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ツツジにほだされ谷中巡り 谷中の街 19.05.03 14:20

根津神社への道すがら、谷中の街散歩です。

亀戸から日暮里まで都バスに揺られた。
冷静に考えてかなりの距離で、錦糸町の駅前でこんな路線を見つけたときはちょっと疑心暗鬼だったが、座っていれば着くので電車で何度か乗り換え移動するよりは全然楽ちん。浅草や上野の街を車窓に見るのはなかなかない体験で面白かった。都バスなのに飛ばさないからものすごい時間がかかったけれども(笑)

日暮里駅で都バスを降りて駅を超え山手線の内側へ。最終目的地は根津神社なので、定番の夕焼けだんだんを下って谷中銀座へと突入しても良かったんだけれど、観光客の波に飲まれるのを嫌って墓地へとよれる。

谷中霊園は感應寺と寛永寺の墓地で、今は礎石だけが残る幸田露伴の五重塔があったところとして有名。江戸時代、匠の意地と技工によって嵐に耐えた感動の五重塔も昭和の時代に放火で全焼ってところが壮大なオチ。その他にも、最後の将軍徳川慶喜の墓や保守本流の鳩山一郎、日本画の大家横山大観、新一万円札渋沢栄一など錚々たる人物が眠る。いびきがうるさそうでは有るが。
歴代徳川将軍家の墓もあるのだけれども不親切なことに説明板があまり整備されていないのが残念。もっとも観光用ではないのだろけれども、歴史の偉人の墓くらいもう少し丁寧ななにかがほしいかな。

谷中霊園から昔ながらの町並みが残る谷中、根津、の坂を下って根頭神社へ。

谷根千めぐりの観光客をたくみに避けたつもりなのだけれども、お蔭で散歩的にはつまらないものになってしまったかな。
谷根千をしっかりめぐろうと思ったら一日がかりだし。どうせなら人の少ない平日にしたいし。という思いが強すぎたか。

何しろ、あの店も行きたい、この店も行きたいって気持ちはあるのだけれども、たどり着いたところで大行列という落ちが谷根千巡り。一人じゃ行列を待つ気にもならないじゃん。

とりあえず、タイムリーに渋沢栄一の墓参りができたことで、今日のところが良しとしておきます。
これからは、新しい高額紙幣にご縁がありますようにm(_ _)m



新高額紙幣の顔 渋沢栄一の墓がある谷中霊園はこの辺り




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