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喧嘩番長から学んだこと

皆さんが一番印象に残っているゲームは何ですか。
私は小さい頃から色々なゲームに触れてきました。
初めて買ってもらったゲームは、ゲームキューブ用ソフトの「NARUTO 激闘忍者対戦4」。今もですが当時はNARUTOが本当に大好きで、幼稚園から帰るとお気に入りの大蛇丸で舜身という相手の背後に瞬時で移動するという卑怯技でCOM相手に本気になっていました。
ニンテンドーDS用ソフトの「ポケットモンスター ダイヤモンド」もお気に入りのゲームの一つです。小学一年生のクリスマスプレゼントで、周りの友達が通信して遊んでいてサンタさんにお願いしたのを覚えています。地上でポケモンを育てず地下探検で化石ばっかり掘っていた小学生でした。
中学生の頃に遊んだゲームと言えば、PS3用ソフトの「Call Of Duty Black Ops2」。今考えればCEROレーティングZ区分のゲームなので本当は遊んではいけないのですが、当時はそんなことを考える訳もなく夢中になって朝までニュークタウンにいました(笑)

本当に沢山のゲームを楽しんできたなあ、と書きながら思っています。
一番印象に残っているゲームは?と聞かれたら喧嘩番長と答えると思います。喧嘩番長シリーズを知らない人に説明すると、2005年にPlaystation2で発売された喧嘩番長を皮切りに、PSPでも遊ぶことが出来る作品も発売されている人気不良喧嘩ゲームで、喧嘩番長3では主人公が修学旅行先で訪れた京都(ゲーム内では郷都となっていますが完全に京都の風景です(笑))で何故か各都道府県の番長と出会い喧嘩していくゲームで、大変面白いです。

喧嘩番長3

ただ一番オススメしたいのは(初代)喧嘩番長。主人公である田中ヤスオが転校先の高校に行く途中の駅で、黒真連合と名乗る謎の集団の下っ端、田城に絡まれている不良を助けるところから物語は始まります。ストーリーは単純で、私鉄「極東線」沿線上の高校の番長を倒し仲間に加えながら黒真連合の総長 剛田竜司を倒すとクリアとなる。しかしプレイした事がある人は分かると思うが、クリアまでのストーリーが面白いことは勿論、道中で沢山の要素が盛り込まれており非常にやり応えのあるゲームになっている。

黒真連合総長 剛田竜司

まずは「仲間との絆」。最初は敵対していた者同士でも喧嘩を通じて心が通っていく様は何度やっても心を打たれる。
ストーリー中盤には陣場高校の番長 蜂屋茂が登場するのだが本当に人が出来た良い漢でして。喧嘩が強い事は言うまでもなく成績も優秀で、イケメンで男女問わず人望が厚い。そして可愛い彼女もいる。本当に羨ましい限りです。ただその彼女は蜂屋が喧嘩するのを頑なに止めようとするのですが、その理由は蜂屋の心臓には疾患があり本来なら喧嘩なんてしてはいけない身体なのです。それでも友達が他校の不良に絡まれていると知れば、直ぐさま駆けつける友情に厚い漢なのだ。
ゲーム終盤になると心臓の疾患が悪化した蜂屋を10分以内に助けないと死んでしまうイベントが発生します。イケメンで成績優秀な上、彼女もいる蜂屋を不本意ながら(?)何回か殺してしまったことはありますが、助けた際に流れるムービーは1番感動するシーンで毎回心を打たれる。

そして「恋愛」についても学ぶ事が出来ます。主人公 田中ヤスオは3人のヒロインから彼女を選ぶ事が出来るのだが、フラれることもありゲームの中で沢山会話を交し好感度を上げる必要があります。私は3回ほどクリアしましたが毎回ヒロインに選ぶのは佐々木レイナ。彼女は「極高のじゃじゃ馬」と呼ばれ男子の不良からも恐れられているスケ番で、金髪でロングスカートのギャルのような格好なのですが、本当に性格が良いんです。見た目の事もあり、最初はツッパって反抗するような態度を見せるのですが、一度心を開くと自分の気持ちに正直になれない可愛らしい一面を持ち合わせています。そこのギャップに惹かれ私は毎回ヒロインに佐々木レイナを選んでしまうのでしょう。
佐々木レイナは主人公 田中ヤスオのストーリークリア後に設けられているスケ番編の主人公として操作可能になります。気合を溜めるために行ううんこ座りをさせてスカートの中を覗こうとしても、見ることが出来ない仕様になっているのは残念ですが。

佐々木レイナ


恋愛についてもう一つ。武心大附属女子高校の番長で飯島という女子がいるのだが、唯一この高校だけ飯島を惚れさせる事が出来れば、喧嘩せずとも制圧することが出来るという仕様になっている。なんとも恋の力は偉大、、、。

武心大附属女子高校 飯島靖子

その他にも、パラメータとして男気というものが存在するのだが、良い行いをしたら男気が上昇し周りから好印象を持たれる、悪い行いをしたら男気が下降しシャバくなっていく。最終的にはシャバ神となり街を出歩いているだけで警察に逮捕されるようになる。「良い行いを心掛ける」ということも喧嘩番長から学んだ。ただ新宿の街を練り歩いているOLの胸を見るとお金を落とすので、これだけは良い小遣い稼ぎとして継続していたが。(笑)
ストーリークリア後には裏ボスとして自宅の駐車場にいる親父と戦うことができるのだが、今までの比にならないくらい強く「親父の偉大さ」を学ぶことも出来る。

親父に初期パラメータで挑む

ここに書いたこと以外にも本当に沢山のことを喧嘩番長から学ばせて頂いた。ただ肝心の「喧嘩」については、ゲーム内で繰り出す裏拳からのハイキックが強いという事以外、一切何も学ぶことが出来ず、中学生の頃サッカー部の先輩から肩パンをされた時も「痛いですよ~」と苦笑いを浮かべることが出来ませんでした、、。

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