【横浜市港北区】ラー博、30周年記念企画 あの銘店をもう一度 第一弾の井出商店 22.07.11_17:30
ラー博が30周年になるらしい。
30年前なんて・・・個人的には笑っちゃうような記憶しかない。
まだまだバブルの頃。日本中の人間の頭がおかしくなっていた時期だ。
ラーメンブームが来ていたんだよなぁ。
もうあまり思い出せないけど。
日本中に隠れた美味いと言われるラーメン店が発掘されていく。
それまではラーメンなんてチェーン店くらいでしか食べなかったものだ。
外食産業も今みたいに溢れているわけじゃなかったし。
ラー博が出来た頃の感想なんてただの賑やかし程度にしか思っていなかった。
伊勢佐木町にカレーミュージアムってのも出来て、どちらかというとそちらに足が向いていたものだ。
バブルが崩壊して、雨後の筍とのように出来ていた食のテーマパークというものが次々となくなっていく。
結局残ったのはラー博だけじゃないかという現実。
コンセプトがしっかりしているって、やっぱり強いよなぁ。
時代の荒波を30年間揉まれ続けてもラー博はなくなることがなかった。
そしていま、30周年記念としてあの銘店をもう一度ということで、過去出店して卒業していったラーメン店が順番に期間限定で出店させようという企画が始まった。
その第一弾が井出商店。
和歌山の井出商店がラー博に2022/7/1-2022/7/21まで期間限定で再出店!
まだまだコロナ禍が続く中、素晴らしい企画じゃないですか。
客足復活の狼煙のようなものになればいいね。
ということで、井出商店。
ラー博卒業後も和歌山まで食べに行ったくらいお気に入りだった店。
まろやかで優しい感じのとんこつ味。
最長の待ち時間、最多杯数の売上。ラー博の記録保持者だ。
結局この短い出店期間で三度訪れたからお気に入り度はただごとではない。
地方の味に触れられるのもラー博の魅力なわけだ。
今日頼んだのは特製中華そばと早鮨。 1050円と150円。
早鮨の150円は正直安すぎると思う。
それくらい美味い。
これだけ5個位食べたいところ。
ビールが飲めればなぁ。
そしてラーメンはやっぱり安定の味。
これこれ、これこそ和歌山の味だね。
丁寧な出汁にちょっと粗野な感じのバラチャーシュー。
なるとの代わりに梅のデザインのかまぼこ。
和歌山ですわ。
首都圏に出店してくれればありがたいけど、たまに食べられるときを思い描いて生きるってのも悪くないな。
遠距離恋愛みたいなものかも。
またいつか、巡り会えることを・・・。