
腹囲が気になる福井の旅 夜の一杯、お腹いっぱい お食事処飛騨 19.11.25 19:00
福井の市内を少しフラフラして、ホテルまで戻ってきて、少し飲み足りない気分なのでホテル前の怪しさ満点の居酒屋へ。
大体、越前に来ている観光客が飛騨なんていうところで呑むかねぇ。って自分のことだが。
飛騨っていう店名も正直確認できないのは、そういう意識があるからだろうか?
越前おろしそばの大きな幟を掲げているのだが、越前おろしそばって結局大根おろしが乗っていればなんでもいいってことなのか?
外見からも決して進んで足を踏み入れやすい雰囲気ではないのだが、ホテルの周りにはあまり選択肢がないので仕方なく店に入った。
店はサービスのおっちゃんと調理のおっちゃんの二人で営業中。
何がありますかと聞くと、なんでもあるというのがだ、あまり詳しいメニューがない。やっちゃったかなと思わすわるい予感がよぎる。いざとなっても、このおっちゃんらなら勝てるかなと自分を安心させたり。
セコガニという越前ガニが今は旬だとかで、お安くするという話。幾らだと聞くと1500円でいいという。さっき魚屋で2000円で売っていたやつのことだよなぁと・・・もしかしたらアタリか?
とりあえず頼む。後はおまかせ状態。おっちゃんが☓☓あるよというと、気にいるといいよとこちらが答える。
出てきたセコガニは食べやすいようにしっかり処理までされている。
まじか。これがこの値段でいいのだろうか?この時期の越前がに。まずいわけがなく酒がいくらでも進む。
日本酒も福井の日本酒を出してくれて、後は時間とともに酔いが進む。お腹が膨らむ。
ヘシコもうまい。刺身もうまい。
何だこの店、やるじゃないか。
締めに越前そばまで出してくれた。
ここの越前そばはぶっかけるパターンだ。
もっとも飛騨なんていう店の越前そばだからどうなんだろうとは思うけれども。
あぁ、昨日の夜もここにするんだったは手遅れな思い。
何しろ福井市内に泊まるのは今晩が最後なので。
もったいないことをしたが、それも一人旅の面白さか。
次に来るときなんていうことはいつになるかわからないほど生活に密着しない福井の旅。
新幹線が開通したら、こういう店って無くなっちゃう気がするのだけれども。
残ってほしいなぁ。何しろうまいから。
福井に泊まるチャンスが有る人には絶対オススメなのだが。
しこたま飲んでしこたま食べて5000円でお釣りが来た。
10000円前後は覚悟したのに。
果たして、何が幾らだったか全然わからないけれども。