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【スペイン巡礼15日目】偶然の再会と食中毒の悲劇
2024/06/07 スペイン巡礼14&15日目
【 2 days in Burgos 】
一泊したベロラドで迎えた朝。
やっぱり調子が戻らない。
外に出ると小雨、バスでブルゴスに行く事を選んだ。
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最初はバスで移動をする事を少し躊躇した。
“歩いて”サンティアゴに行く!と意気込んでたため、どうしても歩いてゴールしたかった。
何としても歩かなきゃ!と意気込んでいた。
それとバスに乗るのが、正直負けたというか...みんな頑張って歩いてるのに自分だけズルをしちゃったような気がして、なんだか少し嫌だった。
だけど、それって結局何のためなんだろう?
全てを自分で決められる今の環境があるのに、周りのことを気にして、自分を一番に大切に出来ないなんてそんなの違う。
「誰のために歩いてるの?自分のためだよね?
無理しなくていいよ、大丈夫だよ。」
そんな言葉が自分に対して浮かんできて、私はバスに乗る事を選んだ。
小雨の中、バス停に着くと意外にも巡礼者の列が出来ていてなんだか少し安心した。
45分かけて巡礼路第2の大都市ブルゴスへ。
歩いて2日かかるところが、たったの45分って。笑
なんだか可笑しかった。
バスターミナルに着き、ホテルを予約。
道中のフルーツ屋さんに寄ると、なんとロスアルコスで出会ったミミが!!
後ろからMarina?と声を掛けてくれた。
すごい偶然!
思わぬ体調不良で数日休んだから、もう会えないと思ってた。
体調不良なんだ、と事情を話すと、ミミの周りでも色んな人が体調不良になってたり、ファンカルロスもひどいマメが出来て大変なのよ、と教えてくれた。
皆それぞれ色んな事情を抱えて歩いてるんだなぁ。
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ミミが最後に「See you later」と言ってくれた。
魔法の言葉だと思う。
またね、と言われると、また会える気がする。
ミミとはまた必ずどこかで会えると信じてる。
その後ホテルにチェックインした後から酷かった。
身体中の水分がトイレに流れて行ったのではないかと思う程の下痢。
幸い、嘔吐はなかったけど...
以前のサムギョプサル事件(家でサムギョプサルをしたら豚肉が上手く焼けてなかったのか、食中毒にあった)の時も、悪寒がして、下痢が止まらなかったが嘔吐はなかった。
またこのパターンか、と謎の冷静さを保ちながらトイレで過ごした。
かの有名なアナ雪の「Let it go〜♪Let it go〜♪」が、「下痢go〜♪下痢go〜♪ I can’t hold this back anymore〜♪」って替え歌として脳内に流れる。
穴から降ってるのは雪ではない。
笑えない。
次の日。
出し切るだけ出し切ったら、体調も良くなってきたのでアルベルゲに移動した。
やっぱり数日間も休むと顔ぶれが違う。
なんだか少し寂しい気がした。
昨日は何も出来なかったため、荷物を置いてブルゴスの街を少し散策する。
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明日は少しだけ歩こう。
無理せず、10kmほど。
そう自分と約束して、早めに寝床についた。