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【スペイン巡礼16日目】ついに「頭の道」を歩き始めた!


2024/06/09 スペイン巡礼16日目
【 Burgos - Tardajos 11.1km 】

今日はようやく歩けそうなので、一つ先の街タルダホスまで無理せず歩くことに。

朝、アルベルゲの前のカフェに立ち寄ろうとしたら、イタリア人夫婦のジータ&ファビアーノが!
私に向かって手を振ってくれている!♡

嬉しさ全面に駆け寄り、この前くれたポピーを押し花にしてることを伝えた。

《 ジータ&ファビアーノとの出会い 》

日記の一番後ろに挟んだポピー


そしたら2人とも、とっても嬉しそうにしてた。
ファビアーノは胸に手を当てながら「 I am so happy 」と、私を孫を見るかのような目で優しく真っ直ぐに伝えてくれた。
ジータは別れ際に小さな身体で私をギューっと抱きしめてくれた。
必ずまた会おうね。

可愛い夫婦♡


その後はジェシーにも遭遇して、意外とみんな同じところにいるんだなぁと少し安心した。

次の大都市、レオンまでは平地が続くそう。
少しずつ痛み始めてる右膝が落ち着いてくれると良いんだけど...

ブルゴス大聖堂の裏側かっこいい


フランス人の道の巡礼路は、3つの道に分かれていると言われているらしい。
スタート地点のSJPPからグラニョンまでは、山脈を越えて歩く「肉体の道
グラニョンからレオンまでは平地が多く、考えごとにぴったりの「頭の道
レオンからサンティアゴまでは「魂の道

私は今、「頭の道」を歩いている。

が、頭の中はトイレのことでいっぱい。
次の街までの11kmの平地(文字通り11km何もない平地)に茂みとかあるのかな?
朝ならまだしも、もう明るいし。
トイレに行きたくなったらどうしよう...

そんな事ばかり考えてると本当にトイレに行きたくなる気がして、考えるのをやめた。

代わりにSpotifyで「霜降り明星のオールナイトニッポン」や「叶姉妹のファビュラスワールド」を聴き始めた。

そうすると気づけばタルダホスに着いていた。

今日の宿は、綺麗だけど、おじさんばかり。
宿泊者も少ないようだ。

下段は気をつけないと頭を打つ低さ。笑

夜ご飯は別のアルベルゲに併設されているレストランへ。
ペリグリーノメニュー(巡礼者用メニュー)があるかと聞いたが、無いようだ。
宿泊者のみか、もしくは祝日だったからか。

サラダとイカのリング(フライしたもの)を注文。
そうしたらサラダが信じられないぐらい大きかった。

でもバルサミコでさっぱりして美味しかった!

1日分の食物繊維が凝縮されずに一皿に掻き集めましたー!みたいな感じ。
そして注文していたイカフライ...

しかもバゲット付き


これもあり得なく多かった。

今までバルでピンチョスなど食べてたから、スペインのレストランは初めて。
どこのレストランもこんな量なのか。
だとしたらもう1人でレストランには行けない。
こんな時、誰かと一緒に歩いてたら、とつくづく思う。

だけど、私はバルのピンチョスで幸せみたい。
どんな料理かガラスのケース越しに見えるし、頼みやすいし、リーズナブルで、おいしくて最高。

こうやって色んな事を試して、自分の心地よさを探っていくのは何だか良いなと思った。

ブルゴスでは体調不良で飲み歩けなかったので、レオンでは存分に楽しみたい!!!

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