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伊那出張編 ホテルの朝食と朝散歩  21.10.08_05:30


伊那の宿泊はは繁華街から遠い街道沿いのホテルをとった。


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喧騒を離れてというとかっこいいが、コロナ禍で街に喧騒はない。
逆に街道沿いのほうが騒々しいくらい。
そのくせホテルは常に満室みたいで駐車場は夜遅くオフィスから帰ってくるとほぼ満車で空いている場所を探すのが一苦労な状態。工事の人の宿泊が多いみたいだ。


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ホテルは街から遠いが天竜川にほど近い。
薄暗いうちから朝散歩に出てみた。
気分は井上井月だ。


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伊那谷というくらいだから、四方は山に囲まれた地形。
2つのアルプスを天竜川が切り裂いている。
天竜川が長い時間をかけて右へ左へ蛇行した結果が伊那谷の平地を作ったのだろう。


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そんな街の日の出は遅い。
山から日が上がるので、海岸線よりも余分に時間がかかる。
しかも、連日山の上に雲が薄くかかるので、日の出がますます遅くなる。

ホテルの朝食の時間とかぶってしまうのでそそくさと散歩。



たゆたゆと流れる天竜川は暴れ天竜とはなんのこと?というようにゆったりと流れている。


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水運で栄えたらしいのだが、谷底を流れる川はあまり農作物を豊かにするという使い方はできないみたいだ。


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川沿いの旧家だろうか?土蔵がある家が目立つ。
柿がなったり、空き地に蕎麦が植えられていたりと秋深いといった風。


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もうすぐ冬に閉ざされるのだろう。
収穫の祝福と入れ違いに、住民はだんだん気が重くなる頃だろうか?



伊那の冬ってどんな感じだろう?
谷底に寒気が貯まるのかな?そうなると厳しい越冬になりそうだ。


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今回の出張はそうそうに一旦帰って、来月再びやってくることになりそう。
その時は冬の底だろうか?


早朝の散歩なのに、どうも重い空気を感じるのは、冬将軍の露払いが始まっているからかもしれない。


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こういう地方に何年か暮らしてみたいとも思うけれども、窮屈そうで近隣の付き合い生活は大変かもしれない。
寒さのせいで無口になるのが何より辛そうだ。


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それが伊那の第一印象。
これからしばらくお世話になります。


ホテルの朝飯が何より美味いのが良かったことかな。
もっとも、自宅ではろくに料理をしないから、外で何を食べても美味しいんだけれども。
大浴場があり手足を伸ばせて入浴できるのもいい。
仕事はびっしりハードスケジュールだけれども、車通勤で通勤時間が短いのもいい。
ただこの暮らし、絶対太るな・・・。




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