理由のあるデザインをする
こんにちは。おそのです。投稿を週1でしたいと思っていたのですが、なかなか自分の考えをアウトプットするのは難しいことだと気づきました。
もっと頻度をあげれるよう、頑張っていきたいです。。。
つい先日、卒業制作を終えました。
大人に、子供の時のように行事を楽しんでもらいたいと思い、お酒が届くサービスのしくみと、届くお酒の包みをデザインしました。
これで、「芸大生」という名前で何かを制作することがなくなり、これからは、お金をもらってデザインをすることになります。自分の中で、1つの区切りです。
デザインを4年間学んできて、「デザイン」の意識が変わりました。それを、記録に残せたらなと思ったので、ありのままの気持ちで書いていきたいと思います。
▼大学三年生まで、デザインが楽しくなかった
なんとなくの気持ちでデザイン学科に入学し、なんとなく授業を受けてきました。三年生までは、デザインがどちらかというと嫌いでした。
当時の気持ちをそのまま書くと、「何を作っても受け入れてもらえないから」です。自分の作ったものは、最終的に先生の言われたことに従ったものになってしまっていたので、何だかモヤっとした気持ちでいつも最終プレゼンを迎えていました。
▼自分の好きなデザインしかしていなかったことに気づいた
当時の私は、自分の好きなものしか作っていませんでした。
こんな感じ
紙ものが嫌いで、ウェブサイトばかり作っていた
明朝体が嫌いなので、ゴシック体ばかり使っていた
暖色が好きなので、赤色やオレンジばかり使っていた
問題、目的に対して、それが正しいのかどうかではなく、自分ができるものにどうにか繋げていたんだと思います。
だから、「ダメ」と言われることが、好きなものを否定されていることでとても嫌だったのです。。
ですが色々な経験をしていくうちに、自分の好みかどうかではなく、正しいか正しくないかでデザインすることが大事だと気づきました。
▼「理由のあるデザインをする」と決めた、大学四年生
・見て欲しい人が若者だから、若者に慣れ親しんだサイトを作る
・人の感情を表した言葉なので、明朝体を使おう
・熱い気持ちを蘇らせるため、赤色を使おう
理由をちゃんと言えるものを作るようになってからは、あんなに嫌だったダメだしも、嫌いじゃなくなりました。
「そこは、こういう理由でこうしたんです」と自分で言えるようになってから、人からもらうアドバイスは、自分の意図を汲み取ってもらえたものになりました。
今までは、その理由がなかったから、ただ否定をされるだけと感じていたんだと気づきました。
▼これからデザインをする上で大事にしたいこと
今まで気づいたこと、学んだことを生かして、大事にしていきたいことが2つあります。
①理由のあるデザインをする
大学4年生から決めたことは、これからも続けていきたいと思います。なんとなく、という言葉で終わらせない!なぜそうなるのか?常に問い続けて、1つ1つに意味のあるものを作っていきたいです。
②見た目にも、こだわりを持つ
大前提として、見た目のきれいなものを作れるようになるという意識は忘れずにいたいです。理由があっても、その見た目が悪いのは違うと思うからです。技術面、見る目はどんどん鍛えていきたいですし、そのための勉強もサボらないようにしたいです。
大学4年間、思い返せばたくさんのことを学んで、気づくことができました。その経験をただの思い出で終わらせずに、これからの自分のエネルギーにもしていきたいです。
今回は、自分の決意表明、大学生終わりの締めにさせていただきました。これからも頑張ります😃
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