【埼玉県嵐山市】鎌倉殿の畠山氏、史跡めぐり 牧歌の里の平沢寺 22.09.29_11:30
畠山重忠の拠点であった菅谷館からほど近いところ、嵐山バイパスを少し外れたところに平沢寺がある。
天台宗の寺院で号は成覺山實相院。
今ではこじんまりとした寺院だけれど、かつては七堂伽藍が並ぶ広大な寺領を誇る古刹だそうだ。
源頼朝の乳母、比企尼の屋敷も寺内にあったとか。
今の比企郡一帯は秩父党と称するものの有する土地だったそう。
その関係から、平沢寺は秩父党に継続する畠山氏との関係が深かった。
秩父等は畠山重弘の時代に畠山氏、川越氏、江戸氏と別れて武蔵国各地を領することに。
平沢寺は、畠山重弘の子の重忠によっり造営されたと伝わる。
寺はすでにかつての姿をうかがい知ることはこんなんだが、牧歌的な風景はきっと昔のままなのだろうなと。
武士の鑑の精神は、こんな条件で育まれたのか・・・
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