熱意とやる気のないおたくの話
近年の「推し活」というものについていけない。そもそも私にとって彼らは「推し」ではなく強いていうなら「担当」（自担決まってないけど）。あまり「推している」「応援している」という感覚がなく（もちろん応援していないわけではない）、彼らのことを「ひたすらに好き」「愛している」のであって、それ以上でもそれ以下でもないという意地があった。やる気のないおたくと思われても構わない。
…という話をしたいわけではないです！（なんなの？w）今回の話はもう少し方向性が違う。聞いてくれなくてもいい。いつものように、自分の中で「私の気持ちを整理する」話です。
私さ、いままで数字だとか積む話になると、毎回現代のおたくと価値観合わなくて無駄にケンカをしていたのねw 理由は色々あるんだけど、おたくの言う「〇〇のために」の〇〇にはいろんなワードが入ってきて、そのほとんどに、あの状況ではまったく納得できなかったんだよね。だから頑なに、「欲しいから買う」以外の思いはなかったし、クセつよなおたくからの投書に腹立って仕方ないこともあった→たとえば 地雷を踏んでこないでほしい話（2022年8月） こんなんとか。
といっても、当時は自分でもよく分かってなくて。ただ「数字頑張ったらあの子らの夢が叶うんだ」とは全然思えなくて、数字が事務所の方針に対して「肯定」になるかもしれないのがものすごく怖かった…けど、だからって不買とかともまた違ってさ（だって好きだから！！！欲しいから買う！）。少しあの頃の俺を振り返る（読まなくてもいいです）。
他界隈からきたり、今のアイランドのやり方を見ている人は、必要なのはおたくの後押し（数字）だと思っていたり、文句言うなら〇〇すればと思っているかもしれないけど、「そういう問題ではない」ことがこれまで起こってきたのを見ているので、おそらく今もそういう問題ではないと思ってるんですよ。
結果が全てとなればいい数字を（綺麗事はおいといて）出すしかないのはわかるんだけど、それが、キンプリとファンを繋ぐものになるのか、あるいは（今ではなくてもいずれ）引き離すものになるのか、という話。同じ方向を向ければいいのに。みんなバラバラ。
本人たちも（知らんけど、知らんけどな？）「１位をとりたい」「ミリオンいきたい」とは絶対に思っていると思う。プロだから。でも今いるおたくに「１位にして」とか「ミリオンとらせてほしい」とは思っていないんじゃないかと思う。知らんけどな。そこがズレていったとき、ちょっとこわくないか、と。
本人たちとおたくとの温度差。いらないプレゼントもらったときみたいな、変な感じ。「今はそれしかない」という状況にされているけど、「本当にそれしかない」のか。と言いつつ、それすらあるのかもわからない中で。ものすごくこわい。積むのが間違ってるとかじゃなくて、どうなってしまうのかこわい。
数字が大事！数字で応援！が今のおたくにすっかり定着したことで、それが各グループの評価（Gの特性やメンバー個人の素質や能力）じゃなくて、事務所（についてるおたくの性質・働き）の評価になってたらどうする？それでもいい？俺はそんなの嫌だね。現におたくが作る数字になんの魅力も感じてない。
特に2020年のツイート（当時）は、アイプロ発売前のころで、2020年にスノストデビューきっかけで「数字で勝負」（CD売上）みたいな空気がJ内で急激に高まってた。「売れている」の基準が爆上がった。でも私は「そういうこと？CDを買ったらいいの？」って疑問がずっとあったし、こんな数字数字とかいってるけど2020年ってまだKing & Princeって公式SNSないからね（正気？）（どうしてたん？w）だから、冠もないSNSもない何もない、デジタルもない何もないことが問題じゃん！って思ってた。んだけど、まだ「デジタルは贅沢品」って意識がどこかにあるからさw（よく躾けられたジャニオタでした）
「不満はあるけど今できることをやる」のであれば、超ジャニーズ的な戦略である「タイアップ」でどうにかなるしかないと思ってた（＝積むつもりはないw）。年に３〜４枚ビッグタイアップ付きのシングル出して、そしたらいつか大当たりがくるって信じてた。きもいよね。
・箱置くようになってなにか発売となると「売上が不安です」って投書は絶対あって、あんま共感したことないんだけど（そうなんだ、400枚くらい買えば？という気持ち）、今時ドーナツ状のものでしか聞けないくせにドラマ主題歌くらいのタイアップなきゃ世にはひろまらんやろなとは思うタイアップよこせ。
・もはや売上が2万だから20万だからハーフミリオンだからミリオンだからどうとかはよくわかんなくて、ただ誰もが納得の今年ナンバー1（まあTOP5くらい）ソング！になるにはどうやろうと思うことは、まあずっとある。デジタルに放たれることはなく露出とタイアップがすべてなので。
・音楽活動（ものづくり）に関しては、着実に、っていうのがあるのかなとちょっと思う。そしてそれでいいと思う。ただ国内の波にはもうのらなければダメで、タイアップで売り出してほしいところ。デジタル解禁してないのだから、従来のやり方でできることはハジからつぶしてみなくちゃまじでわからん。
・タイアップ、タイアップ、タイアップ（唱）キンプリがやりたいと思う音楽を見せてくれるなかで、なんでこの曲にタイアップつかないんだよキンプリだぞ！！！！っていう良曲もたくさんあったんだよなつまり何が言いたいかというともったいない。
時代は変わりましたが、人間はCD買わない、音楽番組もない、ますますタイアップしかないよな？と思っています。
地道にファンを増やすしかないのでしょうか？という投書がきててJの看板背負って「地道にファンを増やす」なんて世も末だなと思って、新規爆誕の仕掛け（タイアップ）をひたすらに打って確実に（確実に）その波にのらせて天下とるんだよJだろってずっと怒ってたんだ俺はまだ怒ってるんだよ妖怪だから
だから売上とか再生回数の話題性だけで、ファンの支えだけでこの結末が「どうにかなったはず」だと思うなら、それはそれでエンタメなめとんなと思うわけ。ならんよ。
でもさ、結局「才能」だけで、その人だけでどうにもならないのがエンタメだと思ってる。どれだけスキルがあっても、センスがよくても、努力してても、顔が良くても、そこにファンがいても、「話題性」がなければ高いエンタメのステージにはあがれない。だからジャニーズのブランドは最強なの。
→これは脱退決まってもまだ「あのときもっと積めば良かった」って言ってる投書が入って、違うそうじゃないってなってるときの俺だけど、やっぱりまだJが天下だと思ってる（痛い）
なんかもう可哀想じゃないwwwずっと「ここでやれることやるしかない」と思ってたし（なんで俺が？w）。
いや今も「タイアップ大事〜」とは思ってるけど（タイアップ欲しい）、いかにもJ的な戦略がすべてではなくて、自分ずいぶん間違ってたなって。だってそうこういってるうちに、GOAT一曲でここまでぶちかませる実力がついてしまったじゃないか。でっかいフェスに出て、志をともにするアーティストとコラボさせてもらって…。
でも、本当に全部に対してそうなんだけど、あの子ら本人たちがどう思っていたか何を考えていたかは私にはまるっきりわからないです。オール憶測。
私は事務所とうまくいってないだろうなっていうのが確信でしかないんだけど（メンバー本人たちvs会社というわけではなく、別の要因かもしれない）今のままでいいよ！事務所ありがとう！っておたくも多いじゃん。満足してる人何割、不満何割だと思う？半々くらい？不満持ってる人なんて1割くらい？w
おたくが求めていることは本人らのやりたいことではないのかもしれないし、会社や社会が求めるカラーが本人たちのやりたいことではないのかもしれない、そういう可能性はゼロじゃないけど、平野はじめキンプリってとりあえず「今」求められてることに対してそういうリアクションする人じゃないと思う
↑これに関しては脱退に関する「一番大きな目標に、全て繋がると信じて活動してきましたが〜」という言葉で答え合わせはできてる。目の前のこと、ちゃんと100000000点で返してきてたよ。
私がただのおたく、一視聴者として見えていることで騒いでいるだけなので、本人たちが中から見ている景色・大事にしたいものは当然また別だろう（私が知ることは絶対にできないだろう）から、本人たちが大事なものは大事にしてほしいのはもちろんなんだけどさ。絶対今のJとキンプリ種類が違うじゃん。
正直、King & Princeという存在自体にはなんの不満もなかったからこそ（むしろ愛しかなかった）、何をどこまで「間違っているんじゃないか」と言っていいのかって思いもあった（言ってるけどw）。あの子たち、こんなに一生懸命やってるのにって。やめてほしいけど、やめるわけはないだろう、やめてどうにかなる保証もない（というより辞めた時点でアウト）（当時）、だからやめるという選択肢が現実的ではないと思ってた。ドームツアーあたりまでは、本人たちもあの場所で希望を捨てずにやっていたと思う。が、それも年末まで持たなかった。
事務所もおたくも感覚狂いまくってるから、ここ数年どんな売上見ても「すごい」以外何も思わなくなってたけど（だってすごいじゃんねw）、初日60万超は「重い」。この重さが伝わる世界が、どこかにあったらいいのに
→脱退しますの数日後にシングル発売日なのシンプルにやばかったよなw
完全に諦めるにはまだ若い、ビジュアルもいいし華もある（素質がある）、帝劇からドームまで埋められる実績もある、場数も踏んでいる、やる気があるのでスキルもついてくる、（もし足りなかったとするなら）何かストーリーをつければ数字も異次元に跳ね上がる、スポンサーもつく、…事務所寝てた？
まあいざ「やめる」となったらどうなるかさっぱりわからなかったよね。想像もつかないのでただひたすら絶望してた俺w
でも、いま、彼らの素質も、活動そのものも、思いも、数字も、いろんな点と点が繋がる世界に、これたと思う。「楽曲が世界に轟く準備が整っている」んだよ。もう泣きそう。なにこれ当たり前なの？これがスタンダードなの？聞いてないよ！！！！！！！！！！！！
つまりね、コーチェラからのここ数日でものすごくスッッッキリした～ということを言いたい。彼らの想いは推し量ることしかできないので、「ストリーミングで聞けるようにしてほしかった」とか、「コーチェラに出たかった」とか、「海外のヒットチャート入りたかった」とか思ってたんだな〜とかまではわからなくて（もちろんそうなってよかった！！！！！！はず）、もっと複雑で大きなビジョンのなかで今の活動があるんだろうけど、すべてひっくるめて「間違いじゃないこれが俺のAnswer」なんだろうなと思えるので（スゴイよね）、であればもう「数字ってさ〜」とか面倒くさいこと俺もう言わない。数字大事。点と点をつなげるために数字大事。次からは１つの点になるよ。もともと生きてく上で人としての熱意ややる気やマメさや向上心に欠けているので、おたくとしても何かが大きく変わるってこともないと思うんだけど（CDは積まないと思う）、シンプルに「応援したい」よね。だいすきだからね！
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