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UBERが長期的に伸びる理由

こんにちは、すなっちゃんです。

イギリスに来てはや1ヶ月、一番嬉しい出来事が「晴れた時」になってきました。それぐらい曇ってます。

さて、今回お話しするのは私が長期的に上目線で見ている銘柄「UBER」です。なぜ強気なのか?リスクは?目標株価は?などなど詳しく解説しています。

それではいきましょう。

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最も評価している点は?

私が一番評価しているのは、同社の規模と強力なネットワーク効果です。

Uberのサービスは2面性を持つプラットフォームと考えてください。一方にはサービス利用者、つまり車で移動したい人々がおり、もう一方には、自家用車を使って利用者を目的地まで運ぶドライバーがいます。Uberの利用者が増えれば増えるほど、ドライバーにとってはより有益になります。なぜなら、自分の時間をより有効に使えるようになるからですね。また一方で、プラットフォーム上のドライバーが増えれば、ユーザーにとっては待ち時間が少なくなるため、より魅力的になります。

月間アクティブプラットフォーム消費者(MAPC)数という数字があるのですが、同社の2024年第2四半期における数は1億5600万人でした。これは、前年同期比で14%の増加になります。

また、配達面では、Uber Eatsはサービスを強化する波及効果が見られます。より多くのレストランがプラットフォームに参加することで、より幅広い選択肢に魅力を感じたより多くの顧客基盤を引き付けます。顧客数の増加により、拡大する顧客層にアピールしたい新規レストランにとって、Uber Eatsはさらに魅力的なものとなります。これにより、レストランと顧客がお互いに利益を得るサイクルが生まれ、Uber Eatsは成長するにつれてより価値が高まる相互接続型のコミュニティを構築することができます。

つまり、同社の規模とネットワーク効果によって様々な恩恵を受けられるのです。この恩恵はもちろん財務にも明確に数字として示されています。画像のグラフは、収益がどのように増加し、販売およびマーケティング費用の割合が減少しているかを示しています。

あとはみなさんご存知、ロボタクシーの影響についても説明していきます。

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