【栃木県日光市】わ鐵の一日 終点、間藤駅 22.05.01_10:00
今日は一日わ鐵散策。
地方のローカル線には惹かれるものがある。
でも、この鉄道は銅山開発のために引かれたもので、郊外の銅山では公害が問題が・・・日本近代化の光と影。
公害問題や政治問題は素人だけど、被害者の苦労と田中正造の苦労・・・正直足尾にはイヤな印象しかないのだけれど。
とりあえず、やってきたわ鐵の終着駅。
車で来たのだが、逃げ道のない山道の国道を軽自動車がゆっくり走って全然前に行かせてくれなくて困った。これもまた郊外の公害問題なのだろうか?
銅山の営業も終わってしまって必死に観光列車への印象操作を行っているわ鐵。
終着駅はカモシカが見られる駅として売出し中だが、駅前工事中では、当分カモシカも寄りつくまい。
銅山も閉山だというのに、商店もない、歓楽街もない、病院もないこんな山の中に住んでいる人が住んでいることの不思議。
人間ってなんのために生きているんだろう?
終着駅への執着なのか。
便利に慣れすぎたせいだろうか?出張の連続で放浪的な日々を送っているからだろうか?住み慣れた街の良さの意味がわからないのだ。