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【岩手県遠野市】みちのくひとり旅9日目 遠野ふるさと村で曲がり家見物 23.11.25_10:00

みちのく9日目。朝、夕から降り続いた雪が朝には結構つもていてビビった。

早朝も結構な勢いで降雪していたので、これはまずいことになるかも・・・とちょっとビビっていたけれど、観光に出発する頃にはとりあえず雪は上がった。

歩道とかには結構雪が残っていたが、車道は車が蹴散らしてくれたためなんとか走れそう。何しろこちらはノーマルタイヤ。まさか雪が降るとは・・・東北恐ろしやだ。

でも、街がいい感じに雪化粧していて昨日とは違った風景に出会えたけれど。奥州の冬が始まろうとしている。

昨日の伝承園からかなり郊外へ外れたところに遠野ふるさと村がある。

遠野のあたりにあったであろう古民家を集めた施設。

南部曲り家が多数移築されていて、ふじわらの郷同様ロケセットとして利用されているみたい。

もっとも雅ではなく、庶民の暮らしのロケ地だけれど。

運営元は伝承園と同じところらしい。
古民家曲がり家が思いの外集まってしまって、伝承園には収まりきらず、郊外に広い敷地が必要になったのだろうか?

それにしても、昔の暮らしを見られるっていうコンセプトはわかったけれど、敷地が広大で歩いて回ってへとへとになる。

昔は、これくらいの密度で人が暮らしていたってことなのだろうか?

かっぱや座敷わらしが出てきてもおかしくなかったかもしれないな。

でも、農家とはいえ、曲がり家に暮らせる人は幸せだ。

小作の人はこの周りに掘っ立て小屋みたいなものを造って暮らしていたのだろうか?

それとも、村の外に・・・。

富めるものとそうでないもの。そういう比較も見てみたいものだ。
隙間風の掘っ立て小屋では生きていくのに厳しかろう。

そうそう、猪苗代で貧しいと有名な野口英世の生家の復元が立派な家であったことを思い出した。
貧富の差って言っても、今ほどなかったのかもしれないなぁ。




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