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ポストコロナに思うこと

最近、急にコロナ前の生活に戻りつつあると感じます。
飲み会や出張も解禁されたところが多いようで、Facebookなどでも「〇〇に出張です」といった投稿をよく見かけるようになりました。
私自身、急に飲み会や集まりが増えたように思います。

職場でも出張などの移動が増え、出社することが増えてきました。
もともと全員が出勤していた会社ですが、コロナで在宅勤務に切り替わりました。私は前から今の会社に興味を持っていたものの、子育てしながらの生活スタイルだと通勤時間がネックとなり応募を諦めていました

しかし、会社が在宅勤務に切り替わったおかげで私は入社することができました。

たくさんの方が亡くなっているので安易に言うべきではありませんが、コロナを契機に社会が変わったおかげで入社できたことは間違いありません。

きっと私だけではなく、子育て中の方や介護中の方、障害をお持ちの方など容易に通勤できない環境にいた方々にも在宅勤務の機会が増えたことは大きな希望となったのではないでしょうか。

しかし、ここ最近一気にその揺り戻しが来ているのでは?と感じることもあります。

もちろん対面でのコミュニケーションはインターネットでのコミュニケーションよりもより近くに相手を感じることもできますし、ちょっとした雑談で話が膨らみ、新たなチャンスにつながることもあると思います。

でも同時に、求められる時間に求められる場所に行くこと自体が難しい社会的なマイノリティの人はどうなるのだろうと思います。

希望の光が見えたと思ったら、2年そこらで何事もなかったかのように元通りになってしまうのではないか、と懸念しています。いくらマイノリティが叫んでも、結局はマジョリティの望む方向にしか進まないのではと寂しさを覚えています。

・・・などともやもや考えていたら、『五体不満足』などで有名な乙武洋匡さんの記事を見て、心から共感しました。よう言うた!

私たちマイノリティはずっと前からリモートワークをやってくれ、オンライン教育をやってくれ、オンライン配信ライブをやってくれと言ってきたのに、まったく変わらなかったんです。
それがコロナによってマジョリティー(多数派)が困難に直面すると、こんなにも一気に変わるのか……。便利になったという嬉しさ反面、私たちマイノリティがいくら声を上げても変わらなかった悔しさも、正直な気持ちとしてありましたね。
リモートワークは私のように移動に困難を抱える障がい者であったり、家で子育てをする方々、親の介護をする必要がある方々にも、働く可能性が生まれると思います。

https://remotework.style/news/ototake-hirotada-interview/

対面の良さを味わいつつも、いろんな選択肢を認める社会であってほしいなとしみじみ考える今日この頃です。皆さんはどう思われますか?


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