2+1トーン式のファッション運用

2年ぶりに日本からカナダから帰ってきたのだが、カナダにいたときは服を買ってなかったし帰国時に洋服を大量に捨てたこともあって、着る服が全くなくなった。そのため、改めて洋服をいろいろ買い揃える必要が出てきた。

今回、新しく洋服を買い揃えながら脳内にあった方針や戦略が言語化できそうだったので2023年の自分のファッションレイヤリングの方法論として整理しておく。

2+1トーンコード

基本的に濃薄2トーンだけで揃えて、差し色で1トーンを少しだけ使う。

イメージとして、2トーンが下地。下地だけでもOKだが、飽きたときにその上に1つ色を乗せる。

また、2トーンは組み合わせのしやすさを優先する形でもある。

2トーン

2トーンは「濃い色」と「薄い色」の2つで下記のどれかになる。

  • 濃い色:黒、紺色、(茶色、カーキ)

  • 薄い色:白、ライトグレー、ベージュ、オフホワイト

濃い色について、どれか1つだけを選択する。大事なのはそれ以外の濃い色は買わないこと。理由として、それぞれの色で組み合わせると変な感じになるから。例えば黒色+紺色の組み合わせ不揃い感がすごい目立つので。たいていのケース黒か紺色のどっちかになるかと思う。

薄い色について、これは複数を選択していい。理由として、それぞれの色を組み合わせてもそこまで違和感がないため。例えばオフホワイトのTシャツと、ライトグレーのパンツでも色による違和感がそこまでない。

どの色にするか、は「自分がどちらの色が似合うか」に依存するのでパーソナルカラーと要相談。個人差があるが自分の場合は「黒+ライトグレー・ベージュ・オフホワイト」にしている。逆に言えば、紺色、茶色、白色などは基本は買わない。

2トーンで運用

例えば、Tシャツ+パンツについても「濃い色+薄い色」の両方を揃える。これで全4商品を買うことになるが、すべての組み合わせがである4通りの組み合わせが可能になる。

  • 濃色=⚫️、薄色=⚪️、 ( Tシャツ x パンツ )

    • ⚫️👕 x ⚫️👖

    • ⚫️👕 x ⚪️👖

    • ⚪️👕 x ⚪️👖

    • ⚪️👕 x ⚫️👖

割りと普通のことを書いているようにも見えるが、実際は少しでも色があると組み合わせの幅が減る。逆に言えばすべてのアイテムがすべてのパターンで組み合わせできると、バリエーションが劇的に増える。

個人のファッションは個別アイテムよりも組み合わせによるトータルコーディネイトのほうが大事で、かつクセがあるアイテムだと「どのアイテム同士が組み合わせられるか?」みたいな制約が強くなる。

この2トーン方式だと1つ1つのアイテムのクセを極力ゼロにする代わりに組み合わせ可能性をあげることになるわけで、つまりすべてのアイテムで組み合わせが可能になる。

デメリットとして、組み合わせがしやすいが面白みがなくなる。そのため、この上に1つだけ色や柄を乗せるような形を取る。

+1トーン

差し色としてビビットな色を1つだけ差し込む。

自分の場合は基本は青色にしているが、そもそも2トーンコーデの上に乗せるので大抵どんな色でも乗せられるのでどの色でもいいかと思う。ただし、自分のパーソナルカラーとも要相談。

それ以外にも、ここにめちゃくちゃクセの強い柄物を1つだけ入れてもいい。

小物

靴、靴下、帽子、カバンなどもそれぞれ2トーンを揃えたので、どの組み合わせも使えるようになった。

+1トーンも小物を使うことが多くて特に靴下は差し色で使いやすい。値段が安い上にきれいな差し色が揃えやすいので。具体的にはUNIQLOの50色カラーソックス。

その他の運用方針

自分の方針として、下記のような内容も入れてる。

  • キレイめ:素材感などがカジュアルではなくドレス寄りのものを中心にする。

  • 無地:柄などが入ってないものだけにする。

  • リラックス:オーバーサイズやリラックス系の服にする。楽に生活したい。

  • 運用性:組み合わせがしやすい取り回しの良さも重視する。

好んで買わないものとして、ジーンズやミリタリー系など。

終わりに

ワードローブを増やしたくないけど、取り回しがしやすいようなことを考えていたら結果としてこの方式に行き着いた。

とりあえず、この方針で買い揃えてみたけれども今のところうまく運用できているのでこの方針をもう少しブラッシュアップしていく。

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