晩秋のGoTo沖縄の振り返り　20.11.29

空港のデッキで夕日に染まる滑走路を見ながら沖縄旅行を振り返る。
2020年は沖縄の世界遺産登録並びに沖縄サミットから20年。沖縄海洋博覧会から45年の記念の年。
そこに上手いこととかく評判の悪いGoToトラベルが始まったのでそれではとやってきてみたわけなのだが。

以前、沖縄に来たのはまだこちらも若かった頃だから、もう、20年、いや30年くらい前のこと。
ゆいレールもなかったし、沖縄の観光もこんなに開発されていなかった。沖縄観光といえば、守礼の門にひめゆりの塔とハブとマングースの対決。
そんな頃の印象と今の沖縄を重ねると、流石に大違いで驚くことばかりだった。

基地の問題はあるものの、戦争の爪痕っていうのももう殆ど感じられなかった。
コロナのせいなのかアメリカ兵もあまり見なかった。
沖縄と本土に格差は殆ど感じられない。

ゆいレールがひかれていたのも大きい。
とかく時間にルーズな沖縄で、初めて時間通りに運行する公共交通機関。
駅から駅への移動はバスなんて当てにするより断然便利だ。

そういえば、昔は高速道路だってなかったよなぁ。

ただ、本土との格差がなくなるってことは沖縄らしさも失われている気がした。
いい感じで調和が取れればいいのだけれども、便利、便利に走ってしまうとどうしてもらしさが犠牲になってしまう。日本中が画一化していく。パッケージ化が一番安上がりなのだろうが。

12月も目の前だというのにT沖縄シャツ短パンで過ごせるっていうのは驚きのアドバンテージ？
夏の暑さは考えたくないけれども。

地上波で日テレが映らなかったことが一番の驚きかな？
沖縄で日テレが映らないなんて・・・そりゃ保守も野球も低迷するはずだ。

今度沖縄に来るのはいつになるかな？また、30年後じゃこちらの命が持たない。
毎年冬に来てもいいくらい暖かさは文句のつけようもないのだけれども、毎年GoToがあるはずもなく、正直いつになることやら・・・が正直な気持ち。

次が早めにあるのなら、本島ではなく離島っていうのも行っておきたいところだなぁ。本当に。