夢のつづき

おたくをするのは、「夢のつづきが見たい」という感覚に似ている。

今は、ああ“私の見ていた夢”からさめてしまったなという気持ちで、さみしかったり、ぼんやりしたり、時折あの夢を忘れないように思い出して、でもあまりこの混沌とした中で振り返ると、夢って「思い出そうとすると忘れてしまう」し、あの夢の記憶に(今の)色んな思いが混ざらないように、蓋をしようとしたりして。塩梅がむずかしい。

しばらく、金曜23時のあの悪夢が、あまりにひどい悪い夢すぎて、いやいや夢の途中なんですけどぉぉお!?っていう混乱のなかにいて(大混乱w)、認めるとか認めないとか、受け入れるとか受け入れないとか、そういう現実っぽい切り替えをする気にもなれず、うなされて、相当なダメージを受けたじゃん。まじであれは語り継いだほうがいいレベル。俺は事務所を許さない。

まあでも、今は新たなKing & Princeと、じぐひらと、あとはもう岸、岸は大丈夫だろという謎の自信があるので、その姿を見て、私の夢は最高の夢であった(完)と思えたことは、よかったです。やっぱり、何事も、タレントの笑顔。これに尽きる。心からのそれなのか、そうでないのかは、見てればわかる。笑っていてほしい。

どういう視点でどんなストーリーの夢を見ていたかは、おたく100万人いれば100万通りの話があると思うので、私が勝手に見ていた夢が…というだけで、彼らがアイドルとして、人として、誰かの、今もその夢のつづきや、新たな夢のなかにいるだろうとも思うし(みんな楽しそうで何より)(元気になった?)、私も彼らで別の夢を見るかもしれないんだけど(てへ)(顔が良すぎるだろ)。

涙が出るくらいまぶしくて胸がしめつけられて、しつこくああどうしたら夢のつづきが…と思わなくもないけど(まじで思わなくもない)(いや思う)、あの夢からはさめてしまったという切なさの中で、私が見ていた夢と、彼らが見ていた夢の重なる部分(あるはず)をいつか思い出したときに、「ああ、あのとき、最高だったよね」と笑えるようなら、いい。たしかめるすべもないけど、そうだといい。

King & Princeに出会えてよかった。King & Princeは史上最高傑作。この目で、この耳で感じられて、確実に世界でいちばん、しあわせでした

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