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【北海道松前町】北国の旅の空、晩秋の松前 観光施設で歴史を知る 松前藩屋敷 24.11.13_13:00

 松前城の北側の奥に松前藩屋敷という観光施設がある。

 松前城の城下町とはお城を挟んで反対側、二束三文の山の中。

 まぁ、よくある昔の街の再現施設なので今更感満載。


 でも、松前藩って蝦夷で米が取れなかったので石高0万石の大名。

 アイヌとの交易で武士の生活が成り立っており、アイヌの品物で北前船が成り立っていたと聞くと、どんな街だったのだろうかと行ってみたくなった。

 漁業と海洋貿易の街の姿がそこには・・・

 蝦夷の物品を求めて日本中から商人が集まり、アイヌとの仲介を武士という身分の人達が行う不思議な社会の成り立ち。

 北前船で届けられる日本各地の品物。

 富は集まるのだけれど、武士ってそれで良いのか?

 そんな北の外れの町の生活が垣間見える。

 こんな幸せな生活がずっと続けばよかったのにね。

 いや、アイヌの人達の搾取と苦労の上に成り立った生活だったのだろけど。

 米が取れていたらまた違った文化になっていただろうなぁ。

 ニシンの群れと同様、良かった時代はもう来ないだろうけど。




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