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私たちの2025年見通しを解説します。
こんにちは、すなっちゃんです。
年越しの瞬間は、イギリス人の友達にバカみたいに飲まされたせいでフラフラになりながら迎えました。それからは記憶がほぼありません。
さて、今回は「私たちの2025年の株式市場見通し」を詳しく説明します。
強気なのか?弱気なのか?どのセクターが上がるのか?どのようなシナリオになるのか?
全て解説します。
私たちは、「米国株投資家が集まるオンラインコミュニティ」を運営しています。ここでは年間勝率85%を超える私たち2人が行うトレード(デイトレ、スイング、長期など)や、2000-3000文字程度の限定記事(相場の見方や決算の解説など)を毎日投稿しています。この記事そ含め、過去に投稿してきた記事を全て閲覧することも可能です。
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それではいきましょう。
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2024年には、経済の先行き不透明感、金利上昇、米国大統領選挙などの不安要素があったにもかかわらず、金融市場と経済は健闘しました。正直、想像以上でした。
米国の経済成長は一貫してトレンドを上回り、家計は消費を続け、インフレ率は落ち着き、S&P500は2年連続でなんと20%以上上昇しました。
2025年を見据えると、この好調な経済の勢いは継続すると見ています。しかし、経済成長のペースと米国株式市場の利益は鈍化する可能性があります。米国のGDP成長率は鈍化するものの、消費者の強さと回復力のある労働市場に支えられ、プラスの成長を維持すると予想されます。 私たちの見解では、こうした堅固な基盤が、今後も米国株式市場の拡大を支えるかと。ただし、今後はボラが激しくなり、得られる利益もより控えめになる可能性が高いと思います。
今、絶対に認識しておいていただきたいのは一つです。それは、景気後退や景気低迷の兆候は見られない、ということです。
しかし、これは「今は」という話です。2025年のシナリオには、金融市場が乗り越えなければならない新たな不安材料が織り込まれています。その中には、トランプ次期大統領が税制、規制緩和、関税などの問題に取り組むにあたり、新たな政策に関する不確実性も含まれます。また、投資家の皆さんは、経済が堅調で、赤字が拡大し、インフレが範囲内に収まっている場合に、中央銀行の政策やFRBが金利をどの程度引き下げるかに注目していく年になると思っておいてください。
しかしもし私が予想するように市場のボラが高くなっても、投資家が株式や債券のポートフォリオをバランスを調整し、多様化し、質の高い投資を追加する機会であると、私たちは引き続き考えています。
ということで、私たちが予想する2025年に起こる9のシナリオを説明します。
1. 米国の経済成長は鈍化するが、「ソフトランディング」が優勢となる
2025年を見据えると、米国経済は引き続き好調な経済の勢いを維持すると考えています。2024年の米国では、FRBの目標を上回るインフレ率と高騰する借入コストにもかかわらず、消費は堅調に推移していました。
FRBが利下げを継続し(2025年にはおそらく2~3回にとどまると思います)、インフレ率が引き続き緩和され抑制された状態が続くと予想されるため、米国の家計の状況は今後1年でいくらか改善すると見込まれます。賃金上昇率もインフレ率を上回る水準を維持すると見込まれるため、消費者は実質賃金の増加の恩恵を継続的に受けることができるでしょう。
経済成長は今年前半にはやや減速し、おそらく1.5%から2%程度になるかもしれませんが、景気後退陥ることはないでしょう。特に、2024年の大半で縮小傾向にあった米国の製造業部門は、今後は安定し、拡大する可能性があります。しかし、米国経済の約77%を占めるサービスセクターは、特に低所得層を中心にレジャーやフードサービスへの消費が控えられることで、成長が鈍化する可能性があります。
しかし、米国のGDP成長率は2025年後半に向けて再び加速する可能性があると見ています。その主な理由は以下の2つであると考えられます。
FF金利が、たとえ現在の水準をわずかに下回る程度であっても、2025年末までに実体経済に波及し、家計消費と企業消費を支える。
規制緩和や減税を含む成長促進政策が年末までに具体化し、消費や金融市場の好転につながる可能性がある。
これらは関税や貿易戦争に関する不確実性によって相殺される可能性もありますが、このリスクは特定の業界やグローバルな競合企業により多く含まれると見ています。2025年末までに見られる可能性がある成長促進の動きを上回るものではないはずです。
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