ったのが岸だったかも。
で、なんで「静かな人」って思ったのかっていうと、喋らないとか煽らないとかそういうことでは全然なくてw、「歌とダンスに対する集中力がすごい」っていうのが私なりの解釈。佇まい的なことですね。トリッキーなラップパートやってることが多いけど、そのときも勢いだけではこないし(ここはこう表現する、という信念的なものすら感じるwこわい)、はじめて屋外で彼の声を聞いて、岸が歌い出すと風向きが変わるって感覚があった。あれだけ「静」とは真逆の環境で、岸の声って直接届く。囁かれてるみたいな……
たとえばアイドルって大抵「ライブが一番好き」って言うでしょ。芝居とかバラエティとかいろんなお仕事があるなかでみんなそれが自分たちの本業だと思っていて、ライブが好きって言ってくれるんだと思うんだけど(嬉しいよね)、でもアイドルのいうライブって、単純に「生で歌って踊ること」ってよりも、「ファンに直接会えること」って意味合いが強かったりもするよね。「ファンが喜んでくれるのが嬉しい」って、ファンサしてくれたりさ。でも今回それに重きをおかないステージ、歌とダンス、パフォーマンスで勝負ってときに彼の真骨頂を見たって感じがしたかな。とっても幸せそうに歌うから。「歌って踊ること自体が楽しい!」ってアイドル、本当に貴重で有難い奇跡。
もともと私の中でデビュー(KP)までは「歌とダンスと芝居で推されてる子」って思ってた岸さん。キャラがぶっ飛んでるとまでは思ってなかった(知らなかった)からねw光一さん系譜の、どこからどう見ても王道の子だと思ってて、歌って踊りはじめると、”今も”そう思います。血だからね。でも、フェスのステージで見るNumber_iらしさ、岸優太らしさこそが、「王道や伝統」の規格におさまらない新しい世界。それができるのはいま日本でこの人だけ。夏フェスはあの頃の帝劇と同じくらい、「彼が立つべきステージ」だったよ。
(up!)夏フェスと神宮寺勇太
びっくりした。神宮寺勇太だと響きが少女漫画みたいだね!って感じだけど、”勇太”という名の通り、その存在そのものに尊さを感じるくらい頼もしかった。MCで地元なんですよ〜って嬉しそうにしてたのもあって、この地がこの男を生んだのか………って拝みたくなったwさわやかに現れてさわやかに盛り上げてさわやかに去っていったもんwww(凄すぎてわろてまう)
特に後半につれて、Number_iはずっと歌ってるし、ずっと踊ってて、神宮寺はずっと笑顔で腹から声出してた。暑くないのだろうか?(暑いだろ)(暑いって言ってた)。裏にサウンドのオペレートしてるスタッフ等々いるだろうが、このステージで実質グループのスイッチを切り替えてるのはこの人という感じがした。セトリに合わせてまだ終わらないし、なんならまだ上げてくよ!と、観客に対してここまで上がっておいで〜ってしてたのは神宮寺だった。
遊びたい盛りの中学生の夏休み、撮影に向かうバスに揺られながら「俺(仕事が)忙しいほうが好きですよ」と言っていた神宮寺勇太さん(中坊)。まだ緊張感のあるシンデレラガール披露のとき、マイクぶん投げてキャッチして自分のパートを歌い始めた神宮寺勇太さん。最後のBeautiful Flowerで憂いと物寂しさに包まれる中、温かく微笑んでみせた神宮寺勇太さん。ねえ、神宮寺勇太さん。それを私はJの自覚とプライドだと思って眺めていた。いい意味で「いつもカッコつけられる子」だと。でもそういう「どんな状況だろうと」っていう勇敢さは、彼に宿っている本質だったのかもしれない。私の中の神宮寺が彼自身によって更新されていくことは多々あるが、この暑さでもいけんのか!!ってかなりブチ上がった。仕事で夜がふけるほど、どんどんテンションがおかしくなる人って聞いてたけど、暑ければ暑いほど……みたいなこともあるのか?wと思ったくらい。
この先彼らにどんなステージが用意されようと、私は思うだろう。「うちの神宮寺さんやれます!!!!」と。あの振る舞いに、「俺が二人を支えなきゃ、みたいなことは一回も思ったことないです」(Newsweek)というように、”俺が”感がないのもキュンポイントだよね〜わかる?俺にはわかる。あのバケモノのような逸材ふたりを俺が支えてやるんだというよりも、彼らへのリスペクトと信頼があって、メンバーに対してではなく、「ファン」とか「観客」とか、このへんは想像だけどスタッフとかも含む「ステージの空気感」に対して、神宮寺が支えてくれてるという感じがした。で、そういう役割を主に彼が担ってるから、平野は平野でいられるし、岸は岸でいられて〜、というように見えた。INZMという楽曲もそう。あの環境で、あのセトリで、最後にぶちかますのはやっているほうもしんどいだろうが、経験したことのない領域に飛び込んでいくのに、ファンも連れていってくれるのは神宮寺のような肝が据わった人がいるからだとまじで思ったよ。平野がいう、「客観視して見てくれる存在。これからもグループのやりたい方向性・イメージはジンに任せていきたい」というのにも納得。それに今回はファンだけでなく、Number_iを初めて見る音楽ファンもいたからね。全部、大正解だった!
暑さに打ち勝つ心構え(装備振り返り)
私、行く前は相当ネガディブなことしか言わなくてぐだぐだしてました。その話に長らくお付き合いいただいていた方ありがとうございましたw行くまでにはちゃんとギアあげて準備万端にしよう!と思っていたけど、直前に台風やらなんやらで雨かも?電車止まるかも?って話にまでなったら余計、まあ最悪ダメでもしゃーないい諦めるわくらいな感じでw
だから言いたい。「見たいだけなら案外大丈夫!」「むしろ行ったほうがいい、絶対に。恐るな」という気持ち。ただ、サマソニの、スタンド席の場合に限ります私の話はwアリーナは「バタバタ人が倒れてた」らしいので、まだ未知の世界。そことはやっぱり楽しさもしんどさもランクが違いそう。夕方にアリーナに降りて、見え方だけでも確認してくればよかったな〜。
と、いうわけで。来年のための備忘録。
■持っていかなかったら死んでいたもの
チケット→久々紙チケだったので忘れるのこわすぎた
水分→すべて完全に冷凍して、水500ml×2、OS1の500ml、パウチのポカリ、パウチのアミノバイタルゼリー。普段はペットボトルホルダーを愛用してるけど、嵩張るのでサーモスの保冷ランチバッグ(ペットが縦に入る7L)へ全て突っ込んだ。開場までの待ち時間冷凍の状態を首筋に当ててた、でなければ死んでいた。OS1があるという安心感はよかったけど重かったので、300mlかゼリータイプでよかったかも。
豆・塩飴→塩分タブレット必須というけれど、結局苦手を克服できず、ピーナッツとマカダミアで塩分を摂取。あと榮太樓塩飴(梅味)が美味すぎた。
日傘/帽子/サングラス→熱した空気もしんどいが、直射日光がまじでしんどい
ビオレ冷タオル→これすごい。3本使った!し、フェス後に今後の人生でも活用してこってことで買い足した
腕時計→時間大事。太陽光の下だとスマホ見づらい(ババアだから?)
■あったらいいけどなくても死なないもの
日焼け止め→長時間参戦する方は別として、スプレータイプのものを持っていったけど、周囲に人がいて塗り直すタイミングがあまりない。
ハンディファン→着席後に使ったけど、それまでは日傘&凍らせたペットボトル&バッグ持っているとシンプルに腕の数が足りない。腕の数考えて取捨選択しよう
モバイルバッテリー→これも長時間参戦する方は別として、すっごい容量でかいのと予備でコンパクトなやつ持っていったけど、1つでよかった。会場内電波なくてあんまスマホ使ってないのもある
ひんやりミスト的なやつ→周囲に人がいて使うタイミングがない(2回目)ビオレ冷タオルが優秀なので不要だった
食料→シンプルに食欲ないwし、フードが充実してる
■持っていったらよかったもの
タオル→スタンドの座席がえげつなく熱せられててオケツがヤケドしそうだったwので、 なにか1枚敷けるものが欲しかった。てかナンバリングタオルほしかった
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