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【北海道松前町】北国の旅の空、晩秋の松前 北の城下の寺町散策 24.11.13_11:30

 松前城の北側に松前神社を筆頭とする寺社町がある。

 普通の藩の普通の寺社町なら城から遠く配置して、町の外郭の守備に活用するのが普通のはずなのだが、もうお城の中のような場所に位置している。

 松前神社は明治維新後にできただろうから仕方ないけれど、その他の寺院がほぼ場内に当たり前のように軒を並べるところって・・・

 お城の北側の弱さを補っているのだろうか?


 その寺社の中に、法幢寺がある。

 歴代の松前藩主の菩提寺だ。

 寺には墓と位牌が安置されている。

 松前氏は若狭武田氏につながる血筋。

1454年に蝦夷地に渡ったらしいので、歴代藩主となるともう途方も無い歴史が重ねられている。


 墓は、石造りの堂宇の中に収められているのだがその異様さというか、おどろおどろしさは怖くなるほど

 0万石だけれどもね。

 蝦夷地に栄えた不思議な藩の不思議な菩提寺。

 そして不思議な自社町。

 江戸時代の蝦夷地の社会は、本州とはだいぶ異なるみたいだわ。




松前の移動


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