見出し画像

現代の肥満問題:ケネディとマスク、どちらの意見が正しいのか?(コミュニティ限定記事)

こんにちは、すなっちゃんです。

最近はもうピザとパスタを週8で食べているので、近い将来はデブのイタリア人になる気がしてきました。

さて、今回は肥満問題に関するテーマです。肥満問題は現代社会における深刻な課題ですが、その解決策をめぐって議論が絶えません。

特に私が注目しているのは、「ロバート・F・ケネディ・ジュニアとイーロン・マスクの対立した意見」です。

今回は、「GLP-1の薬剤療法が優れているのか、それとも生活習慣の改善が鍵なのか?」というテーマで考察していきます。

それではいきましょう。

────────────────

先日、いつものようにXをボーッと眺めていたところ、私が尊敬する経済学者が、とある医療従事者にリプライで、医療問題について質問をしていました。その質問の内容は、「肥満」についてです。

質問の内容:「コレステロール値が高い場合、スタチンを処方する前に、一定期間の『生活習慣の改善』を勧めるのが標準的な治療法のようです。これは一体なぜなのでしょうか?だって、保険適用の患者の場合、薬代は基本的に無料であり、その効果も基本的に保証されています。そして、生活習慣の改善は無料ではありません。つまり、患者は行動を変えなければなりません。しかし、行動の変化に失敗するか、変化は成功してもコレステロール値は高いままなので、効果は期待できません。

つまり、この方はそれぞれの戦略の相対的な価値を考慮していない医療従事者のアプローチは非合理的じゃないか、と質問したのです。さらに、心血管疾患のリスクが比較的高い人々について議論している限り、費用対効果の評価では、即座にスタチン系薬剤を使用することが明らかに優位であると付け加えていました。

するとこの医療従事者は、「経済学者とばかり話しているのではなく、もっと外に出て実際の患者と話すべきだ」と返信をしていました。

無症候性の人々に対する「予防的治療」について話しているのであれば、患者(経済学者やエンジニアも含む)のほとんどは、薬の服用に抵抗を示しそうです。実際、無症候性の人々が薬を求めるのは、最近では減量のためのGLP-1(肥満治療薬)を求めるときだけとのこと。

保健社会福祉省長官に任名されたロバート・F・ケネディ・ジュニア氏の肥満問題に対するアプローチは一貫しています。「対応の第一線はライフスタイルであるべきだ」という主張です。ジュニア氏がワクチン反対の声明で医学界に不安を引き起こしたことを考えると、ジュニア氏のこのアプローチは現在の医療行為と完全に一致しています。

ここから先は

1,328字 / 2画像

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?