腹囲が気になる福井の旅 若狭湾遊覧で福井の旅大団円 19.11.30 12:53
若狭は小京都または海の奈良と呼ばれているようで、明通寺や若狭彦神社以外にも重要文化財に数えられる建築物がたくさんあるらしい。残念ながら今回は見ることができなかったが、改めて若狭に腰を据えて訪ねてみるのも悪くないかも。
お魚センターで寿司を食べて夕方の帰路のフライトまでまだ少し時間があるので、道路を渡った若狭フィッシャーマンズ・ワーフという施設に行ってみた。
海産物を扱う観光施設なのだが、桟橋があり若狭湾の遊覧ができるようになっている。
結構遊覧船って好きなんですよ。
歩く必要もなく、座っていていろいろなところに連れて行ってくれるのはありがたい。しかも海の上、特別感は半端ない。
1時間程度の遊覧で1400円程度の料金だそうだ。
遊覧船も東尋坊で乗って以来。時間もあるし乗ってみようかなとチケット売り場に向かう。
すると、今日は風が強いのだか波が高いのだかで湾内遊覧で外海には出れませんとのこと。蘇洞門とかって外海の為見られないらしい。
そもそも蘇洞門がなんだかわからない程度の観光客。船に乗れればOKなのですということで乗船。
流石に週末、出港時間には8割程度の席が埋まっていたので需要はあるみたいだ。
湾の外に出られないので見どころ少ない若狭遊覧。
原発については当然触れない。どこが原発なのかも多分説明はなかったはず。
というのもいい感じの船の揺れでうとうとして半分くらい寝ていたから(笑)
これが腹囲が気になる福井の旅の最後のイベントだというのにね。
でも、そんなのんびりとした空気感が福井なのだと思えば、それはそれで正しい行為だった気もする。
原子力発電を押し付けられ、過疎地の悲哀、関西の闇の部分を一手に抱える福井県。
その御蔭で、ではないだろうけれども、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸する。
新幹線が来れば毎時間東京から何百人という人が送られてくる。その分東京へ何百人という人が出ていくことにもなるのだが。
増えた人の往来は新しい文化を運んでくるだろう。今ののんびりとした雰囲気は一気に淘汰されるかも知れない。そうなる前になんとか訪れたかった福井県。
どう変わっていくのか、どう新しくなっていくのか?ちょっと楽しみではある。
しかし若狭って名前、どうしても都知事の小池の子分だった特捜検事副部長の髭面がダブル。
うだつが上がりそうもないなぁ。今後も多分。
というわけで、腹囲が気になる福井の旅。若干尻窄みだけれども、無事に大団円、私の腹囲が気になることに関しては永遠に続く・・・ですが。