美の巨人たちにほだされて鎌倉五山散策 円覚寺参拝 20.11.01 08:30
美の巨人たちで鎌倉五山が取り上げられたらしい。
(相変わらず見ていないけど)
見ている見ていないとは関係なく、テレビに出たのなら行きたくなるのは昭和のオヤジの発想か?
というわけでやってきた北鎌倉。
あれよあれよという間に11月になっているという、2020年マジック。
ついこの間来たばかりだけれども、あのとき鎌倉五山が特集されることを知っていたから、わざと外しておいたのだ。
まずは北鎌倉の駅のそば、鎌倉五山第二位の円覚寺から。
個人的には、雰囲気があって鎌倉では一番好きな寺の一つ。
鎌倉五山第一位の建長寺に比べて優しい雰囲気がするのは自分だけか?
建長寺ってどこか権威的なんだよなぁ。
円覚寺も建長寺も文化の日に絡めた週末は宝物風通しが行われる。
堂宇に寺宝を並べて風を入れ、それを見物させるという趣向なのだが、今年はコロナ禍で中止。
こんなことが何年も続いたら、寺宝にカビが生える。大丈夫だろうか?
円覚寺では宝物風通しが行われるはずの大方丈では宝物は風通しをせずに座禅会場になっていた。
本当は居士林と呼ばれる堂宇で行われるはずの座禅なのだが、風通しを考えて大方丈で行っているらしい。
コロナ禍で散々だね。と、一言で済ますにはいろいろ大変すぎですわ。
しかし、毎年のことながら、宝物風入れの時期と紅葉の時期が合わないのが残念。
11月の頭じゃ木々が色づくはずもない。
シーズンオフのイベントなのか、季節が良いからなのか?この時期の風入れってなんなんだろう?
円覚寺はゆったりと取られた境内に浸って、夏目漱石も愛した山門を見ていれば幸せな気分になるのだから良いのだけれども。