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【北海道函館市】北国の旅の空、函館港は秋景色 青函連絡船摩周丸 24.11.14_14:15
函館の市場を抜けて、港に係留されている青函連絡船見物に。
高倉健がトンネル掘りの映画を撮影する前、津軽海峡は船で超えていた。
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上野発の夜行列車を青森駅で降りて、北へ帰る人の群れは連絡船に乗り込んだものだ。
飛行機がまだまだ高価だった頃、トラックや乗用車、バイクを乗せて船は津軽海峡を越えていた。
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青函連絡船は、何度かの事故を乗り越え北海道と本州をつなぐ足であったが、青森の竜飛岬から北海道の吉岡までトンネルが掘られたことで、JRの連絡船の営業は終了した。
今ではそのトンネルを新幹線がくぐる時代に。
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新幹線はまだ札幌まではたどり着いてはいないけど、時代はそういう事になっている。
当時を偲ぶ青函連絡船も、函館に一隻、青森に一隻観光用に残るのみ。
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台場の船の科学館の青函連絡船は、女衒のテレビ局よりも先にいつの間にやらなくなった。
若い頃、バイクで日本中を放浪していた頃、何度もお世話になった連絡船。
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昔を思い出しながら回る摩周丸観光はお一人様500円。
そういう思い出のない世代にとっては、どうって言うことのないただの鉄の船だろうけど。
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将来に向かってここにこの船が残り続けられるか・・・ちょっと厳しいかもしれないなぁ。
年末に石川さゆりが歌い続けているうちは大丈夫かもしれないけれど。
嗚呼、函館湾は秋景色。