いいデザインのために「アフォーダンス」と「シグニファイア」を理解したい
この記事について
「アフォーダンス」と「シグニファイア」について自分なりに要約しています。
※D.A.ノーマンのいう(デザインの文脈で話される)アフォーダンス理論について記述しています。
※間違いなどありましたらご指摘ください🙇♀️
アフォーダンスとは
物理的なモノと人の「関係」のこと。
例)椅子がある
座ることができる
→座ることをアフォードしている
持ち上げることができる
→持ち上げられることをアフォードしている
小さい子供は椅子を持ち上げられない
→椅子を持ち上げることをアフォードしていない
アフォーダンスは、モノと主体の能力が合わさって決定される
↓
アフォーダンスがあるかどうかは、
モノと主体の能力双方に依存しています。
シグニファイアとは
適切な行動を「伝えるもの(サイン)」
マークや音、知覚可能な標識など
ものごとを示唆したり、それがどう行われるべきか示すもの。
アフォーダンスのシグナル的な要素をシグニファイアと呼びます。
なぜデザインで重要なのか
一貫したエクスペリエンスをデザインするために必要です。
アフォーダンスとシグニファイアは、それがどう動くか・どんな操作が可能かを発見してもらう「発見可能性」を得てもらうための項目に定義されています。
発見可能性を得るための6つの原則
アフォーダンス
シグニファイア
制約
対応づけ
フィードバック
概念モデル
シグニファイア>アフォーダンス
アフォーダンスは、人とモノの間で起こりうるインタラクションなので
知覚可能なものもあれば、そうでないものもあります。
知覚可能なアフォーダンスはそのままシグニファイアとして働いてしまうので、曖昧な場合は間違って働くことも。
↓
うまく実行してもらったり理解してもらうために、シグニファイア(意味のあるサイン)を提供してあげましょう。
まとめ
アフォーダンスとシグニファイア、それぞれの定義と違いを知る
シグニファイアによって、正しいアフォーダンスにしてあげよう
一貫したエクスペリエンスにつながる
もっと詳しく知りたい方は、誰のためのデザイン?をご覧ください。
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