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例年になく桜のタイミングが微妙なので久遠寺のしだれ桜を見に行った 久遠寺奥の院 21.03.20 09:20
身延山久遠寺は、本堂や堂宇が立ち並ぶ境内の奥、久遠寺の奥の院「思親閣」へと参る。
久遠寺の奥の院は、本堂からは徒歩でも行けるのだが、親切なことに身延山ロープウェイがかけられている。
全長は1665m、高低差は765mで関東一。聞いただけで到底歩く気にはならないけれども、大人往復1500円は高いか安いか。
日蓮はここを風雨をいとわず毎日登っていたらしい(見たわけではないが)何も、毎日登って降りてくる必要があったのだろうか?
テレビもネットも電気もない時代なら、別に奥の院に滞在したままでも良かったのでは?思いの外効率の悪い人だったのかも知れない。
奥の院で日蓮は出身地房総の両親を思っていたらしいのだが、空海もしかり、日蓮もしかり、どうも昔の教祖って人は親を思うことが多い気がする。SNS時代のいい人アピールなのだろうか?
修行ってそんなものなの?心頭滅却すればの精神は昔はなかったのだろうか?親を思いながらする修行って・・・素人目にも煩悩だらけじゃん。
巨大な伽藍が立ち並ぶ境内のように派手さは無いけれども、立派な堂宇が立ち電気が通っているってことは、ロープウェイからじゃ気が付かなかったけれども車が通る道路はあるのだろう。そう思っちゃうとありがたさも中くらいか?
奥の院の標高の高さはそれだけで霊的であり魅力的だが、今日は富士山を見ることが出来なかったのは残念。
標高が高いから桜も一切咲いていない。それもすごいことだ。
名物のくし切り団子を食べて下山。苦しさや死から切り離せるのなら、コロナ禍も怖くないな。
苦や死からは切り離されても労はやっぱり苦手な部類。なので下山は当然ロープウェイで(笑)