デザインのパターン出しのコツ💬💬💬
🎄 Ateam LifeDesign Advent Calendar 2023 ❄️
12/14 は @snd-07 が担当します!
この記事について
普段webデザイナーとして、UIや簡単なグラフィックを作成していますが
パターンをたくさん出すことが苦手です。。。
いつも似たようなものばかり出来てしまう
パターンの振り幅が小さい
数を作っても、こういうパターン作ってみて、と言われることが多い
こういった悩みを抱えていましたが、(少しずつ)自分の型ができてきたかなと思うので紹介します。
結論
観点を分けてパターンを出そう!!
before
設計と、表層のパターンを一緒くたにしてパターンを出してしまっているか
表層のパターンばかりを出していました。
いくつか作ったつもりでも、全部レイアウトの違いでしかなかったのです。
(入れないといけない要素をこねこねしてるだけでした)
(※必ずしも間違いではなく、そのフェーズが重要なこともあります)
after
手を動かす前に、考えるべき観点を洗い出し・1つ1つの観点でどんな選択肢が取りうるか洗い出すようにしました。
結果、違ったパターンを出せるようになり、抜け漏れも少なくなったように思います。
詳細
実際に、どう切り分けているのかを紹介します。
情報設計
ユーザーに一番伝えたい情報は何か?
どんな言葉で伝えるのが良いか?
何を、どの順番で伝えるかを見直します。
見せたいのは、値引き額?最終の値段?
同じセールのバナーでも、意図によって違うパターンを出すことができます。
テイスト
どんな印象を与えたいのか?
安売りセールのように感じてほしいのか
品を保ったまま、値引きしてますよを伝えたいのか
など、情報をどういう風に感じてもらうのか?によってパターンを出してみています。
レイアウト
情報設計でおおむね決まってきますが、
その中でも細かいパターンを出すことは可能です。
情報設計、テイストなど骨子が決まったあとに行ってください💡
松竹梅
制作物によっては、期日やプロダクトの制約などに縛られることがあります。
最小限の工数でやるなら?
時間を使っていいなら?
といった松竹梅のレベルづけをして案を出すと、現実的にここまではできそうだね/ここからは別の工数でやろう、と着地する判断基準にすることができます。
まとめ
狙い、設計によってアウトプットは変わるはず
案の違いをはっきり答えられないとき、なんとなく違いを出しただけな可能性
今回リストアップした項目がすべてではないですし、
1つ1つの項目を、掘り下げて切り分けることもできると思います。
パターンが2つある場合、2つ違う考え方をしたんだよね?と問うようにしてから、「こういった観点でパターン出せていないな」と気づけるようになったので、よければ試してみてください。
終わりに
ここまで読んでくださりありがとうございました。
誰かの参考になると幸いです。
みなさまの考え方も、よければコメントで教えてください!
明日のアドベントカレンダーは @f0lst さんです!お楽しみに🎅
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