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【埼玉県ときがわ町】鎌倉殿の畠山氏、史跡めぐり 山奥の寺 慈光寺参拝 22.09.29_09:00

 大河ドラマの鎌倉殿の13人が面白い。

 三谷幸喜の脚本が面白いのか、NHKの演出がいいのか?
 週替りの主人公を演じる老若実力派俳優。

 その中で、佐藤二朗が演じる比企能員と中川大志演じる畠山重忠が秀逸だ。
 どちらも武蔵国の御家人だということで、彼岸花見物ついでに縁の地を尋ねることにした。

 まずは畠山重忠の縁の地散策。

 宿泊の東松山から驚くほど山の中に入ってきたなぁと思えるところに立つのが都幾山一乗法華院慈光寺
 坂東三十三観音霊場第9番札所。

 平安時代には勅願所となった天台宗の別院で、源頼朝や徳川家が帰依した古刹。
 法華経、般若心経など巻物の国宝を持ち、いくつかの堂宇が重要文化財に指定されている。

 山奥にひっそりと佇む割に立派なお寺だ。

 源頼朝が奥州征伐の際の戦勝祈願を行った寺は、今の嵐山町に菅谷館を構えた畠山重忠も帰依した。
 奥州征伐の祈祷を行った寺の厳耀は重忠の伯父で重忠の子も別当を務めたと伝わる。

 幽閉されて自刃した源範頼(かばどのネ)の子も別当になっている。
 不思議な寺だ。

 
 古くは女人禁制であった古刹は、まぁ山の中です。

 広大な境内は当然アップダウンの宝庫。

 しんと静まり返った境内に、オヤジのあがった息の音だけが響く。

 重要文化財の数々の堂宇は見どころ満載だが、いわれがよくわからないので少し残念な感じ。

 もう少し勉強してから来るんだったかな?

 昔は延々歩いて登ってきたんだよなぁと思うと、その苦労への思いだけで頭が下がる。



 


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